「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

3.11後、橋本病発症の有名大学女子学生が救急搬送、好酸球湿潤。身近でこの一か月突然死2人、大学生異変。

2013-05-26 03:46:10 | 福島第一原発と放射能

 きのうの橋下市長リコール会議報告の記事でお伝えした、橋下氏の弁護士としての懲戒請求の署名は、全国から提出できます。橋下氏の弁護士としての懲戒に賛同される方は、住所、氏名、そして、印鑑を忘れずに押して、遅くとも月曜日に投函し、水曜日の午後必着になるように下記住所に郵送してください。リコール・スタート宣言みたいなものでしょうね。

懲戒請求書本文

〒530-0047

 

大阪市北区西天満6-7-4 大阪弁護士ビル6F603

 

弁護士法人 大手前ノーベル法律事務所大阪事務所

===============================================

 

 昨日開催「5/25(土) 木下黄太と話す被曝問題」、三軒茶屋でおこなった会は予定時間まで話が続き、さらに午後七時頃まで、近隣での話も更に続きました。そこでも、複数の方が健康被害の話を訴えられていましたが、1人だけ女子学生が来ていて、彼女の話を、参加した皆さんと、伺いました。実はこの記事で、一年前に伝えた女子学生で、実際にお会いしても、聡明な御嬢さんでした。

陛下のがれきへの懸念。突然の橋本病発症でも、まわりが理解しない有名大学の女子学生の訴え。

  彼女は2011年の夏に蕁麻疹、そして、10月ごろから、ものすごい倦怠感。月経不順をはじめ、今までにないことが起こり、学校に行くのもやっとの状態。その後、甲状腺を病院で診て、橋本病と判明していました。

その彼女が自分と身のまわりで、最近、おきている異変を先ほどメールしてくれました。

 =====================================================

 まず、私自身の変化から。

 私は、以前ブログに載せていただいたとおり、2011年12月に橋本病の診断を受けました。それから食べ物、水はずっと気をつけていました。
 さらに、その診断の後から血液検査を半年に一度は必ずしています。
今までの血液検査をざっとみると、白血球の数が3400から4000の間をいったりきたりしている状態です。他は特に異常はありません。甲状腺のエコー検査もしましたが、問題はありませんでした。

 そのようななかで、今年の2月に食後2~3時間後に胃の痛みが襲うようになりました。
病院にすぐかかり薬もいただきましたが、全く効かず、病院に行ってから一週間後の夜中に救急で近くの大学病院に行きました。このときはもう歩けない状態で、救急車の中で体温をはかったところ微熱もありました。
 そして、そのとき血液検査をしました。その結果、好酸球の値が少し高くなっているといわれました。それから胃と十二指腸の生検も行いましたが、好酸球の浸潤以外は特に異常はありませんでした。それから、薬を変え一ヶ月服用し、3月にようやく治りました。

 今は特に私にこのような身体の不調は出ていませんが、私の身の回りではおかしなことがたくさん起きています。次に、そのことに関して話をさせてください。
 
はじめに、私はこの1ヶ月で訃報を2件聞きました。二人とも突然死でした。
さらに、周りの学生は咳をしている人が非常に多いです。
急性胃腸炎、風邪はしょっちゅう聞きます。腸閉塞、マイコプラズマなども。
さらに、骨折、じん帯損傷といった話も聞きます。

これもすべてこの一ヶ月の話です。私の身の回りだけ体調不良が続出するわけは決してありません。きっと首都圏にいるより多くの方が体調不良になっているのではないかと推測します。
人間だけではありません。植物や虫にも異常なことが起きています。奇形はもちろん、私のキャンパスでは虫が大量に死んでいることもありました。この現象は今まで見たことありません。
 
これで今日の報告を終わります。
 
そして最後に本日の感想です。
原発事故以来、自分の人生についてすごく考えさせられました。
世間とのギャップに悩まされた日もありました。
私は今後自分の身に何が起こるのか分かりません。
もちろんこれ以上何も起こらないことを祈るばかりですが、この現実を受け止め、今この瞬間に自分ができる最善の策をとっていきたいと思います。

====================================================

 彼女の身のまわりで、一か月以内に続けてなくなった方は、お一人は60代の教員の方です。突然死。もう一人は友達の妹さんで、20代前半だそうです。突然死というワードが、彼女の身のまわりで聞こえてきたのは、本当にはじめてのことだと話していました。

 好酸球の増加は、僕も多少おきた時に、「被曝影響のシグナル』という話をしてくれた都内の医師に、彼女が患ったとみられる、好酸球の湿潤ということについて、伺いました。
 

「好酸球性胃腸症と呼ばれるものなら、末血の好酸球の値が数十%に上がる事もあるもので、肺に影が出たり、ひどい蕁麻疹様の皮膚炎が続いたりするものもあります。珍しいものではありませんが、これからはこんなのが増えるのかも知れません。

もともと好酸球性皮膚炎の人は、今回悪化して治療に反応しにくくなりましたが、浜松、九州に帰省したらウソの様に改善しました。東京に戻ったらまた悪化していますが…
喘息も好酸球の絡むものがあります。気管支に浸潤して痰に出てきます。

避難すると発作は収まります。これらもこちらに戻ると再び悪化します。

木下さんに以前も言ったと思いますが、奇病が起きるのではなく、病気の頻度が増えて治療の反応が悪くなってきている印象ですね。」

僕は、一人一人がどうやって、自分を、大切な人を護るのかが、多面的に問われていると思います。

貴女が貴女を護ることを、僕は念願しています。


=======================================

 

本日午後開催。まだ空いてますので、該当の方は、直接おいで下さい。

【5/26(日)放射能防御女子会 IN 三宿】 

 

 13:10開場。13:30~16:30。「世田谷がやがや館」 世田谷区池尻2-3-11

 

 独身女性、お子さんのいない既婚女性の会です。母になっていない女性が、被曝の話を考える会です。

=========================================

コメント

 

1まーさん
2昨日はありがとうございました。三回目の参加でしたが非常に有意義でした。昨日お話した肺に肉芽腫があると診断されたものです。三ヶ月ほど前には狭心症で入院し心臓の血管にはステントが一つ入っています。(元々七年ほど前に糖尿病を発症しており薬を飲んでいましたが安定していた数値がここ数ヶ月で急激に悪化しました)退院後もしばらくすると胸が痛むようになり最近CTをとったところ肉芽腫があるが良性だろうとのことでした。地域の総合病院の循環器科の医者なので国立病院の専門科に改めてかかろうと思います。さいたま市に在住、職場は松戸です。二年前の3月11日は幕張に、14、15日は外出はしましたが自宅周辺にいたと思います。現在は食事、水、マスクと気をつけていますが事故後一年半以上無防備だったと思います。(家での食事は事故後すぐから産地を奥さんが厳選していました)
貴重なアドバイスありがとうございました。転職移住再検討します