「天国と地獄」からの抜粋です。
アラン・カルデック著 浅岡夢二訳
あなた方を取り囲んでいる、空気が、あなたがの思いを伝えるのであり、あなた方の吐く息にあなた方の思いが書き記されているのです。
あなた方の思いは、あなた方の周りに出没している霊人たちによって、絶えず読まれているのだ。
神の使者たちに対しては、何も隠すことはできないのです。
天国では、悟りの高さに応じた、目もくらむばかりの光を燦然と放つ方々が、きら星のごとく数多く集われる。
天国では、散歩といえば、稲妻よりもすばやく、無限の空間を駆け巡るのです。
霊界でも様々な用事をこなす必要があります。
それぞれが果たすべき使命を持ち、守るべき人々を持ち、訪問すべき地上の友人たちを持っています。
世界から世界を行ったり来たりします。
集いを開き、散っていき、また集まります。
要するに、霊界では一秒たりとも退屈している暇はないのです。
私は地上にいたとき、時間を有効に使わなかったことを悔やんでいるのだ。
私は人間の目から見て正しいと思われる生き方はした。
だが、人間の目から見て正しいのと、神様から見て正しいのとでは、雲泥の差がある。
人間界では法律をしっかりと守れば、正当な生き方だとされる。
ところが、人間は人の名誉や幸福を奪っておきながら、それを自覚せずに平然としていることがしばしばあるものだ。
しかも、そうしたことは、法律でも世論でも罰せられない。
神の法で正当とされる人間とは、愛をこめて人々にひたすら尽くし、善のために全生涯を使い、同胞の進歩のためにすべてを捧げた人間のことだ。
神様から、「自分の時間をどう使ったかを報告せよ」と言われるからだ。
(続きはhttps://note.mu/naopp/n/n2bf87e199cdaで読めます。100円)
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