は~い、アナナスエリアに移動します。
といいつつ、最初に見つけたこの花は・・・
なんか耳が付いてるような、金魚を上から見たような・・・
横から見てみました。お~、細長い!しかもベロンと舌が出てるみたいな・・・
お顔を見せてもらえますか?
あれ~、噛まれそう!
なわけないか(笑)
こちら、ここまで引っ張っておいて、ちゃんとした花名板がありませんでした。
土に挿した小さな名札に「コルムネア」と。
調べてみると、「熱帯アメリカに75種が自生し、熱帯雨林の樹木の幹や岩などに着生して生育している」(趣味の園芸より)
アナナスエリアなのに、こちらはイワタバコ科。
観葉植物としても育てられているようです。
最初この花を見たとき、てっきりエスキナンサスかと思いました。
同じイワタバコ科ですが、そちらもちゃんと咲いていました。
この花はエスキナンサス・コーディフォリウスです。
思いっきり逆光ですが、毛深くて、濃い筋が入るのが特徴。
こんな風にツルになって、ぶら下がります。
肝心のアナナスですが、本来はパイナップルのことを意味するらしいです。
パイナップル? ちゃんとありました!
これが本家本元アナナスですね。
で、その横にあったのがこちら。パイナップルそっくりのアナナス・ナヌス。
写真でみたら大きさの違いがわかりませんが、実際はこんな感じのミニサイズです~
(クリックしないでくださいね~)
ということなのですが、アナナスの仲間は色々ありすぎて、別々に見せられたら絶対同じ科とは思えません。
一番アナナスのイメージなのがこちらでしょうか。
こちらはグズマニアで、典型的なアナナスです。
赤い部分は苞で、重なった苞の間に水が溜まってそこから栄養を取っているそうです。
苞の間から白い花が咲きます。写真がピンボケだったので、雰囲気だけ・・・
他にもあります。こちらはエクメア・ガモセパラというアナナスの仲間です。
まるでプラスチックでできているようなつるんとして鮮やかな色。
ピンクの部分が萼片、青い部分が蕾だそうです。
ほんの少し咲き始めているのがありますが、ちゃんと咲いている花を見た記憶がありません。
こちらの写真を見ると、上の方はまだ蕾が出かかっているところですね。
ということは下から上に咲き上るのでしょうか。
開いている花はないの?
あれ~、これはどうみても咲いた後、蕊だけが残っているような感じです。
ということで、エクメア・ガモセパラの咲いた花は宿題となりました。
他にもまだまだまだまだアナナスの仲間はありますが、今回はこの辺で先に進むことにします。
左手に丸いブドウのようなものが枝や幹から直接出ている木がありました。
こちらは有名なジャボチカバ(フトモモ科)。
中米や南米で広く果樹として生産されているそうで、とても美味しいらしいですよ。
花もとても可愛いですが、それはまたその時期に行ってご紹介しますね!
このあとさらに、巨大なクワズイモのような葉っぱの横を通って進みます。
続きは明日・・・
【撮影:2022/1/10、一部2021/12/18 宇治市植物公園】