まず、6/8(土)大阪での講演ですが、予定定員の200人を申し込みが上回っているため、急遽定員を50人増設して、250人に変更しました。大阪は、僕がいろんなことで、講演などをおこなっても、一回の開催で、申し込みが150人程度のことが多くて(京都の半分くらい)、開催規模の判断が実は難しい場所なのです。但し今回は、橋下市長の問題のこともあるのでしょうし、大阪ガレキ焼却の影響を皆さんと一緒に大阪で考えるというスタンスが、強く求められているのかもしれないと思っています。当日、スタッフが足りないので、椅子配置、片付けなどで、来場者のお手伝いが必要となるかもしれません。
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橋下市長リコール問題などにも言及します。皆さんの意見も伺います。
【6/8(土)木下黄太講演 IN 大阪】
「大阪ガレキ問題から考える放射能汚染」
橋下市政で揺れ動く大阪市で、開催します、木下黄太講演会。
大阪市が4人の逮捕者を出しながら、市民の強い反対の中、強硬に推し進めた被災地瓦礫の受け入れ。只今、焼却が小休止しています。 中国から飛来する黄砂やPM2・5の数値の悪化の報道の中、大阪の大気汚染の実態は、ほんとうのところどうだったのか?鼻血、ぜんそくの悪化、呼吸困難、皮膚病の悪化など、健康被害についてのレポートもあります。
がれきの焼却による、水や農産物の放射能の汚染は、どこまで広がるのでしょうか?そのリスクは?
5/25~6/13まで、ガレキ焼却がストップしている期間なので、大阪開催に踏み切りました。
日時:2013年6月8日(土)13:15開場 13:30開演 16:00 終了予定
会場:天王寺区民センター ホール
申込詳細はこちらへ⇒http://kokucheese.com/event/index/91250/
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女子会は25人程度の参加者でした。四か月ぶりの開催でしたが、今回参加していた人は、割とごくごくふつうの方がおおく、ほとんどはじめてこられた方ばかりでした。まわりにこの懸念を確認できる人がいないという悩みを抱えていて、それが共有できる同世代の女性と会えてうれしいという思いが強かったようです。会合の中では、身体症状の不安などについての話が多く、白内障などについても驚くような話も出ました。
またいろんなクリニックの診断実態に関してもお話が続いたのですが、ある神奈川県内のクリニックで、ビタミンCやEM関連商品のセールスをしつこく薦められ、僕に対しての中傷を聞かされたという懸念も伺いました。実は前日の会合でもこのクリニックに関しては同様の話を聞いています。以前にも僕のところにも複数の方から同様のお知らせを頂いています。
この辺は、僕は前々から認知はしているのですが、僕の悪口をしつこく話していることはどうでもよいのですが、ビタミンCやEM関連商品の販売実態に関しては、僕に寄せられている情報が事実なら(それぞれの皆さんから、同じようなお話を、実は何度も聞かされています)、僕は開いた口が塞がりません。
現況、僕が首都圏で、この被曝関連で、恒常的に連絡を取って、身体症状などの話も含めて、一緒に確認をしているレベルのお医者さん(被曝に関して認識があり、診察もおこなっている医師)は、多摩地域のお一人しかありません。 他の地域では話している医師は何人もいますが、この神奈川県内のクリニックに関しては、直接伺ったこともありませんし、現在、この医師と個人的に繋がりがある訳でもありません。
僕としては、そうした営業行為は、病院という場所では、一般的感覚では、あまりありえない話とは思います。これは、複数の人から「木下さんの関連」という認識があった旨の発言があったので、そんなことはないということは、明示しておきます。
僕は相当にあきれていると思って下さい。
被曝のことを懸念していると初期に言ってきて、僕のまわりには、本当に多くの人が通り過ぎました。一部には立派な方もいますし、熱心に今でも頑張っている人も一定数はいます。しかし、それと同じくらい、いろんな意味で、違う感覚の方はいらっしゃって、困惑するような話は実は多いんです。僕は、健康被害を隠ぺいする側や原発推進側は問題だととは考えていますが、それ以上に実は一見こちら側に見える人たちのことで、苦渋をなめる経験をかなり致しています。
僕はそういう輩について、ずっと憤っていると思って下さい。
女子会参加者から届いた話です。こういうことも確認しています。
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こんばんは、本日女子会に参加いたしました。
以下、3.11後におきた都内の健康被害関連のことで、私が知っていることをお伝えします。
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【健康被害】
・去年(月不明)。小岩。母の友人の息子さん、二十代前半。朝、布団の中で突然亡くなっていた。
・今年四月。母の友人、四十代女性。江東区。めまいがひどく、救急車で搬送。一ヶ月入院。
【火葬場の混雑】
・今年二月。江戸川区。祖父が亡くなったが、火葬場がいっぱいで火葬は亡くなってから七日後。
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他にも、元気だった誰それの父が突然亡くなった、脳梗塞、知人の娘がマイコプラズマだ、など、
健康被害に関して耳にしますが、あまり曖昧でなく確かなことだけ、上記に記載させていただきました。
私の周りには母と伯母以外、放射能について考えている人がまったくいないため、
本日、木下さんのお話を伺い、自分と似た境遇の女性達に会って話ができたことで、
今後の移住や、移住するまでどう防御していくかをより具体的に考えていく意識が持てました。
とにかくまずは自分のことだけを考える(そうしてから初めて他の人に何かができる)ことを優先させます。
本日はありがとうございました。
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火葬場が混んでいるという話は、ネットでは散見されますが、直接ご家族の経験として伺いました。また、この女子会で僕が一番話したことは、独身やお子さんのいない女性は、どういうきっかけで被曝回避するのかが難しい現実があります。一番大切なことは、まず自分の身を護る、自分のことを考えることに徹して下さいということです。自分を護って、はじめて他に何かができるのに、肝心要の自分を護らさない日本の社会も問題ですし、他の人のことばかり、意識が囚われて、自分の防御がおろそかになるのは、本末転倒と思うからです。
しかし、そうした構造は、実は首都圏女子の多くが抱えているのは、間違いないと僕には思います。
利己的な人でないと、根源的に利他的な人にはなれません。
利他的な貴女だからこそ、利己的な判断をしてほしいと痛切に思います。
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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」
健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒
nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)
講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。
事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。
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