ある物質がどんどん小さくなっていって、目では見えなくなり、顕微鏡でも見えなくなったら、その物質は消えたことになるのだろうか?
そうはならないだろう。
どんなに小さくなったとしても、存在しているはずだ。
ただ、あまりに小さすぎて、クオークやレプトンくらいの大きさになっていることだろう。
もはや、気体と同じだろう。
私達の体を構成している細胞も、クオークやレプトンでできている。
それが原子を形作りその周りを電子が回る。
そういったものが集まって、私達の体を保っているのだ。
なんとすごいことだろう。
あまりにも小さすぎて、物質でもあり光でもありエネルギーでもある原子が、私達を作っているのだ。
ということは、私達は物質でもあり、光でもあり、エネルギーということになる。
いや、私達だけでなく、すべてのものがそうなのだ。
いやはや、いったい誰がこんな仕組みを作ったのだろうか。