もう皆さんお忘れかと思いますが、海の日の7月15日、早起きしてハスの花を見に出かけました。
中国風のお寺・萬福寺の様子はすでにご紹介済みです。
続いて出かけた、三室戸寺はどんな感じだったでしょうか?
遅くなりましたが、こんな感じでした。
宇治・蓮で検索して一番先に出てくるのがこの三室戸寺。
770年頃、光仁天皇の勅願によって創建されたと伝えられる、由緒正しいお寺です。
西国三十三観音の第十番札所でもあり、普段から賑わっていますが、近年花の寺としても有名です。
先日ご紹介した萬福寺に行ったあと、約2.5kmの道をてくてく歩いて訪れました。
拝観料をおさめ、朱塗りの門をくぐります。
7月7日まで公開されていた紫陽花園(左)に沿って進むと、石段が現れます(右)
えっちらおっちら手すりにすがって上ると、本堂前に広がるハスが一望できます。
こちらは池があるわけではなく、いろいろな品種の蓮鉢が所狭しと並んでいます。
絵になる三重塔とハス。
開き始めのハス。
私の好きな、先がピンクの白いハス。
・・・と続けると、いかにも沢山ハスの花が咲いているようですが、花はそれほど多くありませんでした。
このような蕾や、
蕾の先にはお約束のトンボが・・・
ショウジョウトンボに、
シオカラトンボでしょうか。正面からではよくわかりません。
花弁が落ちた後の花托と雄蕊。
このような果托が数多く見られました。中にはもう種が大きく育ってきています。
「ハチス」とはよく言ったもので、本当にハチの巣の幼虫のようにも見えます。
花と果托のコラボ写真です。
洋風の八重のハス。とっても可愛らしかったのに、可愛く取れなかった・・・
久しぶりに青空が出てきました。全景です。
本堂の写真がありません。ハスの蕾越しに・・・
今の建物は19世紀前半の再建です。
最初のハスの後ろに写っていた塔は、朱塗りです。
ハスだけではなく、イロハモミジの赤い翼果や
参道のシダの緑の美しさが印象に残りました。
足も疲れたので、アッシーくんに迎えに来てもらって、帰るつもりだったのですが・・・
時間はまだ11時(早起きしましたもの)。
「ハスに凝ってるんやったら、〇〇の〇に行こう!」との星夫の誘いについつい乗ってしまいました。
ここまで見てくださった方に、オマケの画像を・・・
ハスの実は食べられるという情報がちらほら・・・そう、その通り!
何を隠そう、この三室戸寺の茶店で季節限定ではすハスご飯が食べられたのです。
(今もやっているのかどうかは不明ですが)
ザ・炭水化物的な外観ですが・・・お味もなかなかに炭水化物でした(笑)
(撮影:2013/7/15)
(つづく)
【撮影:2019年7月15日 三室戸寺】