アトピーの肌を掻いて、傷つけてしまった場合、何も塗らなければその部分にカサブタが出来ます。
でも、アトピー肌は、かさぶたが取れたら治るわけではなく、痒いのでさらにそのカサブタを掻いて取ってしまい、また肌を傷つけます。
その繰り返しをしながら、段々と治っていきます。
ところで、アトピーの肌を掻いて、傷つけてしまった場合、その部分にワセリンを塗ったとします。
すると、湿潤療法にもあるように、その部分にカサブタを作らずに傷が治っていきます。
傷口から出る浸出液で、傷が修復されていくのだそうです。
ということは、ガサガサしたカサブタや、皮むけがないのに、傷が治っていくということですね。
ワセリンは、肌に傷がある時は、傷を修復するのには有効なようです。
しかし、アトピーが治って、痒みも無くなり、肌を掻くことも無く、傷もつけなくなったら、今度はワセリンを塗ってはならないと思います。
なぜなら、アトピーの後のシミは、皮膚をどんどん剥がしていかないと、治らないからです。
ワセリンは、傷には有効でも、シミには敵ですからね。
最近テレビCMで宣伝している、頭皮の痒み用の「ムヒHD」には、ステロイドが含まれております。
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA)が、そうです。
その他にも、「ムヒアルファ」にも、ステロイドが含まれております。
デキサメタゾン酢酸エステルがそうです。
「液体ムヒアルファEX」も、ステロイドが含まれております。
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA)が、そうです。
「液体ムヒS2a」にも、ステロイドが含まれております。
デキサメタゾン酢酸エステルが、そうです。
ムヒにはグリチルリチン酸も含まれておりますので、そちらにも注意が必要です。
純粋な抗ヒスタミン剤なら、「ウナコーワクール」が一番いいと思います。
またまた脱保湿について思うこと。
私はある予防接種を受けてから、毎年冬になると右肘のところに直径5センチくらいの円形のアトピーが中学生になる頃まで出ました。
このアトピーは初夏を迎えるころには毎年自然に治っておりました。
その時、子供ながらになにか塗れば治るのではないかと、オロナイン軟膏や紫雲膏のようなベタベタした漢方系の塗り薬を塗ったりしていたのですが、何を塗っても全く効かず、ブツブツがつながって、円形に盛り上がり、そこを掻くと汁がダラダラ出る事を繰り返しておりました。
そして、掻くたびにそこに出来ていた薄いかさぶたのようなものは剥がれ落ち、またかさぶたのようなものが出来ました。
その時のことを考えると、ステロイド剤も抗炎症剤も使ったことのない、純粋なアトピーには、保湿をしようがしまいが、アトピーは治らないのです。
おそらく、当時の子供時代の自分のアトピーにワセリンを塗ったとしても、治ったりはしなかった事でしょう。
ただし、ガサガサが少しはマシになるかもしれませんが。
そして、言いたいのは、その当時の子供の私は、まったくもって、今でいう脱保湿状態だったわけです。
何を塗っても効かないのだから、何も塗らずに、痒けりゃ思いっきり掻いてました。
だから、脱保湿さえすればアトピーが治るわけじゃないと思います。
脱保湿で良くなるのは、抗炎症剤やステロイド剤で抑えられていた部分が良くなるだけで、元々のアトピーが治るわけではありません。
それに、脱保湿をする場合、皮をむいたり、掻いたりしてはならないようですが、それは難しいでしょう。
だって、あのアトピーの痒みは、気が狂いそうになるくらい痒いのだし、痒みがあるということはその部分に毒素がたまっているということであり、その毒素が無くなるまでアトピーは治らないのですから。
だったら、気持ちよく掻きたいし、アトピーが治らなくても、顔だけはワセリンほんの少しを塗って、ガサガサが少しは改善された方が良いんじゃないでしょうか。
アトピーというのは、脱ステロイド、脱保湿をすれば完治するというものではなく、時期が来れば治るというか、その部分の毒素が無くなると良くなるものなんじゃないでしょうか。
だからといって、ステロイド剤や抗炎症剤は、免疫力を下げるので、絶対に使用してはならないですが。
ステロイド剤や抗炎症剤など、炎症を抑え、免疫力を下げるような薬剤を使わなければ、やがて毒素は流れ、アトピーは治っていきます。
ワセリンや馬油、オリーブ油などをで保湿しても、保湿剤は使わなくても、治るときは治ると思います。
傷の治りを良くするワセリンなら、顔に傷があるときのみ使用しても良いんじゃないでしょうか。
おまけ
上の子も、2011年の1月から6月は手首や太ももにアトピーが出ました。
上の子は今までステロイド剤は三日間しか使用したことがありません。
それで、手足のアトピーにワセリンを塗っていたんですが、ガサガサが良くなるだけで、アトピーそのものは治りませんでした。
痒くなって掻いて、ワセリンを塗ってを繰り返してましたよ。
どんなにワセリンを塗っても、アトピーの部分は黒ずんで、シミのようになってました。
でも、やはり夏になったら治ってしまったのですけどね。
そのシミは今はだいぶ薄く目立たなくなってるようです。
ワセリンを塗っても塗らなくても、治る時は治るということですね。
私も、脱保湿をしなければ、アトピーは完治しないと思い、2009年の10月から、体にも顔にも何も塗らないで頑張りました。
ただし、顔は痒過ぎて我慢できずに、ウナクールを塗ってましたが。
体はガンガン掻きむしって、血を流して、良くなりましたが、顔は2011年の3月に痒くて爪を押しあてたりしたせいか、かなり悪化してしまいました。
それでもウナクールを塗って良くなるのを待ちましたが、頬全体から汁が出て、真っ赤になってしまい、なかなか良くならず、あきらめて、ドルマイシン軟膏を三日間塗り、サンホワイトを四日間くらい塗りつズけたら、良くなったのでした。
その後は、サンホワイトを三日間つけないとまた少し悪化したりしましたが、夏の間はサンホワイトをつけなくても大丈夫でした。
このように、グリチルリチン酸入りのゲルからの脱保湿で、1年5カ月たったというのに、掻くと悪化してしまったのです。
脱保湿をする場合、皮をむいてはいけない、できるだけ掻いてはいけない、というルールがありますが、そうすると、脱保湿が一旦成功したように見えても、掻けば悪化するような皮膚の状態では、アトピーは完治したとは言えません。
私は、アトピーが完治したと言える状態は、掻いてもブツブツが出たりただれたり、悪化したりしない状態だと思っています。
脱保湿をしても、掻いたらまた悪化するということは、その部分にまだまだ老廃物がたまっている証拠であり、その老廃物がある限り、アトピーは治ってないのだと思います。
皮膚科医は皮膚のことばかり見て、皮膚の状態が良くなればアトピーは治ったと言いますが、私は皮膚を流れる血液やリンパ液が綺麗にならなければアトピーは治らないと思っています。
なので、脱保湿には賛成しますが、一番重要なのはアトピーの部分の血液やリンパの流れを良くし、老廃物を流してやることだと思っています。
脱保湿すれば、皮膚が乾燥し、ちょっと掻けば切れて痛みます。
だから、そんな状態の肌をマッサージしたり掻いたりするのは、痛くてかなわないでしょう。
でも、サンホワイトを少し塗ったりしておくと、掻いてもさほど悪化しないし、マッサージしても大丈夫なのです。
もちろん、脱保湿しながら思い切り掻いた方が、早く良くなるとは思いますが。
でも、口角炎が出来た時や、鼻の穴が切れたりしたときは、ワセリンを塗っておくと治りが早いのです。
塗らずに乾燥させたままにしておくと、痛いしなかなか治りません。
手のひび割れにも、カットばんを巻いたり、ワセリンを塗った方が早く治りますし。
保湿療法といって、傷を治すには乾燥させるのではなく保湿した方が良いという意見もあります。
だから、ワセリンは掻いて傷を作ってしまった時だけ使用して、傷が治ったら使用しないのがいいと思います。
最近頬をボリボリ掻いてますので、悪化しないように、毎晩サンホワイトを赤くなった部分に薄く塗って寝てますが、予防的に塗るのはやめようと思います。
明らかに傷がある時だけ、サンホワイトを塗ろうと思います。
それから、サンホワイトは傷の部分だけに、麺棒で薄く塗ろうと思います。
サンホワイトも、段々と使わないようにしていかなくてはならないと思っています。
しもやけは、手足が冷やされることによって、血液の循環が悪くなり起こります。
季節が春になり暖かくなり、しもやけが治る時は、しもやけの部分が非常に痛痒くなります。
だから、しもやけを治そうとするときは、なるべく血液の循環が良くなるように、温めたりマッサージしたりして、そこにたまっていた古い血液や老廃物を流すようにします。
しもやけが痒いからといって、さらにその部分を冷やしたりすれば、そこにたまっている古い血液は流れにくくなり、しもやけは治らなくなります。
アトピーもしもやけと似たようなものだと思います。
何らかの原因で、体のある部分に汚れた血液や老廃物がたまってしまった結果、アトピーが起こるのだと思います。
アトピーが痒いからといって、その部分を冷やしたり、血液の流れを悪くするような塗り薬、例えばステロイド剤や抗炎症剤を塗り続けたら、アトピーは治らなくなってしまいます。
アトピーを治すには、その部分の血液やリンパの流れを良くし、老廃物を流す事が大事だと思います。
アトピーの人は、周りの人からおそらく必ずといっていいほど言われます。
「掻くから治らないんだ。掻くとひどくなるから掻いては駄目」と。
でも、健康な皮膚は、掻いても悪化などしません。
掻いて悪化するのは、その部分に流さなければならない老廃物があるからなのであり、その老廃物がある限り、アトピーは治らないのです。
老廃物をそのままにして、掻かないように、いじらないようにしたら、アトピーが治るのにものすごく時間がかかります。
痒みというのは、体が、「掻いてくれ」と訴えていることなのであり、そこに老廃物がありますよというしるしなのです。
グリチルリチン酸入りのゲルをやめて、二年半くらいになりますが、顔だけは、掻くと悪化するので思い切り掻けないでここまできました。
でも、顔のアトピーが、いつまでたっても完治といえるくらいに良くならないのは、怖くて掻けなかったからです。
これからは、顔も、力を加減しながら掻くことにします。
そして、早く老廃物を流してやろうと思っております。
この間から顔を掻いてますが、やはり掻くとブツブツが出てきます。
ブツブツが出るということは、そこに老廃物があるという証明です。
でも、去年よりは掻いてもあまり悪化しないようになっております。
サンホワイトを薄く塗っているからかもしれませんが。
頬のアトピーは、掻かなければ悪化しないという状態を保っているが、このままでは、正常な皮膚とは言えない。
正常な皮膚は、掻いても悪化せず、赤くなってもすぐに元に戻るはずである。
グリチルリチン酸入りのゲルを止めてから、すでに二年五カ月くらい経とうとしている。
体は力を入れて掻いても、アトピーも全く出ないくらいに良くなったのに、頬はいまだに掻けば悪化しそうな状態なのだ。
それで、ちょっと試してみようと思い、昨日の夜、お風呂に入りながら、頬をおでこを掻くくらいの強さで掻いてみた。
すると、特に左の頬は固く腫れ、赤くなり、所々にブツブツが出たのである。
赤みはなかなかとれず、寝る前に赤くなった部分にサンホワイトを塗って寝たが、今日の朝も少し赤かった。
今日の夕方は、赤みはだいぶ無くなっていたが、まだブツブツが少し残っている。
やっぱり、アトピーから回復するには、掻かなければならないのである。
掻いて、老廃物を流してやらなければ、回復がどんどん悪くなるのだ。
アトピーから回復する時、肌は一時的にすごく汚くなる。
ブツブツが出て、その後フケのように皮がボロボロとむけ、それが当分の間ずっと続く。
そして、その後、シミが出来、そのシミが、垢となって少しずつ取れていくのである。
その過程を経ないと、アトピーは治らないのである。
頬も、一時的に悪化しても、これらの過程を経なければ、アトピーは治らないのだ。
なので、少しくらい悪化しても、今後は、頬もおでこと同じくらいの強さで掻くことにする。
サンホワイトは、止めると早く良くなるとは思うが、顔なので、もうしばらくの間は薄く塗ることにする。
ところで、おでこは、軽く掻いても悪化しないまでに回復した。
強く掻くと、悪化するかはまだ分からないが。
早く、顔も体と同じくらいの強さで掻けるまでに、良くなりたいと思っているが、時間がかかるだろう。
農薬を使い続けた畑が、もとの自然な状態の畑に戻るのに、何年もかかるのと同じように。
10月21日から飲み始めたセラミックチップ水も、まもなく三カ月になろうとしてます。
最近は、便秘しなくなり、快便です。
これは、たぶんセラミックチップ水のおかげではないかと思います。
たかが水、されど水、奇跡の水といわれるトラコテの水やルルドの水も、おそらく還元電位の低い湧水ではないかと思われます。
セラミックチップ水は、還元電位はそれほど低くないと思いますが、水道水よりは低いのだと思います。
以前、テレビで、水でアトピーなどの様々の病気が治ったという番組をやってました。
還元電位の低い水は、体の酸化、つまり錆びや汚れを防ぐ作用があるので、様々な病気に効くのだと思います。
参考
http://www.youtube.com/watch?v=J_DqYGO84ls&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=LBa0RlSmN_o&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=1keW2HM-cpQ&feature=related
http://www9.ocn.ne.jp/~yseco/mizusetu.html
薬には頼らないで、水という自然の宝もので病気を治していく方が、ずっと良いと思います。
私がセラミックチップ水に一晩歯ブラシをつけておいた茶碗の底についたプツプツ
見えにくいですが・・・・白い小さなプツプツです。
こんな風に、セラミックチップ水は、体の汚れを包み込んでくれているのかもしれませんね。
ある重症アトピーの方のブログを見つけたので、読んでみました。
その方は、皮膚科の医師の言うとおりに治療を続け、ステロイドの飲み薬も、ステロイドの塗り薬も効かなくなり、シクロスポリン(ネオーラル)で治療しているようです。
今はどんな状態か、最近の日記がないので、わかりませんが、本当に壮絶な日々を過ごされてきたようです。
この方は、医師を信頼し、医療を信頼しているので、自分の体が特別弱いせいで、重症アトピーになったと思っているようです。
でも、この方は、私から見れば、今まで使用してきた薬のせいでアトピーが重症化してしまったのです。
でも、そんなことをわかってもらおうとしても、この方は世間の常識や権威のある医師の言うことしか聞きませんから、どうしようもありません。
免疫抑制剤であるシクロスポリンを使用して、人工透析が必要になった方もいるようです。
そんな方たちを思うと、悔しさ、やるせなさでいっぱいになってしまいます。
どうして、アトピー治療は、免疫を下げることばかりするのでしょう。
免疫を下げたら、ますます病気は治らなくなるばかりなのに。