「いない寂しさ いる苦しさ」
音楽プロデューサー松任谷正隆さん(松任谷由実さんのご主人)の新聞コラムである(8/20夕刊 ーいま風ーより)
要約すると、
ある日、新幹線に乗車中に老女の怒声が聞こえてきたらしい。隣に居るご主人へ向けての執拗な罵声が。
そこで松任谷さんはこの老夫婦の来し方を想像するのである。
”老女は長い結婚生活の間、ずっとストレスをため続けていたのだ”
帰宅の遅い夫に不機嫌だったり、すると夫は帰宅が億劫になり、やがてコミュニケーション不足に陥り・・・と
そんな日常の長い繰り返しで定年を迎える。
(実際の松任谷さんのコメントはこの辺りを実に想像豊かに語られている)
そして、
”それまで居ないのが当たり前の夫がずっと家にいることほど妻にとって嫌なものはない、と聞く。
居ないのがストレスだったものが、居るのがストレスになるというこの矛盾。 ・・・・夫の病気か何かでやがて腕力が逆転したところで今の関係(新幹線で罵声)に至ったのでは・・”
松任谷さんは、”他人事ではない明日は我が身じゃないか”、と、おどけてみせるが。
結びに、
”寂しがりやの一人好き、という言葉がある。多分誰の中にもあるに違いないと思っている。
この言葉とどう上手く付き合っていくかが将来家族とどう接していけるかの鍵なのだと思う”と記す。
いやいや、松任谷氏は大丈夫でしょう、と読み終えてまず思った
だが、多くのご夫婦は自分もあるかも、とヒヤリとしたのではないだろうか。
自身に関しては
”居ない”ことについては見事なくらいに平気だったんである。
本が読めるから。どんどん読める。
なので「帰りが遅れる」「出張」の連絡は朗報だったんである。
これは今思い返してみると、双方にとって楽だったんだなと思う。
妻に電話する→「うん、わかった!」の単語で終わる。で帰宅すると妻の機嫌はむしろ良い。
で、”居る”状態は私も苦手
夫君たちは昼食くらいは自分で作ることが望ましいかと。そして妻たちを快く戸外へ送り出すべし。
余程相性が良くないと、やはりいつも”いる苦しさ”がはびこるのは必須だと思うのです。
音楽プロデューサー松任谷正隆さん(松任谷由実さんのご主人)の新聞コラムである(8/20夕刊 ーいま風ーより)
要約すると、
ある日、新幹線に乗車中に老女の怒声が聞こえてきたらしい。隣に居るご主人へ向けての執拗な罵声が。
そこで松任谷さんはこの老夫婦の来し方を想像するのである。
”老女は長い結婚生活の間、ずっとストレスをため続けていたのだ”
帰宅の遅い夫に不機嫌だったり、すると夫は帰宅が億劫になり、やがてコミュニケーション不足に陥り・・・と
そんな日常の長い繰り返しで定年を迎える。
(実際の松任谷さんのコメントはこの辺りを実に想像豊かに語られている)
そして、
”それまで居ないのが当たり前の夫がずっと家にいることほど妻にとって嫌なものはない、と聞く。
居ないのがストレスだったものが、居るのがストレスになるというこの矛盾。 ・・・・夫の病気か何かでやがて腕力が逆転したところで今の関係(新幹線で罵声)に至ったのでは・・”
松任谷さんは、”他人事ではない明日は我が身じゃないか”、と、おどけてみせるが。
結びに、
”寂しがりやの一人好き、という言葉がある。多分誰の中にもあるに違いないと思っている。
この言葉とどう上手く付き合っていくかが将来家族とどう接していけるかの鍵なのだと思う”と記す。
いやいや、松任谷氏は大丈夫でしょう、と読み終えてまず思った
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だが、多くのご夫婦は自分もあるかも、とヒヤリとしたのではないだろうか。
自身に関しては
”居ない”ことについては見事なくらいに平気だったんである。
本が読めるから。どんどん読める。
なので「帰りが遅れる」「出張」の連絡は朗報だったんである。
これは今思い返してみると、双方にとって楽だったんだなと思う。
妻に電話する→「うん、わかった!」の単語で終わる。で帰宅すると妻の機嫌はむしろ良い。
で、”居る”状態は私も苦手
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夫君たちは昼食くらいは自分で作ることが望ましいかと。そして妻たちを快く戸外へ送り出すべし。
余程相性が良くないと、やはりいつも”いる苦しさ”がはびこるのは必須だと思うのです。