「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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群馬より避難母子。頭痛、血便、胸痛、視覚異常等の不定愁訴。のう胞が娘は2mmと3mm、母は6mmと9mm。

2012-06-18 13:51:37 | 福島第一原発と放射能

 群馬から、現在は西日本へ避難されている女性と小学生の娘さんがいます。二度お会いしています。もともとお嬢さんは、アレルギー体質だったため、普通のお子さんよりも、反応が強く出ているようです。しかし、その結果として、むしろいま関東のお子さんでどういったことが起りうるのかという事が、このお子さんにおきていることを通じて、推測できるような内容となっています。鼻づまり、倦怠感、頭痛、腹痛、血便、口元の荒れ、眠気、じんましん、視覚異常、記憶低下、発熱、味覚異常、あざ、足の痛み、鼻血、湿疹、胸痛など、これでもかこれでもかと、不定愁訴がおきています。しかも明確なのう胞が、母子ともにおきています。お母さんのものはある程度の大きさになっています。

 この母子は、お母さん以上に、小学生の娘さんが「これはまずい」という意識をはっきりともっていらっしゃっていて、お母さんよりも、娘さんの方が、「避難する」と強く主張されたそうです。自分のおかしな体調の変化を感じ取り、海外や西日本への移動で、症状が緩和していることから、お子さんの方が積極的な意識が強いようです。小さい子供たちの方が、これから長い自分の命を、きちんと守りたいという意志が、実は強いという事です。親御さんが、お子さんたちをどう守れるのか、そして危険をどう伝えているのかという事を、このお嬢さんの話を聞くたびに、僕はいつも考え込みます。子供たちの方が本質的にすすんでいたりするのです。

 この母子の場合、お子さんの強い意識に、お母さんがついてきていて、お子さんを守ろうとされている。しかし、こういう対応を両親が全くできず、体調の悪い話を抱え込むしかないようなお子さんたちも、他にいるであろう可能性を、僕は思います。こどもの方が本質につながることが多いだけに、本当に複雑な思いがします。

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昨年 群馬の講演後にもメールでご報告しましたが、原発事故~現在までの私達母子(小学生の娘)の体調などについて、
改めてご報告させていただきます。

2011年
3月
地震後の混乱と計画停電などに気を奪われ、全く放射能対策をしない状態。
・娘は、15~16日の夜中から、花粉症の悪化のような、鼻づまりと鼻水が急に酷くなる。 一日中ハナをかんでいる感じ。
・当初は、通常通り登校もしたものの、17日夜から顔の発赤など体調異変。
・18日に発熱。通院し、インフルエンザBと判明。
・インフルエンザ治癒後の3月末も、酷い咳が続く。
・倦怠感が強く、だるそうにしている日が多いが、 親子で、外出することが多い。

4月
月初に、やっとミネラルウォーターが手に入り、この頃から飲食用は水道水から切り替える。
・娘は、スイミング後に倦怠感や酷い頭痛、腹痛を訴え。
 「頭をどこかにぶつけたみたい」な、インフルエンザの時の頭痛とは 比べ物にならないような頭痛、と言いだす。
・また、この日から数日間、排便時に粘着物がついてくる、と訴え。
・中旬には、娘の口周りがアトピー状に荒れる。
・疲れを訴える日が多くなる。
・下旬頃には、娘は、毎日のように頭痛を訴えるようになり、 私もうっすらとした頭痛やめまいが度々。
・急な眠気が襲うことも。

5月
5/2に 黄砂の影響か、外は一面薄黄色の霞がかかったような状態で強い風。
・娘は、その頃からまた咳と鼻水、鼻づまりが悪化。痰が大量に出る。
 中旬には、娘のアレルギーの成分上、今まで食べられていたものや接触しても問題なかったものにまで、反応するように。
・蕁麻疹が出、体が異物に過敏になっている印象。
・鼻血が出る日が多くなる。
・娘も私も、GW頃から視覚異常に悩まされ、勝手にまぶたが半分下がり、眉間やまぶたの上辺りを押さえていないと
 視点が合わない状態に、日に何度も襲われる。眼科にかかり検査するが、異常なし。

6月
この頃から、娘は飲食後(おそらく汚染されたものの食後)の腹痛を訴えることが度々。
・腹痛の後は、粘着状のものが付着した便が出る。
・学校に行って帰ってくるのがやっとなぐらいの倦怠感の強い日が多くなり、 目の下にクマ。
・集中力、記憶力の低下(地図記号が全く頭に入らなかったり、テストの下半分が解いていなくて、                        「あったことに気づかなかった」など)。
・学校で、一人急な眠気に襲われて、机に伏せて寝てしまうなどのことがある。
・時々、原因不明の発熱の日も。
・鼻血の異常(血の塊のような鼻血や、クシャミが連発で出た後に 両鼻からの鼻血など)。
・味覚異常。
・原因不明の赤紫色のあざや、足の痛みの訴え。
・小さなホクロの増加。
・食事中~食後にかけての、体の急な火照りに悩まされる。
・中旬頃からは、娘も私も頭痛、倦怠感の恒常化、 喉の奥の方が貼りつく感じが始まる。
・マスクをしないと頭痛が余計に酷くなるので、親子でマスクが欠かせなくなる。

7月
クラスでも、給食後の腹痛や、プール後の頭痛を訴える子がいる。
・娘、学校で、ひどい頭痛のあまり、その時何をどうしたかすっぽり意識が飛ぶ。
・給食で原因不明のじんましんが度々。
・家でも 飲食物に気をつけるようにはしていても、食事中から食後にかけて、腹痛を訴えることが度々。
・私も娘も、このころから放射能に体が敏感になったのか、 汚染の酷いと思われるところを通ると、                    同時に二人で頭痛を感じたりするようになる。
・私、喉の張り付きが悪化し、閉塞感で苦しくなり目が覚めることもしばしば。

7月末~8月の3週間海外へ保養に出る。
・日本を離れている間は、頭痛知らず。
・ただ、喉の痛みは思ったほど取れずにおり、毎日大量のハナと痰が出て到着後3日後には、原因不明の発熱も。
・するとそれを境に、徐々にハナと喉の調子もよくなり、
 1週間を過ぎた頃には、日本で悩まされていた各症状がすっかり消え去る。

8月
・私も娘も、羽田に到着と同時に頭痛開始。
・2日目からは、喉の違和感、食後の腹痛→下痢も。
・群馬に戻ってまもなく、娘の目の下のクマも酷くなり
 顔色も海外にいたときとはっきりと違うことを実感。

9月
・この頃以降、頭痛で吐き気を感じて寝込んでしまうような日が出てくる。
・娘、背中に湿疹。
・給食でサンマが出、腹痛の起きた日の夜、排便時に少量の出血
 (本人申告、その状況を私は未確認)

10月
・私も娘も、雨の日の頭痛に悩むことが多くなる。
・また、5,6月におきていた視覚異常が再発。
・私、中旬頃の健康診断で、甲状線の腫れを指摘される。
・木下さんの群馬講演に参加、避難の必要性を感じ、早速京都へ体調を確認しに行く。
 娘は京都駅に着くなり「重たいランドセルが背中からなくなった感じ!」と、倦怠感が取れるその空気の違いに驚く。
・京都からの帰りの高速バスの中で、群馬県内の走行中から 急にクシャミが止まらなくなり、突然鼻血。

11月
・私、乳製品を取ると、この頃~蕁麻疹が出るように。 動悸も酷くなる。
・娘は、初旬に、給食のきのこや魚を食べている途中に、 手の甲の辺りとわき腹、足に痺れや痛みが出てきて
 先生に訴えるも、残すことを許されず。
・その後も給食で腹痛を起こすことがほぼ毎日のようになり、 「地産地消」「給食完食運動」の方針に限界を感じ、
 11月末から弁当持参に変更。
・頭痛はこの頃、頻度も痛みの酷さも良くなる。
・外体育の後の、ふくらはぎの痛み。

12月
・初旬に二人で甲状腺の検査を受ける。
 娘、両側に大きいもので2mmと3mm、私は 右6mm、左9mm、のう胞と思われる腫瘍がみつかる。
 血液、尿は正常範囲。半年毎の経過観察に。
・下旬頃、娘が右胸のあたりの痛み訴え。(ギューッと押されるような痛み)

2012年
1月
・娘が 正月休みに、ものもらい。頭痛と顔色の悪化。
・中旬頃、胸を拳で叩いており、「胸がもやもやして、息がしづらいような感じがする」と訴え。
 → 母子避難を決意。
・中旬頃からは、花粉症様の鼻水鼻づまり、目のかゆみや充血、腫れが現れる。
 日に日に悪化し、目の周りが赤くパンダのように。
・1月下旬、急な眠気や視覚異常が再び。クシャミも酷い。
・食べ物にも敏感になり、今まで食べられていたものまで、アレルギー症状が出て、食べられなくなる。(アボガドで呼吸困難)
・1月末~西日本へ母子避難。

避難後
・倦怠感が取れ、本当に体が楽。
・雨の日の頭痛や風向きが悪い日?などの視覚異常などは、関東よりは軽いものの、度々ある。
・初めの1ヶ月は、親子で原因不明の足の指の腫れなどもあったが、
 丸2ヶ月を過ぎたあたりから、いつの間にか治っていて、体調の改善を感じる。
・4月に、一度群馬へ戻った際、甲状腺の気になる症状があり診察を受けた
 ところ、娘も私も腫瘍が一回り小さくなっていることが判明。
 改めて、西へ避難する効果の大きさを(特に吸気による影響)を実感する。
・かといって、飲食物も、西のものだからと安心はできず、時々酷い腹痛や 下痢に襲われるのは日常。
・娘は汚染されていると思われる鶏肉(地元産)を食べた後、血便が出たこともあった。
・ 娘の視力がこの一年で 0.9→0.1に急激に低下。


以上です。

元々娘はアレルギー体質で、化学物質などにも過敏ではありましたが、                                    ここまで酷くなったのは、初期フォールアウトの一番肝心な時に、全く気をつけていなかったことが原因だと思います。
今となっては、あまりに無知だった当時を悔やむばかりです。


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申し訳ありません。様々な理由でバンダジェフスキー博士日本最終講演のDVDが遅れています。

もう少しかかりますが、価格2000円程度でどの程度の方がほしいのか、事前に確認をしたいと思います。

DVDをご希望の方は、下記アドレスに、お名前と希望枚数のみメールください。

これは、事前予約でなく、ほしい人がどの程度の人数なのかを、調べているだけですが、

こちらも予算がない中での作業ですので、メールを頂いてほしい枚数が全体でどのくらいかわかりたいです。

DVDの希望者の受付メールアドレスは dvdbandazhevsky@gmail.comになります。

メールのタイトルは「DVD希望( )枚」 ← ( )は数字を入れてください。

本文はあなたさまのフルネームのみお書きください。

正式に出した時点でお知らせメールも致しますので。よろしくご協力ください。

 

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【6/23(土) 木下黄太講演 IN 名張】

 

 

 

「3.11以降、何が起こっているか〜マスメディアが流さない本当の話〜」

 

 

 

 

 

 

 

日時:6月23日(土)午後2:00〜4:00(開場1:30)
会場:「名張市武道交流館いきいき」多目的ホール大
(三重県名張市蔵持町里2928番地)

 

 

 

予約受付メール:gareki.nabari@gmail.com
料金:800円(開催前日までに予約した場合)、 1000円(当日)
託児あり。

 

 

 

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首都圏の健康被害の状況を話します。大掛かりな講演になります。

 

 

 

【6/30(土)木下黄太講演 in 品川 首都圏の今!!】

 

 

 

6月30日(土) 品川区荏原文化センター(大ホール)

 

 

 

主催 「品川区の子どもたちを守る会」

 

 

 

場所 品川区荏原文化センター

 

 

 

午前の部 開場10:00 開演10:30~12:00(木下氏講演会)

午後の部 開場13:00 開演13:30~16:00
(午後の部「チェルノブイリハート」を上映+木下氏講演会)

 

 

 

申し込み受付  5月23日 2012-05-23 18:20:00 から開始

 

 

 

申し込み締切日 6月20日 2012-06-20 18:20:00で終了 

 

 

 

(最終入金6月21日まで)

 

 

 

お申し込みなど、詳しい詳細はこちら・・・木下黄太氏 講演会のお知らせ

 

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