なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

山肌に咲く妖精たち~宇治川Weekly散歩200404 (3)

2020-04-12 06:32:26 | 植物

車道脇の山肌にはこの時期色々な花が入れ代わり立ち代わり咲き始めます。
やった!予想通りジロボウエンゴサク(ケシ科キケマン属)が咲き始めていました。

ヤマエンゴサクに似ていますが、苞葉に切れ目がないことから区別できるそうです。
といっても上の写真では分かりにくいですね。
花言葉を調べてみたら、「妖精たちの秘密の舞踏会」ですって!

こちらムラサキケマン。同じく、ケシ科キケマン属です。
ジロボウくんより庶民的で、あちこちで見かけます。でも山で見る花は格別に美しい・・・
花言葉は、「喜び、助力、あなたの助けになる」


ムラサキとくれば、こちらも・・・
前回枯れかけをご紹介したシロヤブケマン(ケシ科キケマン属)
やっぱりちょっと傷んでいました。花が古くなると色が紫色になるようです。


前に咲き始めていたセントウソウ(セリ科セントウソウ属)。
何度見ても蕊のサーモンピンクが素敵。花言葉は「繊細な美しさ」。


ヒメウズ(キンポウゲ科ヒメウズ属)はあちこちで見かけるようになりましたが、朝はまだ開いていません。
超ミニサイズオダマキみたいで好きなんですけど。
花言葉は、「不変、志操堅固、ずっと待っています」だそうで・・・


お馴染み、わが家の溝蓋にも沢山咲いているタチツボスミレ(スミレ科スミレ属)。
こんな風に岩肌に咲いていると雰囲気違いますね!
花言葉は「小さな幸せ」。私の宇治川散歩のようなものですね~


鮮やかな黄色は何でしょう。やっぱり!キンポウゲ(ウマノアシガタ;キンポウゲ科キンポウゲ属)。
花言葉は、「栄光、子どもらしさ、中傷」など。なんだか意味がバラけてるんですけど・・・
ツヤツヤの花弁が素敵ですが、写真に撮りにくいです・・・


最後はちょっとびっくりした一枚を・・・

なんと、路傍の土嚢を突き破ってスノーフレーク(ヒガンバナ科スノーフレーク属)が咲いていました!!
花言葉は 「純粋、純潔、汚れなき心」と清楚な感じですが、この力強さはスゴイです。

数年前に比べたら少ない気もしますが、どうでしょう。

あと1回続きます。

【撮影:2020年4月4日 宇治川畔】


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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます^^ (attsu1)
2020-04-12 08:13:41
次郎坊エンゴサク、仲良しのように咲いていますね。
ムラサキケマンは、見かけるんですが、
次郎坊エンゴサクは、近所では見かけないんです(T_T)

シロヤブケマンって言うのもあるんですね^^
ヒメウズもそうですが、小さな花が元気に咲いている季節、
良い季節になりましたよね。

あとは、早く収束してくれれば、余計嬉しくなるんですが……
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ジロボウエンゴサク,セントウソウだけが解りません (しいちゃん)
2020-04-12 08:15:13
なつみかんさん、おはようございます。

朝から雨ですね~。
折角おじいちゃんのお庭触りたかったのに・・。
ゆっくり休みなさいって事でしょうね。

今日は割と知ってるお花がありましたよ。
今更?ですね。
スノーフレーク・・・うちの根性水仙みたい(@_@。
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超ミニサイズオダマキ (fukurou)
2020-04-12 08:46:59
なつみかん様
おはようございます。
私も今日はヒメウズの花。
なつみかんさんのブログを見ていたら、超ミニサイズオダマキと言うフレーズ使わせてもらったのに。
残念です!(笑)
小さい下向きに咲く花ですが大好きです。
ムラサキケマン、敷地内でたくさん育てています。ウスバシロチョウの食草になります。
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花図鑑を見ていて (冬湖)
2020-04-12 13:13:35
なぜ「ケシ科キケマン属」?
ケシの花とは似ても似つかない花弁の形
ムラサキケマン(紫華鬘)もシロヤブケマン(白薮華鬘)もキケマン(黄華鬘)属とはにわかには信じがたい属名

ついでに
タケニグサやヤマブキソウもケシ科だそうですから、恐ろしい

おまけ
華鬘とは仏前をかざるため、仏堂の内陣の欄間(らんま)などにかける飾りのことだそうです


風変わりなコメント・・・メンゴね
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こんにちは~ (さざんか)
2020-04-12 13:20:02
ジロボウエンゴサクは数人の方のブログで拝見していますが、勿論実物は見たことがありません。
ヒメウズはfukurouさんのお部屋で拝見しました。
はかなげな花、お二人ともお好きなようですね。
岩肌に咲くタチツボスミレの生命力に感動しました。
土嚢を突き破って咲くスノーフレークも凄いですね。
コロナにやられっぱなしの人間より、植物の方が強いかもしれませんね。
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Unknown (なつみかん)
2020-04-12 15:30:59
attsu1さん、こんにちは。
ジロボウエンゴサク、名前も姿も可愛いですよね。
ヤマエンゴサクも昔は咲いていたのですが、ここ数年はもっぱらジロボウくんだけです。

シロヤブケマンは、去年からあちこちで見かけるようになりました。
単に色白なだけで、品種としてはムラサキケマンと同じなんだそうです。
ヒメウズはあちこちで見かけます。
結構生命力も強いようですね。春だなあと思います。

わたし自身は週末単独行動派なので、元々三密とはあまり縁がないのですが、三密をお仕事にされている方は本当にお気の毒です。
頑張って耐えて早く終わらせましょう!!
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Unknown (なつみかん)
2020-04-12 15:34:49
しいちゃん、こんにちは。
今日は正直雨で良かったです。
というのも、膨大な作業の仕事、締め切りは来週までと思ってたら、明日だったんです。
なので、今日の夜と、今日の早朝から昼までパソコン画面に向かって、ひいひい言ってました(^◇^;)
オオボケですよね‥

今日の花は知ってはるのが多いと思います。
セントウソウ、銭湯草♨️を思い出しました(笑)
ど根性スイセンに、ど根性スノーフレーク、ちょっと似てますね〜♪
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Unknown (なつみかん)
2020-04-12 15:39:03
fukurouさん、こんにちは。
先程fukurouさんの投稿も拝見しました。
ちゃんとお花の顔が写ってて可愛いですね♪
私も昨日頑張って撮りましたが、曇り空だったのでピンボケでした。

ヒメウズはどこにでも咲いてるので、あまり気にしたことがなかったのですが、よく見ると結構かわいい花ですよね。
超ミニサイズオダマキ、雰囲気合ってると思われるでしょ(笑)

木曽に移動ですか。
2週間自己隔離は正解ですね!
安心感が違います。
山籠りのお写真、また拝見させてくださいね。
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Unknown (なつみかん)
2020-04-12 15:53:00
冬湖さん、こんにちは。
春の妖精たちは、考えてみたらどれもケシ科か、キンポウゲ科ですね。
確かに、ケマンも、エンゴサクも、キケマン属に全部ひっくるめられてます。
でも、肝心のキケマン、もう何年か見てないような‥

ケシ科、他にもいろいろありますね。
大抵、毒があるし、ちょっと怖い。
タケニグサみたいに大きいのは珍しいです。
そういえば、ナガミヒナゲシはがっつりケシ科ですね。
探せばまだまだありそう♪♪
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Unknown (なつみかん)
2020-04-12 15:57:45
さざんかさん、こんばんは。
ヒメウズはとても小さい花ですが、どこにでもくっついて、結構広がってる気がします。
知らない間に、山野草の土に紛れて、生えてくる‥というのも多いみたいですね。
うちにも連れてこようかな〜

エンゴサクの仲間で一番好きなのはエゾエンゴサクですが、
その仲間がまさか宇治で見られると思ってなかったので、初めて見たときは感激しました。

タチツボスミレ、わが家でもありとあらゆるところから生えてきて、特に溝端の隙間が居心地いいみたいです。
岩肌にも通じるところがありますね(^o^)
スノーフレークのど根性、うちの拾ってきたムスカリといい勝負です。
球根系は強いのでしょうか‥
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