「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

「孫を来させられない」避難した年配女性、相模原60代複数友人突然死。復興庁画策、福島修学旅行を許すな!

2014-06-25 01:40:40 | 福島第一原発と放射能

重要情報はメルマガでのみ配信。金曜配信済みのメルマガ20号。 

【「那須は汚染が酷い、生徒だけでも避難させたかった」と泣く学校幹部 】 

【 被曝後の日本、成果主義に残業代ゼロ、更に追い詰められるサラリーマン 】 

今からでも読みたいあなたは申込&詳細⇒http://www.hoshanobogyo.com/


京都の講演で、いろんな方が話をされていましたが、その中で印象に残ったお話を一つお伝えします。

神奈川県から避難移住された年配女性です。

「この土地を動けるか」と、子ども達に被曝を強制する老人達がやはり多い中で、この女性は、孫に会うためには、自分が汚染地にいてはならないと、考えていらっしゃいました。

この女性は避難しましたが、残っている年配の知人達におきていること。

そして、彼女の後悔です。お話したときに、頂いた手書きメモの内容です。


=================================================


2012年の6月に神奈川県の相模原からひっこしてきました。

もともとこちらの出身です。

事故当時、西日本にいた、自分の孫をみるためには、相模原にいてはいけないとおもったからです。

孫を相模原に来させられないと思ったからです。

一年半経って、相模原の友達のちかくで突然死される方がものすごく多いです。

友達はみんな東北旅行、福島に行ったりされますが、

とめられない私です。。

(私の)引越しに際しても、身内がこちらへかえってこいと言っているという以外、放射能のことで、こちらに帰ると言っていません。


==================================================

この方のご友人は、60代が中心で、更に70代の方もいましたが、そのうち何人もが相模原周辺で突然死されているそうです。こうしたことが、実は子どもの被害の前に、年配の方にいろいろな事象としておきることの方が、この事故後に報告としては多いと感じています。

老人が放射能に強いというのは、僕は妄信だと感じています。

従来から、体が弱く、さらに放射能に弱い体質の年配者には、被曝という現実はかなり厳しいものがあると僕は感じています。

==================================================

2年ぶりに、広島で講演をおこないます。

 【7/12(土) 木下黄太 講演 IN 広島 2014 】 

 13:00~15:00 (開場12:30) 

開催場所 ユーストピア中央(中央勤労青少年ホーム)4階ホール 

広島市中区八丁堀3ー2 市電「八丁堀」下車 徒歩5分

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/185220/ 

 =================================================

   福岡で7/13(日)に下記のイベントも開催。

    午前と夜、2回開催。2回とも、福岡市立中央市民センター(福岡市中央区赤坂2丁目5-8)での開催です。地下鉄赤坂駅2番出口より徒歩5分。 午前50人、夜は70人での開催です。開演後、二時間で終了します。

  【午前の部】開場9:15・開演9:45 

  申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』午前の部

   【夜の部】開場18:15・開演18:45 

  申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』夜の部

 ====================================================

復興庁は、風評被害対策と称して、福島への修学旅行に積極的に取り組むという「風評対策強化方針」なるものを発表しています。

馬鹿の極地です。修学旅行で被曝していない地域の子ども達を被曝させようとするキチガイ国家だとしか言いようがありません。そして、こんな馬鹿げた方針を普通のように報じる報道機関。

信じがたい内容です。

復興庁は不要。百害あって一利なし、直ちに廃止すべきだと思います。

おそらくこうした馬鹿げた福島修学旅行が国策に適うと喧伝されるでしょう。

まずは、頭の悪い学校から狙われることは間違いありません。

それは国民がきちんと声を上げていかないと、ありとあらゆる学校がターゲットになり、どの学校も福島修学旅行へ突き進む可能性があります。

これを止めることは、まず西日本や北海道の親達に必要な政治行動です。

こんな暴挙を認めてはなりません。