木村さんの農法に対する批判の一つに、
「病気・害虫・雑草の防除は地域ぐるみで行わなければ意味がなく、無農薬の農地はそれらの発生源となるため、無農薬農家は地元で嫌われている」
というのがあります。
これに対して私が思うことは、以下のことです。
病気・害虫・雑草の防除のための薬剤散布は、一時押さえにすぎない。
無農薬の農地は、虫たちのバランスが取れているから、病害虫がいても増えない。
病害虫が増える畑は、農薬や肥料を使っているから増えるのだ。
それを木村さんのせいにするのはお門違いだ。
無菌室にいる病人には一般人が接しては駄目、というのと同じこと。
無菌室にいる病人が農薬を使っている畑とその作物で、一般人が木村さんの畑とその作物(リンゴなど)ということ。
一般の健康な人は、たとえMRSAなどの抗生物質が効かない菌に感染しても負けませんが、無菌室にいる免疫力の弱い人はMRSAに感染すると命取りになります。
一般の健康な人は、免疫力が強く、体内も肌も常在菌のバランスが取れているからです。
MRSAを害虫と置き換えると、よく分かります。
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