なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

今年もヤナギバルイラソウの花園~山科川2024/10上旬(1)

2024-10-15 05:22:28 | 植物

久しぶりに山科川下流にお出かけしました。
いっても、電車を使えば20分くらいです。
急ぎ足で右岸堤防上の歩道を下流方向に歩いていくと・・・



土手に赤く見えているのはヒガンバナ。
そして、見たかったあの花は・・・咲いていましたよ!



前日の雨で少し草がなぎ倒されていましたが、堤防上の道から沢山の花が見えました。
ヤナギバルイラソウ(キツネノマゴ科ルイラソウ属)です。
急ぎ足で、川辺に下りる階段まで移動し、下におりました。



びっしり咲いています。
それにしても、初めてここでヤナギバルイラソウを見たのは9月中旬でした。
咲くタイミングがそれより20日以上遅くなっている感じです。



マイアルバムを確認したら去年も10月初めに咲いていました。
そして、去年も今年同様酷暑でした。



ということは、やはり温暖化のせいなんでしょう。
このヤナギバルイラソウ(別名ムラサキイセハナビ、ヤナギバスズムシソウ)。
普通にお庭で育てられていたのですが、徐々に逃げ出し、今はすっかり野生化しています。
南米、メキシコ原産とのことですから、今の温暖化で日本は住みよい場所になったのでしょうね。



それにしても繁殖力が強すぎて、場所によっては駆除対象にもなっているとか。
外来種デパートの山科川は安住の地になるのでしょうか。



ムラサキルエリアにも似ていますが、ヤナギバルイラソウはその名の通り葉が細いです。



これだけ増える秘密はその種にあります。
細長い莢のような種が弾けて、四方に種を飛び散らせるのです。
しかも、ここは川ですから、いずれ流域に広がることは間違いないでしょう・・・



同じく熱帯アメリカ原産のマメアサガオ、仲良く一緒に咲いていました。
そしてこちらも・・・



ちょうどヒガンバナも満開でした。
最初にヤナギバルイラソウを見たのは9月中旬だったのでヒガンバナとは時期が違いました。
それが、お互い咲く時期がずれたので、一緒に見られたというわけです。



そしてもう一種類咲いていたのは・・・



タマスダレです。
こちらもビックリするくらいに増えています。
異常気象の勝ち組、負け組でいくと、完全に勝ち組ですね。

期待していた花がみられたのでスッキリしました。
この3種類以外にも、結構花が咲いていました。
明日はそんな花たちを載せますね。

【撮影:2024/10/5  京都市伏見区】

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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おはようございます^^ (attsu1)
2024-10-15 06:46:34
ヤナギバルイラソウ、
こちらだと、みるところが限られているので、
こんな群生になるとは、
昨年も見せていただいていますが、
居心地良いのかもですね

タマスダレ、
暑い時に咲くイメージなんですが、イメージを
変えていかないとかもです。
それでも、サルスベリは、やっと終わりを迎えていますね
返信する
Unknown (necydalis_major)
2024-10-15 08:59:18
だんちょう

こんにちは!

ヤナギバルイラソウ
綺麗な花ですね!!
たくさん咲いてると爽快ですね!
返信する

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