シンガポールは約700年前、マレー語で「港町」を意味する「テマセク」という名前で知られていました。マレー年代記(スジャラムラユ)によると、パレンバンの王子サンニラ・ウタマがこの島にやってきて、ライオンと思われる獣を発見、以降、この地をサンスクリット語で「ライオンの町」という意味の「シンガプーラ」と名付けました。現在のシンガポールという国名はここから来ています。頭はライオンで胴体は魚「マーライオン」は海を表す「マー」と「ライオンの町(シンガプーラ)」であるこの国の歴史に由来していたのです。世界三大ガッカリなんて言われているけれど・・・
マレーシアにある世界遺産の古都マラッカ。マラッカには東西を結ぶ貿易拠点としてポルトガル、オランダ、イギリスといったヨーロッパの列強による植民地支配を受けてきた歴史があります。そして400年以上続いた植民地支配はヨーロッパとアジアを融合した独特の街並みと文化を生み出し、2008年に世界遺産に登録されました。