大阪公立大付属植物園最終回です。
ツバキも見たし、花はもう見尽くしたかな~と思いつつ、一応山野草エリアに行ってみることにしました。
こちらはずっと前にはなかったのですが、最近はカタクリを始めとして年々充実しています。
ユリノキ広場を突っ切っていきます。
真ん中手前にどどーんと生えているのがユリノキ。
この下にベンチがあり、いつも誰かが楽しそうにランチを食べたりおしゃべりをしています。
その右奥にある大きな針葉樹。
あまり写真を撮ることはなかったのですが、久しぶりにパチリ。
こちらは、セコイア(ヒノキ科セコイア属)です。
すご~く大きな木で、見上げるとこんな感じ。
こんなに大きくて丈夫そうな木ですが、前の台風では倒れた木があったそうです。
木にご挨拶をして先に進みます。
すると、向こうの枝に鳥がいるのが横目で見えました。
とりあえずパチリと撮ると・・・
な、なんとミヤマホオジロ♂ではないですか!!
先日京都府立植物園で見て感激した鳥を、こんなにはっきり見られるとは・・・
このミヤマホオジロ、この後、落ち葉の地面に下り立ちました。
餌を探しているのでしょう。望遠で撮る分には、逃げません。
普通のホオジロも、こんな感じで宇治川の高水敷で餌を探している姿をよく見ます。
ミヤマホオジロの姿はレアですが、行動はそっくりですね。
で、しばらく撮っていると、あれ、もう一羽いる?
ピンボケですが、メスもいました!
さらにボケボケですが、こんな感じで仲良く餌を探しています。
え、どこにいるか分かりませんか?(笑)
すごいプレゼントをもらった気分です♪
写真は撮れなかったのですがもう一羽いて、合計3羽でした。
冬鳥なので、長旅に備えて餌のありそうなところで腹ごしらえをしているのかもですね。
お次は予定通り山野草エリアに移動。
あまり期待していなかったのですが、ちゃんとオウレンが咲いていました。
パチパチ花火のような雄花です。
こちらのオウレンはこの葉を見て分かる通り、キクバオウレン(1回3出葉)です。
雄花のアップです。真ん中が可愛いピンク色。
こちらは咲きはじめの雌花ですね。
こんな感じの場所に咲いています。
結構な斜面なので、滑りそうになりました。
他にも、キクザキイチゲの蕾・・・もう少し暖かくなったら咲きそうな感じでした。
多分今だったら咲いていますね。
そしてセントウソウ。蕾かな。
ユキワリソウも小さい蕾が付き始めていたので、また1か月以内に行ってみたいと思いました。
最後に忘れてならないこの場所へ・・・
そう、あの元神秘的なラクウショウの池です。
おや、珍しくアオサギがやってきて、池を見つめています。
モデルになってくれた後、飛んで行ってしまいました。
さあて、私も帰ろうかな~
最後は趣向を変えて、落ち葉散り敷くラクウショウの森からにょっきりと生えている気根をどうぞ。
ちょっと狐っぽい?
こちらも何か動物の頭のようですね。
大募集!これは何に見えますか?
また、自分の影うつしてるって言われそう(笑)
ということで、これにて終了~
【撮影:2023/2/23 大阪公立大付属植物園】