なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

マキノのメタセコイアとまた若狭瓜割の滝~丹後の旅2023/10(前編)

2023-10-19 05:30:42 | お出かけ

奇跡的に金曜日に有休が取れたので、久しぶりに一泊旅行に行こうと計画したのは1か月くらい前。
今回ものんびり一人旅です。
温泉あって~食事も付いてて~それほど遠くなくて・・・
お宿を探しましたが、全然ない!
そもそも、このインバウンド復活の時期、一人旅を泊める余裕なんてないのでしょう。
かといって、ビジネスホテルには泊まりたくありません。
頑張って探して、ようやく見つけたのが宮津のリゾートホテル。
また天橋立か~と思わないでもありませんでしたが、日ごろ海のないところに住んでるのでまあいっか。
その代わり、今回は車で湖西・若狭経由でのんびり行くことに。

前置きが長くなりましたが、今回の丹後の旅の第一回は、全く丹後が出てきません(笑)
お天気が微妙な感じだったのですが、とりあえずラッシュアワーを避けて9時過ぎに出発です。
山科から国道161号線(湖西道路)に入り、ひたすら北上します。
車の流れも良く、10時半に一つ目の立ち寄り地に着きました。


ご存知の方もいらっしゃると思いますが、こちらは琵琶湖に立つ鳥居が有名な白髭神社です。
社伝では、垂仁天皇25年に創建されたとのことで、少なくとも3,4世紀には社殿が作られていたようです。
近江最古の神社で、ご祭神は猿田彦命。
国道161号線が湖のすぐ際を走っている場所にあり、以前から気になっていました。
昔は駐車場がなかったのですが今は完備され、小さい展望所まで作られて至れり尽くせりです。
社殿(右)は重文に指定されています。
 

さらに湖西を北上し、木好きのなつみかんがぜひ再訪したいと思っていた場所へ。
それは有名なマキノ高原メタセコイア並木。
ところが、駐車場に車を停めるやいなや、突然の雨・・・
え~うそ~!白髭神社はあんなに晴れていたのに!
少し待っていると雨が小降りになったので、撮影開始。


やっぱり素敵ですね~
車が来ない隙に、横断歩道上からパチリ。


今の時期、蕾が付いているようです(左)。
ところがさっきまで晴れていたのにまたもや雨がザーッと降ってきました。
急いでカフェに移動して、名物のとんちゃんサンド(右)を注文。
のんびりお昼を食べながら外を眺めるひとときも悪くないです。
そう、窓の外にはメタセコイア並木がバッチリ。
 

また晴れてきたので、カフェ窓から見える景色をパチリして次の場所に向かいました。


国道161号線を少し戻り、国道303号線に入ります。
しばらく走ると、いつも若狭に行くとき通る367号線との合流点に到達。
そのあとは勝手知ったる道、またまた瓜割の滝に寄ってしまいました。


実は到着する頃からまた雨が降り出し、しばらく駐車場で待機していました。
どうも雨にたたられる旅のようで心配です。
まあ、気を取り直して出発。何度もご紹介しているので、花を中心に並べますね~
ユキミバナは満開かと思いましたが、やはりぽつぽつ。そういう咲き方なのかもしれませんね。
雨に洗われ綺麗です。


こんなに沢山生えてるのにね~全部ユキミバナ。
 

滝の神様に手を合わせて


後は植物を探しながら戻り道へ。
アザミの仲間ですが、何アザミかは分かりません。クマバチ?がいました。


ヨメナでしょうか。ヒラタアブがいますね。


戦没者の慰霊のための平和の塔の近くにはヒガンバナがまだ満開。


ツリガネニンジン、半ば花は終わっていましたが、まだ咲いていました。


おや、この黄色い花はオグルマの仲間のように見えます。
ザ・オグルマでしょうか。それともカセンソウ?
調べてみたら、総苞片がこんな風に細く尖っているのはオグルマのようです。
初見かも・・・


びっしりと生えていました。


ちなみに、京都ではレッドデータブックに載っている花です。
ユキミバナもそうですが、ここに咲いている花は幸せですね。
今回は、ここからさらに四国八十八か所の巡礼ができる、大師堂まで登ってみることにしました。


大師堂です。


お堂の周りをぐるっと四国八十八か所の石仏が取り囲んでいて、回りながら手を合わせるだけで巡礼効果!
有難いことです。


石段を下りたお隣にある馬頭観音にもお参りをします。


こちらには大きなイチョウの木が何本か。
まだ葉は緑色でしたが・・・


下には銀杏が沢山落ちていました。
まだ十分熟していないのか、特有の匂いはあまり気になりませんでした。


この時点で時刻は14時頃。
ホテルには17時チェックインの予定なので、そろそろ向かいましょうか。
よく考えたら結構な距離があります。
なんと車で移動し始めたころから、青空に。

若狭湾沿いの国道27号線を走り、舞鶴から国道178号線に入ります。
こちら、由良川沿いの居眠りパーキングに車を停めて撮った一枚。
もう海への出口に近いので、ゆったり湖のような感じ。


出発してほどなく海に突き当たります。
そしてさらに178号線をひた走ると、海の展望が美しい場所に出ました。
ちょうど休憩所があったので、車を停めてパチリ。
おや、意外と波が荒いです。


ちなみに、丹後由良は有名な山椒大夫(安寿と厨子王)の伝説の地。
この道は安寿ロマン街道と名付けられていました。
遠くに2つ島が見えました。右が冠島、左が沓島というそうです。


日ごろ海をみることがほぼないので、ちょっとテンションアップ!
あちこちで景色を見ながら走ること2時間半、ようやく高台にある今回のお宿に到着です。
ホテルの窓から夕暮れの宮津湾の光景を見ることができました。
海沿いに見える道路が走ってきた道、海の向こう右側に見える細い部分が天橋立です。
(この時は気づかず、朝になって分かりました。)


ホテルは綺麗で快適、温泉に夜2回、朝1回入って大満足。
食事はバイキングで、地元の海の幸を始めバラエティに富んだ食事が沢山。
昔ほど食べられないのが悔しくて(笑)
ということで、長々見ていただいた1日目はこれにて終了。
明日は今回の旅のハイライト、丹後半島をご紹介する予定です。

【撮影:2023/10/6  滋賀県高島市、福井県若狭町、京都府宮津市】

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする