私の父は、もう15年くらい前に亡くなってしまいましたが、亡くなってから、二三週間経ったころに、父の夢を見ました。
それはありありとした、鮮やかな夢でした。
父は、私の家に一人で泊りに来ていました。
そして、泊まった部屋は、私の寝室の隣の部屋でした。
新しいふかふかの布団に、父は寝ておりました。
私が、起きて部屋をのぞくと、父は布団の上で座っており、私ににっこりとほほ笑みました。
私は、「まだ早いから、寝ててね」と声をかけました。
そして、目を覚ましたのですが、すごく鮮やかではっきりしていた夢でした。
あの世に旅立つ前に、泊りに来てくれたのかもしれません。
そういえば、母もおかしなことを言ってましたね。
父が亡くなる三日くらい前から、何かが家の廊下を歩く気配がする、と言ってました。
父は、入院中でしたが、家に帰りたいとずっと言ってましたので、父の意識が家に帰ってきていたのかもしれません。
あるいは、父の命が長くないと知っていたご先祖様たちが、迎えに来てくれて、それで廊下に気配があったのかもしれません。
そして、もう一つ、不思議な事がありました。
父の葬式では、元気に手伝ってくれていた分家の旦那さんが、父の49日のちょっと前に、突然脳内出血で亡くなってしまったのです。
あんなに元気だった人が亡くなるなんて・・・・と、周りの人々は驚いておりました。
偶然だと言えばそれまでですが、私の父が一人では寂しくて連れて行ったんじゃないかと、噂されました。
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