なごやか けったましーん  blog

ながやかPORSCHE 964 の日々状況を綴ってまいりましたが・・。since2008.04.01

ロールスロイスを買ってみたけど。・・・・(山のだよ)

2017年10月29日 17時18分43秒 | キャンプ&BBQ

10月3週目から 週末雨ばかりですね。

外遊びの好きな私は 雨が降るとすごく暇になって退屈しています。

 

今回手に入れたのは

ロールスロイス ゴーストでもファントムでもありません。

『砂漠のロイスロールス』と言われる レンジローバーでもありません。

 

 購入したのは

ザック界のロールスロイスと言われる

グレゴリーの大型ザックをバルトロ75購入しました。

 

テント泊で山に行く時、快適性を求めるとだんだん荷物が多くなってきてしまいます。

自宅でパッキングする時はまだ良いのですが、

パッキングするとき、今のザック(モンベル トレッキングバック55)だと

かなりパンパンになってしまい、テント場で強風や雨の中でのパッキンがしずらいので

もっと大きなザックにして、適当にどんどん詰め込んでいけるものが欲しくなりました。

ネットや雑誌で大型ザックの評判を見てみると

『着ている様な背負い心地』と言われています。

10月初めに 自分に合うサイズの確認グレゴリー名古屋(パルコ内)に行って

 フィッティングをしてもらってきました。

ザックの大きさは 75Lか85Lかで悩みましたが

いくら背負い心地が良くて重量感が軽減されるとは言え

荷物の重量(私の場合だいたいいつも17㎏くらい) が足にかかるのは変わりなく

足に来る疲労も同じなので、あまり大きくて荷物を入れすぎるよりも

現状のものより75Ⅼタイプのザックでも20Ⅼも多く入るので

75Ⅼのものに決めました。

 

フィッティングでは私の場合 背中の大きさとザックのベルト等の位置から

背面長はSサイズのもの(その分容量も4L程少なくなります)

ウエストベルト、ショルダーベルトは標準の長さでOK。

(バルトロはその辺りのベルトも選ぶことができます)

ただ私の体に歪が出ていて、ザックを背負った状態で20分ほど

話をしている間に、リラックスした状態になってくると

左肩が下がっていて ベルトが若干浮き気味になってしまいます。

(その為今のザックでもそうですが、重い荷物を長時間背負うと左肩、鎖骨辺りが擦れて痛くなります)

バルトロ名古屋の近藤店長に

『バルトロが背負い心地がいいと評判ですがすべての人に合う万能ザックではないですよ。

体に合わなければ、痛くなったりしますので、ぜひ他のザックも背負って

ピッタリ合うものを選んでください。すぐに決めないで』

と言われました。

自社製品をごり押ししてこない近藤店長の姿勢がいいですね。

また『10月25日以降から ディスカウントで30%オフになるので

もし決められるなら、今なら75Ⅼ Sサイズ 赤 は全国に6個在庫があって

電話いただければ取り置きもします』というお話。

(後から知ったのですが この秋に若干色目のマイナーチェンジがあって型落ちになります)

アドバイス通り

近くの好日山荘 栄店に行って 他のメーカーのザックも背負ってみますが

違いもよくわからず、いいという評判を信じてバルトロに決めました。

予定通り 10月25日過ぎるのを待って

引き取りに行ってきて 荷物を詰めてみました。

入れる荷物は↓

テント、マット(エアー、ウレタンの2枚持ち)、コッヘル、バーナー、ガスX2本、保温水筒、食料

手袋X4束、レインウェァー上下、替えの靴下、下着、フリース、ダウンジャケット、ダウンベスト、三脚

ヘッドランプ、予備電池(携帯用バッテリー、乾電池、カメラ用)、ピッケル、ストック、ヘルメット、スコップ

等々。

バルトロ 横からです。

背面から。バルトロにはウレタンマットも入れることができます。

本当はヘルメットも中に入れたいと思っていますので

実際行く場合は パッキングを工夫したいと思います。

↓ モンベル 55Ⅼ ザック です。

もうパンパンです。 背面の小物入れにも荷物満載。

銀マットはザックの中には入れられませんので外付けになっちゃいますね。

岩稜帯や傾斜のきついところ(下り)では邪魔になることがあるので

なるべく中に入れたいです。

 

あと雪山に向けては 靴とアイゼンが必要です。


PHEV 三菱アウトランダー

2017年10月18日 15時42分39秒 | 車・バイク

今年5月に納車になったばかりの

BMW X3 ですが早くも箱替えの季節がやってきた訳ではありません。

1か月ほど前に

インターネットで見ていたら

PHEV 三菱アウトランダーの1泊2日 試乗体験のCMがあり

申し込んでみました。

休日に乗れる日がなかなかなくて

10月13日から14日にかけての試乗です。

めずらしく仕事が立て込んでいてなかなかブログが記事が更新できませんでした。

 

外観はこんな感じです。X3よりも全長がちょっと長いのでうちのガレージには

ぎりぎりのサイズです。

インパネ回り。 シンプルで未来すぎずオーソドックスで好きです。

シートもなかなかいい感じ

ゴルフバック

ほとんど1個しか載せないので十分です。

真横に1個なら載ります。

トランクのボード下には電池が入っているのかな?

ガソリン車ではふたが開いて、荷物を入れるスペースがあるように記憶してます。

PHEVは家庭用単相200vから充電するためのケーブルが入っています。

↓ マルチディスプレイ

インパネ右横にあるボタンを押すたびに 色々燃費関係、電池、エネルギーの流れ等の情報が表示されます。

↓ ピンボケですが

走行状況によって エネルギーが

電池⇒駆動(タイヤ) タイヤ⇒電池(回生充電) エンジン⇒電池 (充電) エンジン⇒タイヤ(ダイレクト駆動)

等 表示されます。

 

 

エンジンルーム。 見てもよくわかりません。

2000㏄のガソリンエンジンを積んでいるので、冷却水を入れるところや

エアークリーナーなんかも普通のガソリン車の様にありますね。

 ↓ 前車追従オートクルーズを設定したところです。115km/hまで設定できます。

(実速度110㎞弱というところでしょうか)

 ↓ 充電電池満タンで 約50km走れるようです。

電池が少なくなると、エンジンが作動して発電。充電電池に蓄電していきます。

ほとんど電池がない状態で ガソリン満タンなら500㎞程走れるみたいです。

 

 ↓ 2日間のレンタルを終えて ガソリンを満タンにしたところの画像です。

満充電から まったく充電せずに走りましたので

その時 ガソリンは13.5L程入りました。 10.5㎞/Lになります。

燃費に関していえば50㎞以内の走行でマメに充電すると

もっといい燃費で走れると思います。まだまだ電池車は短距離ランナーかな。

あとは電費がどれくらいなるか、考えないといけませんね。

今回PHEV車というものを知るために

借りてみました。

知らなかったのは PHEV車というのは ガソリンエンジンを積んでいるのは

発電の為で 

(但し時速100㎞以上 くらいの 電池よりガソリンエンジンの方が効率のいい場合はエンジンの動力を使います)

通常はモーター駆動の電気自動車と同じだという事でした。

発信加速 はモーター駆動なんでレスポンスがすごくいいです。

高速道路で100㎞/h以上だとガソリン車と同等になってしまうので

街中のモーター駆動の様な、驚きはありませんが、そこそこ走ってくれます。

 

あと災害時なんかには ガソリンが入っていれば発電機として使えるので

緊急時の蓄電池としても使えるのがいいところです。

 

X3よりもパワーは無くて走りも、普通ですが(X3がパワフルすぎるんですが)

ACCや他の安全装備も充実していて

こちらの方がお安くて燃費も良くて災害時にも役に立つので

本当に買い替えちゃうかも・・・。

 

バタバタした中で記事を投稿しなければと

書いているので、やっつけ仕事の記事になってしまいました。

また思い出したら追加記事に書きたいと思います。

 


POLO 2号機のオイル交換とup!の試乗 20,427㎞

2017年10月13日 15時19分13秒 | POLO

さる10月3日に

POLO 2号機のオイル交換のため

ディーラーさんへ行ってまいりました。 オドメーターは20,425㎞

昨年暮れに納車になって丸々9か月で20,000km

確か息子に譲ったPOLO1号機が5年半で 今63,000㎞位なので来年の春辺りには追い越してしまうかも・・・・。

すでに今回で3回目のオイル交換です。

なのでサービス何とかに入っていても 期間中2回(たぶん車検までの3年間)のオイル交換は

無償なのですが 今回から有償交換です。

 

 

交換している間暇なので

UPの試乗をさせてもらいました。

シングルクラッチの自動変速なので3速辺りまでは変速時にショックがありますが

マニュアル車的に変速するタイミングでアクセルをちょっと抜くとスムーズに

走れます。

スムーズに走れるように色々工夫するのが楽しいのですが、日常使いとなると

面倒で、多少ショックがあってもそのまま乗ってしまうでしょうね。

 

最近はお山の記事ばっかりなので

たまには車の記事も載せないとね。

次回予告??

coming soon  (謎)

つづく


3連休 白馬三山から栂池の紅葉を堪能 テント2泊3日

2017年10月10日 23時02分57秒 | キャンプ&BBQ

↑ 白馬岳山頂から 杓子岳 白馬鑓ヶ岳 を望む。

10月7日から9日の3連休を利用して今週もお山に行ってまいりました。

下界はまだ暑い日があったり涼しくなったりの季節ですが

標高2000m以上では秋も深まり紅葉も最盛期。それより上はもうすぐ冬です。

10月7日 土曜日

午前2時  自宅出発

午前5時30分 八方バスターミナルそばの駐車場に到着

午前6時   登山口の猿倉荘行きのバスに乗ります。

午前6時25分 猿倉荘到着。

↑ 猿倉荘では雨が上がらず恨めしく空を見上げます。

 

天気予報ではお昼ぐらいから、天気回復の予報だったので 朝食代わりのパンを食べたり

トイレに行ったり、雨雲レーダーをスマホで見たりして 出発時間を遅らせます。

雨雲レーダーを見ていると回復するどころか、お昼になっても雨雲が流れてくる予報です。

午前8時20分

当初 鑓温泉小屋(もうこの日は小屋は閉まっていて温泉も入れないとのこ)のテント場で

1泊の予定でしたが、この雨でずぶ濡れになって、しまったり天候が回復せず逆にひどくなると

避難するところがありませんので、ルートを変更して小屋のある大雪渓を登り白馬岳山荘のテント場に向かうことにします。

↑ 白馬大雪渓もこの時期一番雪が少ない時期で。雪渓歩きは200M程でした。

雨は止むどころか降り続き、登るにつれて風も強くなり寒くなってきます。

↑ 避難小屋です。このあたりから風雨が強くなってきます。(まだ稜線上の様に激しくはありませんが)

景色も良くなく(見えなくて)写真など撮っていられません。

午後1時30分

ずぶ濡れになりながら テント場に到着。

テントを強風の中何とか設営。手袋していても手がかじかんで

なかなかうまく設営できませんでした。

↑ 設営後小屋の喫茶軽食ルームで『カレーうどん』をいただき ストーブで体を温めます。

午後4時頃

テントに戻り夕食準備、夕食を摂って、寝袋に入りますが

雨風がテントをたたき、明日の天気も心配でなかなか寝付けません。

午後8時ころ ようやく風雨も収まりだして、翌朝の天候回復を期待して眠ります。

10月8日(日曜日)2日目

午前4時  起床

テントを開けると、雨は上がっているようで ホットココアを飲んで 出発準備です。

テント場からは、今日向かう栂池方面と反対方向に向かうので、軽装で出発。

↑ 夜明け前のテント場です。この日はテントも少ないです。

杓子岳、白馬鑓ヶ岳へ登ってUターンしてテント場へ戻ります。

 

 ↓ 朝日が昇る前の白馬岳

↓ 前日とはうって変わって富士山も望めます。(富士山と槍ヶ岳はどこからでも見てしまう山ですね)

2017 10 08 06 04 26 杓子岳から日の出

↓ 白馬槍ヶ岳から杓子岳越しの白馬岳&小蓮華岳

↓ 南西に目をやれば 立山、剱岳

↓ さらに南を見ると 不帰の剣越しの唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、そのはるか向こうに穂高連峰

2017 10 08 07 10 52 白馬槍ヶ岳山頂から

2017 10 08 07 25 17 白馬槍ヶ岳山頂2

↓ 白馬大雪渓(この時期雪が少なく大雪渓とは言えませんが)を上から。

テント場へ戻った後はテント撤収。昨日のあめでずぶ濡れだったテントも

ほとんど乾きました。

午前10時20分

本日の目的地 テント場のある白馬大池へ向けて出発です。

↓ 白馬山荘。でっかいです。

↓ 白馬岳山頂から今朝歩いた杓子岳、白馬槍ヶ岳方面

↓ 白馬岳からこれから歩く小蓮華岳方面

2017 10 08 11 03 13白馬岳山頂

↓ 三国境から小蓮華岳へ続く気持ちい稜線の道。

↓ 小蓮華岳山頂。

↓ そこから歩いて船越ノ頭。

↓ やっと栂池が眼下に見えてきた。

↓ 雷鳥坂から今夜の宿泊地 白馬大池を見下ろします。(昨日は雨模様で雷鳥もたくさん見られたと聞きましたがこの日は見られず)

白馬岳 三国境 小蓮華岳 船越ノ頭 雷鳥坂を超えていきます。

気持ちのいい稜線歩きでのんびりできます。

午後1時30分 白馬大池山荘のテント場に到着。

テントスペースにはほとんどテントを張るスペースがなく、

私より後に来た人たちは区域外に張ってました。(その方が池のほとりに近くいい感じです。うらやましい)

 ↑ テント設営後はまずはビール。1本目。

この日は下界も暑かったようで、山の上も半袖1枚で歩けるほど好天。凍えていた昨日と違い

ビールも美味しいです。

テント場にいても混雑しているだけなので、もう1本ビールを片手に散策。

乗鞍岳からさらに栂池方面奥の方へ歩きます。

2017/10/8 白馬乗鞍岳の先 栂池へ降りる手前

↓ 景色のいいところで寝ころびながらビールとおつまみでまったり。

景色のいいところで2本目のビールとおつまみ食べながらまったりします。

日が陰るとさすがに半袖では寒くテントの中に入り

ご飯を炊いて夕食。

この日はビールを2本も飲んだので、夜のお酒はなし。

10月9日(月曜日)体育の日 3日目

午前3時30分 起床

 

いつものように目覚めのココアを作って、元気を出します。

↓ この日は月が明るくヘッドランプが無くても大丈夫な位でした。

↓ 早朝のテント場。

テントは朝露でべたべた。収納袋に収まらず、ビニール袋に入れて収納。

濡れたテントは重くなるのがいけません。

午前5時 下山開始。

途中日の出様子を動画に撮ったりしながら下山。

 

栂池自然園までコースタイム2時間10分。

↓ 早朝の栂池天狗原方面を見下ろします。

すぐそこ なんて思って歩いていたら案外遠い。

 

途中山道も終わり、散策路に入る手前、登山道で足を滑らせ1回目の転倒。

手のひらを擦りむく。う~ん。あと少しだから気が緩むのかなぁ。転ぶときは、いつも帰り道です。

↓ 画像ではわからないですが霜が降りていて木道がつるつるです。

そのあと天狗原の木道 露が凍っていて、つるつる。ほんの少しの傾斜だったのですが

よくニュースなんかで見る、凍結路ですってんころりんするのを見ますが

まさにあの状態。2度目の転倒。

このあと気を付けて歩いたにもかかわらず。またもや木道ですってんころりん。

真後ろに転びました。ザックがクッションになってくれたのと

真後ろに転んだのが幸いしました。

横に転んだら、幅60センチほどの木道からそれて、湿地の中に落ちるところでした。

↓時折白馬の山々がきれいに望めます。

そんなこんなで、2時間ちょっとと甘く見ていた帰り道も

恐る恐る歩いて疲れ果てて

やっと人口の建物のある栂池自然園に到着。

栂池自然園 とても紅葉がきれいでした。

2017 10 09 07 32 31

ここくらいの標高まで来ると、紅葉も最盛期となりました。

↓ ゴンドラで降りてくる途中くらいまで紅葉が進んでます。

↓ 昔スキーでよく来た鐘の鳴る丘ゲレンデ。懐かしいなぁ。

↓ 栂池高原に到着。

あとは、ロープウェイとゴンドラリフトを乗り継ぎ栂池高原駅に到着。

午前9時15分  白馬駅行きのバスに乗って

八方バスターミナルで下車。

午前10時30分

バスターミナル横の駐車場内にある八方の湯温泉で汗を流した後 帰路に。

午後0時

帰りはいつもごとく

中央道小黒川PAで ソースカツどんランチです。

この日はソースカツどんの人は100円のコーヒーがサービスでした。

お腹も心も満足して 早い時間高速道路の渋滞にも巻き込まれず

午後2時  無事帰宅いたしました。

 


絶景 涸沢の紅葉 テント泊山行き 1泊2日 後編

2017年10月04日 12時00分27秒 | キャンプ&BBQ

名残惜しい 北穂高岳の山頂を後にして涸沢まで下山します。

やはり下りは早いです。

↓午前中 涸沢ヒュッテにたどりついた後の景色です。

↓北穂から下山途中 テント場を見下ろします。

午後4時15分頃

テント場に戻ってまだしていなかったテントの受付をしますが

この時間になってもまだ20名以上が受付待ちの列を作っています。

受付が終わり

一人お疲れさん会を催すため 涸沢ヒュッテのおでんと生ビールのセットを

注文するため、ここでも行列30分ほど並んでやっとありつけます。

↓ 売店の行列です。

↓ おでんと生ビールのセット。

すごい人です。とても山の中とは思えません。

この日はテントが1400張もあったそうです。奥穂高小屋の方のブログ記事で知りました。

おでんが売り切れになってなくてよかったぁ~。売店の人たちも1日中だからへとへとでしょうね。

2017 09 30涸沢小屋横からテント場 夕方の様子

おでんとビールをいただいた後は

今度はトイレの行列に並びます。(この日はどこもかしこも行列)

そして水を汲んで テントへ戻ります。

あまりもテントが多すぎて自分のテントがどこかわからず うろうろしてしまいました。

おでんをいただいたばかりですが、さっそく夕食準備。

パスタを茹でてペペロンチーノの元?をかけて1品完成。

そのゆで汁の中に 朝コンビニで買った塩むすびを投入、さらにそこに梅茶漬けの元を入れて

お茶漬けをいただきます。(ゆで汁を捨てないためこうしないといけません)

午後7時過ぎ

ご飯を食べたら

まだ眠くはありませんが 疲れもとりたいし星空も撮影したいので眠ることに。

10月1日(日曜日)

もう10月かぁ と言う感慨は山の上では無く(帰ってから思いました。)

寝袋中にいても つった足がまた痛くて 何度も目が覚めますが

経験上いつかは眠れると思ってひたすら我慢です。

案の定知らぬ間に寝れましたが・・・・。

午前2時

勝手に目が覚めて 寒いのかなぁと テントの外を覗いてみると それほど寒くもなく

満天の星空なので 星空撮影開始です。

ちなみにこの日の最低気温は0℃だったようです。(涸沢ヒュッテのFBより)

一人お疲れさん会を催すため 涸沢ヒュッテのおでんと生ビールのセットを

注文するため、ここでも行列30分ほど並んでやっとありつけます。

なかなか上手く撮れませんが 何回もチャレンジすればそのうち上手く撮れるだろうと

失敗覚悟で何枚も撮ります。

↓ まぁまぁきれいに写った1枚です。

カメラでは天の川もくっきり見られますが 目が悪いので肉眼ではこんなにたくさん星は見られません。

性懲りもなくまたまたタイムラプス動画にチャレンジです。↓

20171001 涸沢から奥穂高星空

午前3時30分頃

山の朝は早く 辺りは真っ暗にもかかわらずたくさんの人が もう起きて

食事をしたり出発の準備をしたりしてます。(いびきをかいて寝ている人ももちろんいます) 

 私も撮影は程ほどにして 撤収の準備で荷物整理をしたり

涸沢ヒュッテまで戻り お水を汲んだりトイレにいったりしました。

こんなに朝早いのにもうトイレには行列があります。

恐るべし。

昨日 自分のテントが見つからず苦労したので

真っ暗ななか自分のテントに戻れるように 個性的なテントを記憶しておきました。

そでもしないと 戻れなくなりそうでした。

午前5時30分頃

うっすらと辺りが明るくなって テントを畳んで ザックに荷物を詰め込み

出発準備をしていると

朝日が 穂高の山々を照らすモルゲンロートが始まります。

 ↓ モルゲンロートを見る(撮影)する人たちで ヒュッテの周りは人だかりです。

2017 10 01涸沢から穂高連峰モルゲンロート

午前6時

モルゲンロートも堪能して いよいよ下山です。

今回 涸沢からの下山ルートに選んだのは

いつもの一般登山道ではなくパノラマコースを行ってみることに。

前日北穂高岳からの下山途中お会いした方から 

『パノラマルートで屏風の耳からの景色がいいよ。』と聞きましたが

パノラマルートは ↓ の様な看板があり

私が行けるのか不安でした。

『北穂高岳に登ってこられた方なら大丈夫です』と言われ

景色も見たいしいつものルートだと人が多く、すれ違い、追い越し等で

大変そうという二つの理由からで行ってみることに。

↓ 涸沢からパノラマルートに入って5分くらい登ったところ。いい景色です。

↓ 本来下山なので下りなのですが 屏風のコルという場所の手前までは標高差100m程登りです。

もうすぐ屏風のコルです。

ここまでの道のりは ちょっと慎重に歩かないと危ないところもあり

テント泊の荷物を背負い、足に疲れが来ている状態の私は、冷や冷やしながら通過するところも多数ありました。

この屏風のコルからはずっと下りになりますが

ここでザックを下して屏風の耳まで登って絶景を拝みたいと寄り道します。

↓ 距離は短いですが大きい岩をよじ登ったりしながら 屏風の耳まで行かないといけません。

すでに登っている人が見えます。

 

↓はるか下に梓川と横尾山荘が見えます。 あそこまで降りないといけないのになぜか登ってます。(笑)

 

2017 10 01 屏風の耳から穂高から常念方向

 

2017 10 01 屏風の耳から穂高から常念方向

↓ 屏風の耳からの帰り道。遠くに南アルプスや富士山も見られます。

↓ 屏風のコルに置いたザックを再び背負い 下ります。

この下り 時間にして約1時間30分強 水平距離は約2km は疲れた足にはきついです。

登山は登りより下りの方がきついと思います。

↓ 奥又白谷河原から奥穂高です。

結構急な下りが続き足にマメができて、痛くここで靴を脱いで 応急処置。

ここから先がやっと 普通の下りになり助かりました。 

午前11時頃

↓ 下山開始から5時間。やっと徳澤園まで戻り名物ソフトクリームをいただき 休憩。

午後0時35分

↓ 徳澤園から約6km歩いて 河童橋までもどりました。

お盆の時よりは人が少ないです。けど賑わっています。

↓河童場からいつもの奥穂高方面。

ここから5分

午後0時40分

上高地バスターミナルに到着。

午後1時ちょうどのバスに乗ることができて

駐車場から平湯バスターミナルビルの

日帰り温泉とレストランでラーメンをいただき帰路につきました。

晴天 紅葉 休日 と揃うときに 出かけられて 最高の山旅になりました。

今回の詳しいルート等はいつものごとく

ヤマレコに記録しましたので興味のある方は覗いてみてください。(ほぼ同じ内容ですけどね)

 

 


絶景 涸沢の紅葉 テント泊山行き 1泊2日 前編

2017年10月03日 11時59分16秒 | キャンプ&BBQ

↑ 涸沢下から 北穂高岳を望む。

 

9月30日 土曜日から10月1日 日曜日にかけて

紅葉を見るために大好きな涸沢・穂高にテントを担いで

行ってきました。

一生に一度は

『涸沢の紅葉見ずして穂高を語るなかれ』

と言われている景色を

見てみたいと思っていて、短い紅葉の季節 土日とも晴天の予報の

絶好のタイミングで出かけることができました。

本当にタイミングに恵まれました。感謝です。

9月30日土曜日

午前1時30分

前日は早めに床に入り、就寝というよりは仮眠して早起きして

平湯方面に向けて自宅を出発。

東海北陸道を富山方面へ そして中部縦貫道分岐から高山方面へ向かいますが

この日は中部縦貫道が朝6時まで通行止め。

あれれぇ~ 知りませんでした。

仕方ないのでした道でトコトコ走ります。

いつものように 高山市郊外の丹生川付近 平湯方面に向けての

最後のコンビニで 朝ごはん用のパンと山でのお昼までの食料 おにぎり3つを調達。

午前4時前

平湯から上高地へのシャトルバス用の『あかんだな駐車場』到着。

前回来た時よりも駐車場に入る車の列が長く、平湯温泉街からほんの2~300m入った

所で停車してしまい順番待ちです。

30分ほどかけて駐車場に入場。すでに8割がた埋まっていました。

午前5時前

往復切符を購入してバス待ちの列に並びます。

午前5時20分が始発バスなのですが、人が多いためか午前5時ころに

バスが来ます。

1台目には乗れず、続いて2台目が来てそちらには乗ることができました。

5時15分頃に上高地バスターミナルに向けて出発。

午前5時50分

上高地バスターミナルに到着。さぁ穂高に向けて準備運動して出発します。

朝のうちは雲が多め。うす曇りかな。あの山の上の方まで歩きますよぉ~。

ここから 今日の宿泊予定地 涸沢のテント場までは

水平距離 16km弱 標高差約800m コースタイムで約6時間の道のりです。

平坦路の続く横尾山荘までの10kmは100mほどしか標高も上がらずスイスイ歩きます。

そこから約6kmで700m登るのですが

いつも、ここから500m程登った辺りで 足がつるような感覚になり

ペースがガクンと落ちてしまうのですが、今回も同じようにペースダウン。

何故なんでしょう?

↓ 本谷橋です。 ここを過ぎるころから足が痛くなり始めます。

このあたりから快晴になるのですが・・足が・・。

もっと急登な山行きは経験していますが、そんな状態には

あまりなりませんが、涸沢に行く道はいつもこうなってしまって

テント場に着くころには 泣きたくなりそうな感じになってしまいす。とほほ。

↓ 休憩ばかりになり 展望が開けると写真を撮ってみます。

綺麗なんですが 足が痛い・・・・。(-_-;) 大丈夫かなぁ。不安。

↓ 左に奥穂高岳 涸沢カール上部 奥穂高山荘のある白出のコルを挟んで右に涸沢岳 涸沢槍

 

午前10時30分

ヘロヘロになりながらも4時間30分かけて登ってきました。

前半部分に指が写ちゃってます。すみません。m(__)m

2017 09 30 涸沢から穂高_01

紅葉真っ盛り、お天気もいい週末でテント場も山小屋も 混雑です。

午前11時30分

今回の我が家の敷地です。

テントも設営を終わり当初12時ころまでに涸沢を出発できれば

北穂高岳までコースタイム5時間の往復で

暗くなる前にテント場に戻ってこられるので、登ってみようと計画していましたが

足の状態が今一つなので迷いました。

2017 09 30 涸沢から穂高・常念

↓ 涸沢小屋の右手を北穂高岳方向に登っていきます。

こんな好天でもったいないと登れるところまで行って

時間切れ、体力切れになったら引き返せばと 登ってみることに。

足は疲れているものの1歩1歩登っていきます。

 ↓ 前穂高岳と同じくらいの高さまで登ってきました。前穂北尾根のとがった三角が綺麗です。

↓ どんどん高度を上げていきます。(いつ引き返そうかとずっと思いながら登ります)

テント場ははるか下の方です。

信州山のレーティングで 難易度D(一般登山道の難易度で上から2番目)とされる

南陵取り付きの手前まで行って 帰ろうかなと そこまで行って鎖場の上部を見ていると

先行者の方が『お先にどうぞ』と言われてしまい『ええっ~』と

思いながらも登り始めてしまいました。

もうここまで来たら行くしかありません。

↓ お先のどうぞと言われた場所。行きには撮る余裕もなく帰りに撮った画像です。

↓ 梯子もあります。

ここからも ヒィヒィ言いながらもなんとか登頂。

そこからは 360℃の素晴らしい絶景を見ることができ

疲れも吹っ飛びます。いつまでも眺めていたいです。

2017 09 30 北穂高岳頂上 奥穂高岳から富士山方向

2017 09 30 北穂高岳頂上 槍ヶ岳からキレット・笠ヶ岳方面

 

↓ 北穂高岳山頂から 槍ヶ岳方面 手前の方に伸びる稜線は 大キレット。こんなところが一般登山道なんてすごいです。

暗くなる前にテント場に戻って受付もしなければなりませんので

名残惜しいけど下山します。

 

この続きは後日アップします。