↑ 涸沢下から 北穂高岳を望む。
9月30日 土曜日から10月1日 日曜日にかけて
紅葉を見るために大好きな涸沢・穂高にテントを担いで
行ってきました。
一生に一度は
『涸沢の紅葉見ずして穂高を語るなかれ』
と言われている景色を
見てみたいと思っていて、短い紅葉の季節 土日とも晴天の予報の
絶好のタイミングで出かけることができました。
本当にタイミングに恵まれました。感謝です。
9月30日土曜日
午前1時30分
前日は早めに床に入り、就寝というよりは仮眠して早起きして
平湯方面に向けて自宅を出発。
東海北陸道を富山方面へ そして中部縦貫道分岐から高山方面へ向かいますが
この日は中部縦貫道が朝6時まで通行止め。
あれれぇ~ 知りませんでした。
仕方ないのでした道でトコトコ走ります。
いつものように 高山市郊外の丹生川付近 平湯方面に向けての
最後のコンビニで 朝ごはん用のパンと山でのお昼までの食料 おにぎり3つを調達。
午前4時前
平湯から上高地へのシャトルバス用の『あかんだな駐車場』到着。
前回来た時よりも駐車場に入る車の列が長く、平湯温泉街からほんの2~300m入った
所で停車してしまい順番待ちです。
30分ほどかけて駐車場に入場。すでに8割がた埋まっていました。
午前5時前
往復切符を購入してバス待ちの列に並びます。
午前5時20分が始発バスなのですが、人が多いためか午前5時ころに
バスが来ます。
1台目には乗れず、続いて2台目が来てそちらには乗ることができました。
5時15分頃に上高地バスターミナルに向けて出発。
午前5時50分
上高地バスターミナルに到着。さぁ穂高に向けて準備運動して出発します。
朝のうちは雲が多め。うす曇りかな。あの山の上の方まで歩きますよぉ~。
ここから 今日の宿泊予定地 涸沢のテント場までは
水平距離 16km弱 標高差約800m コースタイムで約6時間の道のりです。
平坦路の続く横尾山荘までの10kmは100mほどしか標高も上がらずスイスイ歩きます。
そこから約6kmで700m登るのですが
いつも、ここから500m程登った辺りで 足がつるような感覚になり
ペースがガクンと落ちてしまうのですが、今回も同じようにペースダウン。
何故なんでしょう?
↓ 本谷橋です。 ここを過ぎるころから足が痛くなり始めます。
このあたりから快晴になるのですが・・足が・・。
もっと急登な山行きは経験していますが、そんな状態には
あまりなりませんが、涸沢に行く道はいつもこうなってしまって
テント場に着くころには 泣きたくなりそうな感じになってしまいす。とほほ。
↓ 休憩ばかりになり 展望が開けると写真を撮ってみます。
綺麗なんですが 足が痛い・・・・。(-_-;) 大丈夫かなぁ。不安。
↓ 左に奥穂高岳 涸沢カール上部 奥穂高山荘のある白出のコルを挟んで右に涸沢岳 涸沢槍
午前10時30分
ヘロヘロになりながらも4時間30分かけて登ってきました。
前半部分に指が写ちゃってます。すみません。m(__)m
2017 09 30 涸沢から穂高_01
紅葉真っ盛り、お天気もいい週末でテント場も山小屋も 混雑です。
午前11時30分
今回の我が家の敷地です。
テントも設営を終わり当初12時ころまでに涸沢を出発できれば
北穂高岳までコースタイム5時間の往復で
暗くなる前にテント場に戻ってこられるので、登ってみようと計画していましたが
足の状態が今一つなので迷いました。
2017 09 30 涸沢から穂高・常念
↓ 涸沢小屋の右手を北穂高岳方向に登っていきます。
こんな好天でもったいないと登れるところまで行って
時間切れ、体力切れになったら引き返せばと 登ってみることに。
足は疲れているものの1歩1歩登っていきます。
↓ 前穂高岳と同じくらいの高さまで登ってきました。前穂北尾根のとがった三角が綺麗です。
↓ どんどん高度を上げていきます。(いつ引き返そうかとずっと思いながら登ります)
テント場ははるか下の方です。
信州山のレーティングで 難易度D(一般登山道の難易度で上から2番目)とされる
南陵取り付きの手前まで行って 帰ろうかなと そこまで行って鎖場の上部を見ていると
先行者の方が『お先にどうぞ』と言われてしまい『ええっ~』と
思いながらも登り始めてしまいました。
もうここまで来たら行くしかありません。
↓ お先のどうぞと言われた場所。行きには撮る余裕もなく帰りに撮った画像です。
↓ 梯子もあります。
ここからも ヒィヒィ言いながらもなんとか登頂。
そこからは 360℃の素晴らしい絶景を見ることができ
疲れも吹っ飛びます。いつまでも眺めていたいです。
2017 09 30 北穂高岳頂上 奥穂高岳から富士山方向
2017 09 30 北穂高岳頂上 槍ヶ岳からキレット・笠ヶ岳方面
↓ 北穂高岳山頂から 槍ヶ岳方面 手前の方に伸びる稜線は 大キレット。こんなところが一般登山道なんてすごいです。
暗くなる前にテント場に戻って受付もしなければなりませんので
名残惜しいけど下山します。
この続きは後日アップします。