なごやか けったましーん  blog

ながやかPORSCHE 964 の日々状況を綴ってまいりましたが・・。since2008.04.01

絶景 涸沢の紅葉 テント泊山行き 1泊2日 前編

2017年10月03日 11時59分16秒 | キャンプ&BBQ

↑ 涸沢下から 北穂高岳を望む。

 

9月30日 土曜日から10月1日 日曜日にかけて

紅葉を見るために大好きな涸沢・穂高にテントを担いで

行ってきました。

一生に一度は

『涸沢の紅葉見ずして穂高を語るなかれ』

と言われている景色を

見てみたいと思っていて、短い紅葉の季節 土日とも晴天の予報の

絶好のタイミングで出かけることができました。

本当にタイミングに恵まれました。感謝です。

9月30日土曜日

午前1時30分

前日は早めに床に入り、就寝というよりは仮眠して早起きして

平湯方面に向けて自宅を出発。

東海北陸道を富山方面へ そして中部縦貫道分岐から高山方面へ向かいますが

この日は中部縦貫道が朝6時まで通行止め。

あれれぇ~ 知りませんでした。

仕方ないのでした道でトコトコ走ります。

いつものように 高山市郊外の丹生川付近 平湯方面に向けての

最後のコンビニで 朝ごはん用のパンと山でのお昼までの食料 おにぎり3つを調達。

午前4時前

平湯から上高地へのシャトルバス用の『あかんだな駐車場』到着。

前回来た時よりも駐車場に入る車の列が長く、平湯温泉街からほんの2~300m入った

所で停車してしまい順番待ちです。

30分ほどかけて駐車場に入場。すでに8割がた埋まっていました。

午前5時前

往復切符を購入してバス待ちの列に並びます。

午前5時20分が始発バスなのですが、人が多いためか午前5時ころに

バスが来ます。

1台目には乗れず、続いて2台目が来てそちらには乗ることができました。

5時15分頃に上高地バスターミナルに向けて出発。

午前5時50分

上高地バスターミナルに到着。さぁ穂高に向けて準備運動して出発します。

朝のうちは雲が多め。うす曇りかな。あの山の上の方まで歩きますよぉ~。

ここから 今日の宿泊予定地 涸沢のテント場までは

水平距離 16km弱 標高差約800m コースタイムで約6時間の道のりです。

平坦路の続く横尾山荘までの10kmは100mほどしか標高も上がらずスイスイ歩きます。

そこから約6kmで700m登るのですが

いつも、ここから500m程登った辺りで 足がつるような感覚になり

ペースがガクンと落ちてしまうのですが、今回も同じようにペースダウン。

何故なんでしょう?

↓ 本谷橋です。 ここを過ぎるころから足が痛くなり始めます。

このあたりから快晴になるのですが・・足が・・。

もっと急登な山行きは経験していますが、そんな状態には

あまりなりませんが、涸沢に行く道はいつもこうなってしまって

テント場に着くころには 泣きたくなりそうな感じになってしまいす。とほほ。

↓ 休憩ばかりになり 展望が開けると写真を撮ってみます。

綺麗なんですが 足が痛い・・・・。(-_-;) 大丈夫かなぁ。不安。

↓ 左に奥穂高岳 涸沢カール上部 奥穂高山荘のある白出のコルを挟んで右に涸沢岳 涸沢槍

 

午前10時30分

ヘロヘロになりながらも4時間30分かけて登ってきました。

前半部分に指が写ちゃってます。すみません。m(__)m

2017 09 30 涸沢から穂高_01

紅葉真っ盛り、お天気もいい週末でテント場も山小屋も 混雑です。

午前11時30分

今回の我が家の敷地です。

テントも設営を終わり当初12時ころまでに涸沢を出発できれば

北穂高岳までコースタイム5時間の往復で

暗くなる前にテント場に戻ってこられるので、登ってみようと計画していましたが

足の状態が今一つなので迷いました。

2017 09 30 涸沢から穂高・常念

↓ 涸沢小屋の右手を北穂高岳方向に登っていきます。

こんな好天でもったいないと登れるところまで行って

時間切れ、体力切れになったら引き返せばと 登ってみることに。

足は疲れているものの1歩1歩登っていきます。

 ↓ 前穂高岳と同じくらいの高さまで登ってきました。前穂北尾根のとがった三角が綺麗です。

↓ どんどん高度を上げていきます。(いつ引き返そうかとずっと思いながら登ります)

テント場ははるか下の方です。

信州山のレーティングで 難易度D(一般登山道の難易度で上から2番目)とされる

南陵取り付きの手前まで行って 帰ろうかなと そこまで行って鎖場の上部を見ていると

先行者の方が『お先にどうぞ』と言われてしまい『ええっ~』と

思いながらも登り始めてしまいました。

もうここまで来たら行くしかありません。

↓ お先のどうぞと言われた場所。行きには撮る余裕もなく帰りに撮った画像です。

↓ 梯子もあります。

ここからも ヒィヒィ言いながらもなんとか登頂。

そこからは 360℃の素晴らしい絶景を見ることができ

疲れも吹っ飛びます。いつまでも眺めていたいです。

2017 09 30 北穂高岳頂上 奥穂高岳から富士山方向

2017 09 30 北穂高岳頂上 槍ヶ岳からキレット・笠ヶ岳方面

 

↓ 北穂高岳山頂から 槍ヶ岳方面 手前の方に伸びる稜線は 大キレット。こんなところが一般登山道なんてすごいです。

暗くなる前にテント場に戻って受付もしなければなりませんので

名残惜しいけど下山します。

 

この続きは後日アップします。