私には長年に渡って続いている友人で、A子さんという人がいる。
A子さんとは、価値観や趣味が違うのだが、出身地が同じということもあって、月に一度くらいの割合でランチを共にして、他愛もない話をしている。
A子さんと私は価値観が違うため、時々ムッと来ることがある。
おそらくA子さんも私に対してムッと来ることがあると思う。
私は、価値観は人それぞれ違うので、お互いを尊重すべきだと思っているので、A子さんのやることに関しては口をはさまない。
だが、それをA子さんは、私が友人に対して無関心すぎると思って、ムッと来るらしい。
しかし、私は、自分の行動に関して、A子さんから指図されるのが、すごく嫌なのである。
というのは、A子さんの助言は、A子さんの価値観の押しつけに過ぎないからである。
だから、私はA子さんには何も相談せずに、自分で決めて自分で行動している。
それが、A子さんにしてみれば、私はA子さんの言う通りに動かない人、駄目な人となるらしい。
A子さんは、自分の価値観こそが一番で、それに反する価値観の持ち主は、ダメ人間、頭の悪い人、賢くない人と決めつけてしまう。
なので、A子さんの夫も娘も、A子さんのいいなりで、A子さんの言うとおりに行動している。
しかし、成人したA子さんの娘が、今後もA子さんのいいなりに人生を歩むのかどうかは分からない。
また、ずっとA子さんのいいなりに動いてきた旦那さんが、今後もA子さんのいいなりに動き続けるかは分からない。
(もっとも、A子さんを選んだ旦那様は、やはり賢くなかったというべきか・・・)
それを、私は今後もA子さんとランチをしながら、観察し続けることになる。
また、A子さんも、価値観の違う私の行動を馬鹿にしながら、私を観察し続けるのだろう。
A子さんには振り回されないように、つかず離れず、距離を保ち続けることが大切だと痛感しているのだ。
(A子さんには、今まで色々と嫌な思いをしたことがあるので。)
A子さんの価値観
外見が一番大事 モノに執着する ブランド物が大好きで詳しい 流行こそが大切
人が身につけている服やバッグを、とことん観察し、自分の価値観に合わない安物の服やバッグを馬鹿にする ライブに行くことが生きがい ライブに行かない人を馬鹿にする
ファンタジー嫌い
私の価値観
雰囲気が一番大事 モノには執着しない ブランド物は好きでも嫌いでもなく、自分の好きなものが一番 流行には乗らない 他人が何を着ようがどんなバッグを持とうが見ていないし覚えていない ライブには興味がないので行かない ファンタジー大好き
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