「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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野球部中学生が甲状腺癌。肝臓に水、喉の異常、大きくなるのう胞、足首や足の裏を痛がる子供たち。福島市。

2013-05-10 01:37:47 | 福島第一原発と放射能

40人限定! 【5/26(日)放射能防御女子会 IN 三宿】

13:10開場。13:30~16:30  「世田谷がやがや館」

申込→ http://kokucheese.com/event/index/90304/

尚、キャンセルもこくちーずでお願いします。詳細は申込ページでご確認を。

参加要件は、独身女子、お子さんのいない既婚女子限定です。「放射能防御プロジェクト女子会」に準じたものです。

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 福島の甲状腺癌を患っているお子さんのお話が届きました。福島市内からの報告です。この甲状腺ガンの結果が出て、その家庭の皆さんは、傍から見ていてもとても辛い状態にあるそうです。このため、おつたえできる情報は限定されていますが、それでも、このブログを通して多くの人に伝えるべきと判断されて、お話も致しました。お話を伺っていて、なんというか、福島で我慢をして押し黙っていた方たちが、おそらくどんどんと黙る訳にはいかなくなっている現実がよくわかります。

 僕は、ずっと疑っていたのですが、WBCで検査をして大丈夫と、東大教授たちが薦めていて、このお母さんもそうした流れで、考えておられた部分はありました。しかし、Bodyで下限値300Bq程度の機械、FASTSCANやさらに開架型のAT1316などで計測しているようです。

 ベルリンの放射線防護庁で2011年の夏に測った東京の女性2人で、1人は25Bq/bodyの結果、妊娠は半年するなという話を伝えている僕からすると違和感しかありません。

何かを、ごまかすために、WBCを使っているとしか思えません。

 つまり、福島の人達は、いろんな騙しのテクニックで、最終的な結果として、死に追いやられる可能性を否定できない気がします。僕はこうした誤魔化しをしている人間を、心の底から憎みます。

 結局、健康状態として、まずその答えは返ってきます。その結果は、シビアなリアルでしかありません。騙されていたとしても、結果は自分や家族の命に戻ってくるだけです

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私は福島県福島市に住んでいます。

昨年の県の甲状腺検査で子供たちがA2判定で嚢胞ありでした。

事故直後から自分も含め、家族や同僚、知人は皆喉の違和感や痰が絡んで喉に詰まる感がずっと続いています。

それが今年に入り症状が悪化しつつあり皆おかしいと言い始めています。それはPM2.5も合わさっての事なのか原因はわかりません。
色々な事情で避難が出来ずに2年間不安な日を過ごし、やっと子供一人と私で甲状腺検査をする事が出来ました。
結果、子供は嚢胞が2ミリと6ミリが2個、私は2.4ミリが1個でした。
今のところは心配ないけど半年毎の検査を勧められ、次回の検査で大きくなってれば詳しく検査しますとの事でした。
近くの子供さんが甲状腺ガンになり、心配で子供に大手生命保険に加入させようとして、甲状腺検査の件を告知したらガンに関する特約は一切つけられずショックを受けました。納得がいかなかったので、もう一度診査の申請をお願いし、診査に行ってきましたが調べもせず誰にでもあるんだから何も問題ないからとの事。呆れましたが所詮そんなものかなっても思っちゃいました。

福島のほとんどの医師には絶望させられます。


私は先月頃から喉の詰まった感じと痰が絡むのがひどくなり2、3日前から空咳が出るようになり寝入りから夜中まで咳が止まらなくて胸が苦しくなったりします。
花粉症ではありますが何か違うような気がします。気のせいでしょうか?

それと私はかなり前にある病気になり初期で見つかったため1年毎の採血、エコー、胃カメラの検査を行っていて一昨年までは何の異常もなくきましたが、昨年の検査で肝臓に水がたまっているとの事。でもよくあることだから心配ないですと言われましたが、今年もそろそろ検査の時期が近づいていてとても心配です。

毎年の検査の病気が福島県立医大という事もあり、やはり病院に対しての不信感は大きいです。

甲状腺ガンになられた近くの子供さんは、私は直接は、お会いはしてないですが、中学生の男の子で、原発事故後、野球部で毎日外で練習をさせられていたそうです。
子供たちも親も自分だけ練習に参加しないわけにはいかない状況にあったとの事で、昨年の甲状腺検査でしこり有で再検査が必要との結果で、福島医大に行ったそうですが、検査が混んでいてすぐには行ってもらえず、半年程放っておかれ検査してみたら倍近くも大きくなっていて、結果甲状腺ガンとの診断で最近手術をされたそうです。

それからうちの子供も周りのお子さんもですが、よく足首(くるぶしの下)とか足の裏が痛いという事を頻繁に言うようになったんです。

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中学生の甲状腺癌が福島で発症している事例は、こんなに簡単に伝わってくるお話です。

気になっているのは、電話でも話しましたが「多くのお子さんが、足首とか足の裏が痛い。」ということが頻繁に言われる様になっているという事象です。嫌な感じがします。

 また、このメール以外のケースでも、近くのお子さんで、のう胞だと言われて数ミリだから大丈夫と言われて安心していた話が、どんどんのう胞が大きくなってきて、見ても、少し触っても分かるくらいに、おおきくなったそうなのですが、それでも医師達に「まだ大丈夫」といわれるだけで、まともに対応されているとは思えないという話も聞いています。

 こうした話を聞くたびに思うのは、無理なものは無理というシンプルな話を認めずに、そのままその地で留まらせようとする意識の人々が、本当に多くの人達の命や健康を奪う結果になるだろうということです。御用学者や政治家や役人やマスコミだけを否定していたら、終わる話ではありません。そうした話に加担した、国民一人一人が犯罪者であり、殺人者になるということです。

 福島県内で、さらにそれをおこなった輩は、罪の度合いは、より重くなると僕は考えています。そうした中での、意識の断裂は、死が露呈化してくると、さらに凄まじくなってきます。

 福島県内からおかしな反応も聞こえていて、中傷する文言の非論理性がより酷くなっている印象も感じています。事態は進んでいると認識しています。

 僕は「絶望の匍匐前進」を続けるしかありません。そして、貴女も、そうするしかありません。でも、東京で続けたら、ほぼ何の突破口もありませんが。貴女は、どうしますか。


「追記」

 浜松の地元グループによる土壌調査の結果です。10センチの深さだから、比較がなんとも言いづらいのですが、深く掘っていて、この数値なら、浜松の汚染はもっとシビアに考えるべきです。安全でない場所もあきらかにあると思います。(深く掘れば、通常数値は5センチの深さより、相当汚染が下がるのが常識ですが。。。)僕は、更に怖くなっています。

⇒浜松近辺の土壌測定結果 - 子どもの未来を守る会 浜松より blog.livedoor.jp/kodomohamamats


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 「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」

健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒

nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。

事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

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