インパクト・ファクターとは、特定のある雑誌が1論文あ
たり平均何回引用されているかを算出した数値で、雑誌
の影響度を示す指標です。
提供元のトムソンサイエンティフィック社(旧ISI社)は、
「インパクトファクターとは、ある特定の年において、
あるジャーナルに引用された“平均的論文”の引用頻度を
計るものです。インパクトファクターはジャーナルの引用
率の一般的な大小を計るものですが、同分野におけるジャ
ーナルの重要度を比較するときに有効に使えます。すなわ
ち、インパクトファクターによれば、雑誌の出版部数の多
少、発行頻度数の違い、あるいは刊行年数の長短による
偏りを除いて、比較することが可能となるのです。」と説明
しています。
インパクト・ファクターは、雑誌の重要度を示す指標のひ
とつですが、個々の論文評価に代用できるものではありま
せん。
Honda A, Murayama R, Tsuji K, Matsuda Y, Koike E,
Okamoto Y, ShirasawaN, Takano H.
Streamer discharge reduces pollen-induced inflammatory
responses and injury in human airway epithelial cells.
Experimental Biology and Medicine, in press.