今市日記 ( 納豆有時心和 )

いまいちすっきりしない納豆関連情報をメインにして日々の状況を書いています。

多摩に散歩 ・・・ 三鷹(1)

2013年05月10日 | 多摩に散歩
多摩に散歩、今回は三鷹でございます。



諸般の事情で何かと行くことが多くなった三鷹。折角なのでうろうろしてきました。
まずは三鷹駅南口の中央通りです。



ここは三鷹駅前の中心の通りですが、通り沿いには三鷹ゆかりの文人の碑がいくつか設置されています。


一つ目は戦前から終戦直後まで三鷹に住んでいた「路傍の石」などで有名な山本有三の碑。





碑には山本有三の「生きとし生けるもの」の一文が刻まれています。

この世にいきているものは、
なんらかの意味において、
太陽に向かって
手をのばしていないものは
ないと思います。


次は昭和の初めから亡くなるまで40年三鷹で過ごした三木露風の「赤とんぼの碑」。
あの「夕焼け小焼けの赤とんぼ・・・」の作詞家です。






3つ目は三鷹市の名誉市民でもある武者小路実篤の「人間万歳」の碑。
碑に刻まれている文字は細かく、また薄くて老眼鏡を忘れた私には読み取れませんでした。




最後は、1930年代を通して三鷹に住んでいた太宰治の碑。



亀井勝一郎の「無頼派の祈り-太宰治」の中の太宰治が三鷹市下連雀に住んでいた頃の様子を
記した一文が刻まれています。


次に玉川上水に沿ってぶらぶらしてみました。




「風の散歩道」です。まわりは都市化されていて、玉川上水とその両側だけが自然状態という、一種違和感の
ある自然がそこにありました。



でも、こういうところをぶらぶら歩くのは気持ちいいです。

ここをしばらく歩いていくと、住宅側の歩道に一つの碑があります。
大きな石と「玉鹿石(ぎょっかせき)」と刻まれた碑があるだけで何の説明もありません。





しかしこれこそは、昭和23年6月、太宰治が心中を図った際に入水をしたとされる場所を示す
無名碑だそうです。










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