京都府立植物園で一番好きな場所、植物生態園。
セツブンソウとオウレンを満喫し、さあ、他には何があるかな~と思って回りましたが・・・
う~ん、なかなか厳しいです。
入り口近くのオニグルミの葉痕の小人くん、普段はスルーなんですが、今回はネタの一つとパチリ。
気のせいか、浮かない顔・・・
今なら、ここ数日の暖かさでもっと咲いていると思いますが、この時(2月18日)はまだまだ冬・・・
それでも、「あと少しで咲くよ~」と春を待つ植物をいくつか見つけました。
せっかくなので、クイズにしますね~
<春を待つ♪ その1>
枝の出方を見たら簡単、簡単!
コウゾとともに、和紙の原料になります。
答えは、ミツマタ(ジンチョウゲ科ミツマタ属)です。
<春を待つ♪ その2>
2種類見えています。右の方は雪解け水の中で咲く植物で、歌の歌詞にもでてきます。
左の方は難しいですが、私の投稿には何度も出てきています。
答えは、右側がミズバショウ(サトイモ科ミズバショウ属)、
左側が、モミジチャルメルソウ(ユキノシタ科チャルメルソウ属)。
<春を待つ♪ その3>
花が咲く前からこの葉は目立っています。やっと蕾が・・・
答えはショウジョウバカマ(メランチウム科ショウジョウバカマ属)です。
<春を待つ♪ その4>
北海道で早春の若芽を山菜として食します。精が付くそうです。
これはもう葉が開きすぎてますね。
答えはギョウジャニンニク(ヒガンバナ科ネギ属)です。
<春を待つ♪ その5>
家で育てている人は分かるでしょう。中国原産です。
アミガサユリ(ユリ科バイモ属)です。
<春を待つ♪ その6>
簡単そうで、案外難しいかも。
その辺の山で見かけるより、花穂が太くて丈夫な感じです。
答えは、ハチジョウキブシ(キブシ科キブシ属)です。
<春を待つ♪ その7>
奄美大島から沖縄の固有種で、ピンクがかった可愛い花が咲きます。
庭木にもするそうですよ。
答えは、ゴモジュ(レンプクソウ科ガマズミ属)です。
ここからは、ようやく春が来た花を3種類ご覧くださいませ~
<春が来た♪♪ その1>
これじゃあ分かりませんよね、枯れ木?
でもよく見ると・・・
ウグイスカグラ(スイカズラ科スイカズラ属)です。
今年は枯れた後の葉が落ちない木が多いです。
<春が来た♪♪ その2>
これはノーヒントで!
ご存知、フクジュソウ(キンポウゲ科フクジュソウ属)です。
でもこの場所、なぜかツタが青々していて、風情が今一つ・・・
<春が来た♪♪ その3>
こちらもノーヒントで!
斑入りの園芸品種もありました。
こちらもご存知、ジンチョウゲ(ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属)です。
花より香りで気づきました。
斑入りは「信濃錦」という品種だそうです。
ということで、いかがでしたでしょうか?
最後は、クイズ番外編。
答えはウツギ(空木;アジサイ科ウツギ属)でした~
本当に中空になってるのですね!
【撮影:2023/2/18 京都府立植物園】