水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

来年105周年を迎える宝塚、好調はいつまで続くのだろう

2018-12-19 | 宝塚
すみませんねぇ前記事に引き続き、心配性のオバチャンの戯言です
一応半世紀以上生きてきて、世の中の移り変わりを見てきたもので…


先週大劇場の楽を迎えた雪組「ファントム」は超チケ難、大好評のうちに幕を閉じました。
宝塚ばなれしたトップコンビの歌唱と芝居力、
それに組子がしっかり付いていって創り上げた公演は、本当に素晴らしかったです。

そしてまた、目を瞠ったのがお衣装やセットの豪華さ
宝塚って、いつだって豪華で華やかな舞台ですけどね
今回はいつも以上に凄かった気がするんです。
スポンサー付きの公演だといつもより豪華なのが普通ですけど、VISAの冠公演なうえに、
だいもん(望海風斗)に、かんぽさんが付いるからなのかなと思いました。スポンサーがW

お衣装の豪華さハンパ無いメチャクチャ手が込んでて、重いんだろうなぁって思ってしまいました
トップコンビのお衣装だけでなく、ビストロの場面とかのお衣装も、見たことないお衣装がかなりあった気がします。
また、オープニングの映像も結構お金がかかってるんじゃないでしょうか

劇団の気合も凄いですね
制作発表は最近は毎回のようにやってますが、初日に主題歌CDを出すなんて
スカステで、寿美礼様(春野寿美礼)との対談番組もありましたし、
かんぽさんのパリロケ番組もありましたしねぇ

スポンサーが付いてるからというのもありますが、業績が好調なせいか、劇団のお金のかけ方も昔と違う気がします

でもね、ふと心配になったんです。これ、いつまで続くんだろうって

業績絶好調なのって、5年もないんですよ
100周年をきっかけに、世の中の注目を集めて、演目やら宣伝やら、打った手がほぼすべて上手くいったから。

正直こんな好業績、5年も続かないだろうと思ってました
そういう意味で、今の理事長始め経営陣の手腕はなかなかのものだな、と思います。
願わくはこれからも頑張って頂きたいと思ってます。
人気があると、チケット確保するのは大変ですけどね

ただ経営手腕とは別の原因で、業績が悪化することはありますよね。
今年のように大きな災害があるかもしれませんし、
日本や世界の景気をみても、バブル崩壊やらリーマンショックやらありましたしね。
今は割と安定してるみたいですが、何をきっかけに恐慌が起きるかわからないですし、
景気が悪くなって、真っ先に切られるのは遊興費でしょうから。

それに経営判断を誤って、退潮に向かうことだってあり得ます。
演目にしろ、スターの育成方法にしろ、宝塚らしさを失ったら存在意義を失いかねない。
今は好調だから2番手を切っても大丈夫、なんてことを考えだしたら、あっと言う間に奈落の底でしょう。
大衆の人気なんて気まぐれです。大衆の気持ちを離さないために、105周年以降もしっかり舵を取ってほしいです。
コメント
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