先週末、午後から雨が上がったので宇治橋上流の方へ散策に出かけました。
最初に、2月初めに最初の数輪が咲き初めだったツバキを見に橋寺を再訪。
あの1回100円で回す摩尼(マニ)車があったお寺です。
さて、五色八重散椿かも・・の椿はどうなっていたでしょうか。
結構満開ですが、花は赤ばかりのようにも見えます。
下に散った花を見ると、確かに花びらがバラバラになって落ちています。
でも丸ごと落ちている花も結構ありますね。
遠目には分かりませんでしたが、近くから見ると花の変化がとても面白く綺麗でした。
とりあえず並べてみますね~
まるでろうけつ染めか、絞りの柄のよう。
赤基調の花が多かったですが、白が基調になっている花も・・・
こちらもなかなかの美形。
開きかけもまた良し。
この辺りは、白系が多いです。
そして、白い花も少しですがありました。
遠目には満開のように見えましたが、こうやって見るとまだまだ蕾も沢山。
しばらくは楽しめますね~
次に行くときは、地面が花びらで赤く染まっているかもですね。
ここ橋寺は知る人ぞ知る花の寺。
いつ行っても、何かしらの花が咲いています。
ツバキの他にも、石段登ってすぐに目に入るのが中央が少し濃いピンクになった可愛い桜。
「ケイオウ桜」という札がぶら下がっていました。
満開でした。
ケイオウ桜ってどんな字を書くのかと思って調べたら啓翁桜なんだそうです。
久留米市の良永啓太郎という人が中国系のミザクラを台木にし、 ヒガンザクラの枝変わりとして誕生させた品種だそうです。
なるほど、啓太郎翁のサクラなので、啓翁桜なのですね。
もう一種類桜が咲きはじめ。
本堂前の大きなシダレザクラです。品種は不明。
ソメイヨシノは・・・惜しい!もうちょっとで開花のタイミングでした。
本堂でお参りし、振り向いたところの光景です。
左にさっきのしだれ桜、奥に椿、では右の白い花は?
リキュウバイの咲きはじめでした。
サクラなどと同じバラ科ですが、花の形がちょっと面白いです。
以前にここに来たとき、真っ白の花をびっしり付けた木を見て何と綺麗な白!と感激しました。
それがこのリキュウバイでした。
その印象が強かったので、少しとは言え、また見られて良かったです。
満足満足。
足を滑らせないように用心してきつい石段を下り、さらに右岸を上流に向かいました。
明日に続く・・・
【撮影:2023/3/18 宇治市】