京都府宇治市にある藤原氏ゆかりの寺院。平等院鳳凰堂はいわゆる藤原氏の栄華を今に伝える唯一の遺構だと言われています。鳥が羽を広げたように見える建物は池の中島に建てられているため、まるで極楽浄土の宮殿が池に浮かんでいるように見えます・・・鳳凰堂は10円硬貨の裏側に、鳳凰は一万円札の裏面にも描かれていますね。
朝日山のふもとにひっそりと佇む宇治上神社。本殿は日本で現存する最古の神社建築です。宇治上神社は平等院鳳凰堂がある方角に向けて同時期に建てられており平等院鳳凰堂の鎮守社として崇拝されてきました・・・境内はこぢんまりとしていていることから「世界一狭い世界遺産」と称されているとか・・・
安政元年(1855年)創業の中村藤吉。平等院へ続く参道沿いにある老舗お茶屋と和カフェが一体となったお店。宇治川をのぞみ、世界遺産「平等院」の近くで、多くの文人・墨客・政財界の方たちに愛された旅館「菊屋萬碧楼」を改修し、初代内閣総理大臣伊藤博文命名の「迎鶴楼」の外観はそのままに、内装のみをモダンに改装。新茶・生茶ゼリイ・茶そば・・・美味かった。