キクザキイチゲ(菊咲一華)を見つけました。
早春に咲く小さな草花は、雪解けの大地からいの一番に芽を
出し、葉を伸ばして急いで花を咲かせます。
そして周りの他の植物が次々に成長し、地面に日陰を作るよ
うになると、これらの早春植物は短い生命活動を終えて翌春
までの長い休眠期に入ります。
春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす
一連の草花の総称をスプリング・エフェメラルと呼ぶそうです。
直訳すると「春の儚いもの」「春の短い命」というような意味で、
「春の妖精」とも呼ばれます。まさしくセンチメンタルですね。