奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

早朝の散歩 キノコ、ショウジョウトンボほか

2023-09-25 20:40:51 | 奈良散策
奈良散策 第931弾


9月19日早朝の散歩のときに撮った写真の続きです。実は、この日は昼前にもう一度散歩に行きました。アメリカキンゴジガという花の写真を撮ろうと思って。結局、7時と11時に行ったことになるのですが、この両方ともほとんど咲いていませんでした。後日、調べてみると、9時頃に開花して、10時頃にはしぼんでしまうという時間限定の花でした。それよりも、この日一眼レフで撮った写真がなぜかSDカードに記録されていないというトラブルが起きました。写真のファイル名の数字はその分飛んでいるので、記録したつもりで記録されていなかったようです。こんなことがあるのかなぁ。





木の葉も少し調べてみようと思って撮りました。保育社の「検索入門 樹木」では葉の形や付き方で検索していくのですが、それで調べてみると、どうやらエノキのようです。



そのエノキの葉に綿毛のようなものがいっぱいついていました。ワタアブラムシかなと思って接写もしたのですが、その写真は消えてしまいました。







これはチョウジタデだと思うのですが、花弁が4枚と5枚の花が入り混じっています。平凡社の「日本の野生植物」によると、チョウジタデは花弁が4枚、ウスゲチョウジタデは5枚とのこと。検索表では、萼片の長さと花床の毛で見分けているようです。今度、調べてみないといけませんね。



これはショウジョウトンボ





そういえば、チドメグサの写真を撮っていなかったなと思って撮ってみました。







そして、キノコです。これからキノコも調べてみたいと思っていたので、何枚か撮ってみました。「日本のきのこ」を見ると、ヒメヒガサヒトヨタケあたりがよく似ています。いずれにしてもCoprinus属は確かそうです。ところで、日本菌学会のHPには、「日本産菌類のチェックリスト」が載っています。それによると、日本産Coprinusには品種、変種を含め69種が載っています。また、保育社の「原色日本新菌類図鑑」には6節39種に対する検索表が載っています。専門用語が分からないし、胞子の大きさや形状を見ないといけないなど、かなり大変そうです。でも、少しずつ調べてみたいと思っています。Coprinus属はかつてヒトヨタケ科に分類されていたのですが、その後、ナヨタケ科になり、現在はハラタケ科に分類されているようです。



この間見つけたオオシロカラカサタケかもと思っていたキノコの様子を見に行ったのですが、こんな姿になっていました。そういえば、あれから5日も経っていますね。





これはたぶん、ホシアサガオ





それからショウジョウトンボ



これはマンションの駐車場の天井にいた蛾で、おそらく、ウチジロマイマイです。



ここからは昼前に散歩に行ったときに撮った写真です。これはマルバアサガオ





最後はショウジョウトンボ

早朝の散歩 植物、虫

2023-09-24 20:39:52 | 奈良散策
奈良散策 第930弾


9月19日早朝の散歩のときに撮った写真の続きです。



いつも見ている湿地から道に向かってイシミカワが伸びてきていました。





イシミカワは地味な花なので、撮影してみたのですが、まだ、つぼみのようです。



これはショウリョウバッタ



民家の入り口にあったタマスダレです。



これはヤマトシジミ





夏の間はマメアサガオが多いのですが、9月になるとホシアサガオが増えてきます。それで、花柄を撮ってみました。いぼ状突起が少ないのでホシアサガオかもしれません。今頃の季節、花の中心部が濃色のものがホシアサガオといってもよさそうです。



こちらはたぶん、マメアサガオ





去年見つけて名前が分からなかった植物が今年になって名前が分かりました。アメリカキンゴジカという帰化植物です。





こんな風に葉に長い柄があり、縁どられているのがたぶん、アメリカキンゴジカだと思います。この花、開化時間が限られているので、なかなか花に出会えません。これは朝7時ごろに撮ったものですが、ほとんど咲いていません。



こちらは11時に再度撮りに行った時の写真で、つぼみが見えているのがありました。でも、花らしい花はほとんどありませんでした。



これは果実でしょうね。



これはイチモンジセセリ



最後はシチヘンゲ。「世界の侵略的外来種ワースト100」に指定されている植物です。

早朝の散歩 虫探し

2023-09-23 20:44:46 | 奈良散策
奈良散策 第929弾


9月9日早朝の散歩には接写用の一眼レフを持っていきました。目的はアメリカキンゴジカという初めて見た植物の花を撮ろうと思ったのですが、植物の話は次回に回します。そのときに撮った虫の写真から。



虫探しにはアカメガシワの葉にある花外蜜腺が面白いです。まず最初はニジュウヤホシテントウです。



花外蜜腺は葉の基部の両側にあって、こんなに蜜が溜まっています。



その蜜腺にトビイロシワアリがやってきていました。



これはイナズマハエトリだと思います。



そして、これはツヤユスリカの仲間。



これはアミメアリ。何か別の葉っぱの蜜腺に来ているようです。



これはアワダチソウグンバイ



綺麗なハエがいたので撮ったのですが、何でしょうね。



これはアカメガシワの葉の縁にある蜜腺にきたアミメアリです。



このアリは何でしょうね。



これはヒメマダラミズメイガ



最後はヒメシャクの仲間です。ピクセル数から前翅長を測ってみると、8.04 ± 0.40 mmになりました。ヒメシャクは図鑑を何度見ても種名がよく分からないのですが、これはモントビヒメシャクかなぁ。

本当は接写であと30枚ほど撮ったのですが、なぜかSDカードに記録されていなくて、番号だけが飛んでいました。どうしたのでしょうね。

早朝の散歩 モズほか

2023-09-22 21:01:09 | 奈良散策
奈良散策 第928弾


9月17日早朝の散歩で撮った写真です。この日は植物をいっぱい撮りました。



最初はツユクサ



それからニラ



これはワレモコウ



そして、ハクチョウソウ



これはシオンかな。





金魚池には金魚がいっぱいです。







葉の先端が凹んでいるのでこれはイヌビユかな。





この葉の名前調べで時間がかかりました。葉の検索図鑑で調べたのですが、よく分かりません。結局、Googleレンズに頼ってしまいました。はっきりしないのですが、エノキかなというところです。









モズの高啼きが始まりました。「モズの高啼き七十五日」と言って、75日目に初霜が降りると言います。計算してみると、12月1日になりました。奈良地方気象台によると、2018年から2022年までの初霜日は、12/11、12/1、12/10、11/29、12/3となっていました。だいたい合っているようですね。



これはウシガエル



最後はシオカラトンボでした。

早朝の散歩 ウラナミシジミ、植物など

2023-09-21 20:52:26 | 奈良散策
奈良散策 第927弾


9月16日早朝の散歩のときに撮った写真です。



最近、ウラナミシジミがたくさん飛び回っています。





民家の玄関に置いてあったホウセンカにセスジスズメの幼虫が止まっていました。



「猫広場」の黒猫は変な格好でこちらを見ていました。



これはシオカラトンボ



それから、ガガイモの花。





クズの花が咲き始めました。花を拡大すると意外に面白いですね。



にょきにょき伸びているのはヨシです。





これはママコノシリヌグイの花。





これはアオモンイトトンボ



歩いているとその影に合わせて金魚池にこんな輪の模様が動いていきます。どうしてなのかずっと分からなったのですが、どうやら影に怯えて、金魚が水面から潜るのでその時にこんな輪の模様ができるようです。





用水路脇にこの間から気になっている植物が生えています。アメリカキンゴジカだと思うのですが、この日も写真を撮ってみました。



これはつぼみ。



そして、葉。





今にも咲きそうなつぼみがあるのですが、どうしてか一つも咲いていません。9時ごろに咲くというので、一度見に行こうと思っています。





これはオオエノコログサ