なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

楓の紅葉・銀杏の黄葉~京都御苑2024/11末(2)

2024-12-11 05:31:23 | 植物

京都御苑には松の木が多く、初めて来たときは何と愛想のない庭かと思いました。
今から思えば失礼な話ですが、その後何度も通うにつれて奥深い自然に気づくことになりました。
(京都御苑のマップはこちら
今回も苑内を歩くにつれて、点々と現れる赤や黄色の彩りに目を奪われました。

さて、そんな様子をご覧くださいませ。



出水の小川です。
もっと紅葉があるかと思いましたが、意外とこちらにはカエデなど少ないようです。



白雲神社の横を通って進みます。



突き当りに見えているのは、仙洞御所の門。
この辺りには真っ赤に色づいたカエデが点在しています。



色づきがいいですね~



奥の方に見える黄葉した木が気になります。





手前にはドドーンと松の木がありますが、奥の方にイチョウが存在を主張していました。
ここは凝華洞跡です。→ 



下の方に別の木があるのかと思ったら、同じイチョウの木。下の方は緑、上が黄色です。
不思議な光景。





こちらのイチョウはすごく大きくて、ついつい見上げてみました。



下にはびっしりと落葉。一本の木で次々季節が変わっているようです。



北の方に歩いていくと、お久しぶりの鳥さん。



ビンズイです!
この辺りはカエデも多く、人々が愛でながらくつろいでいました。







人はいましたが、なんせ広い苑内です。
点在する人も景色のようで、全く気になりませんでした。

この木は分かりますか?



神社によく植えられているナギの木です。奈良の春日山では自生しています。



真っ直ぐ進んだ正面は建礼院門。京都御所の南側の門です。



菊の御紋の上に紅葉したカエデ



ちょうど、京都御所の秋の特別公開を行っているということで、あわよくば見学したいと思っていました。
(今年は11月27日~12月1日)
ところが・・・



こちらが受付の清所門。長蛇の列に、一瞬で諦めました。
この日は夕方大阪で用事があったので、この辺りで京都御苑をあとにすることに。



帰りは乾御門から出ることにし、歩いていくとイチョウの巨木が目の前に現れました。



綺麗な紅葉・黄葉に心を高揚させ、京都御苑をあとにしました。

【撮影:2024/11/30  京都御苑】


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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます^^ (attsu1)
2024-12-11 06:48:14
今回も京都御苑の歴史と素晴らしさが伝わってきます。
見上げる大きなイチョウ、樹齢何百年でしょうか、
ずっと京都を見てきたんでしょうね。

そして、真っ赤なカエデ、落ち葉、
日本の秋って良いですよね
返信する
おはようございます (shu)
2024-12-11 09:19:38
京都御苑には松の樹が多いと、私も思いました。それも樹齢を重ねた松の木ばかりです。
どの樹木もよく手入れされていて、さすが皇室のお庭だと感心したものです。

また京都の街中にあって、これだけ自然が残っているのにも感心しました。
京都は山に囲まれているので、周辺には多くの自然が残っています。しかし街中には森がほとんどありません。
数少ない森のひとつが、御苑でしょうね。

今回はカエデやイチョウといった、紅葉する樹木をご紹介いただきました。
閑院宮邸跡のモミジやサザンカも素敵でしたが、広いお庭で見る紅葉した樹木もまた別の趣がありますね。
さぞかし観光客も多かったことでしょう。
ご紹介いただき、ありがとうございました。
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こんばんは (NANA)
2024-12-11 17:50:25
御苑は広いですよね~
鳥見で 歩いていた時 特別公開やっていたので
折角だからと 入りました
入る時 荷物の中身点検されて すごーって思いました
大きな荷物持ったお仲間さん 点検がやたらと手こずっていました
みんなで 何持ってたん!?とひと騒ぎ
いい思い出です(^^♪
何を見たのかは すっかり忘れていますけどね
返信する
京都御苑 (ran1005)
2024-12-11 19:01:17
広い京都御苑に紅葉を見に行こうと思われるなつみかん様に敬服してしまいます。
私はタクシーから降りた途端、御苑内を歩く事が出来るかどうか不安になりましたヨ。
建物が無く、砂利の広場(?)が果てしなく続いている印象は今でも鮮明に覚えています。
でも流石ですネ。
樹齢を重ねた松や銀杏の木の見事な事!
紅葉した楓も見事ですネ。

仙洞御所や御所は宮内庁の許可が無いと拝見出来ませんネ。
秋の特別公開の時には並んで居れば誰でも自由に入れて頂けるのですか?
私は仙洞御所を許可を頂いて拝見した事があります。
退位された天皇がお住まいされる場所なので広いお庭や建物は優雅な趣向が凝らされて
運上人になった気分に浸りましたヨ。
只ならぬ敷地の広さは容易に察しが付きますが・・・
再び、京都御苑を歩く気にはなれません。
返信する
何度行っても・・・ (なつみかん)
2024-12-11 21:32:53
>attsu1 さんへ
>おはようございます^^... への返信
こんばんは~
京都御苑は何度行っても素晴らしく、新しい発見があるところです。
去年もほぼ同じ時期に訪れていましたが、イチョウの黄葉はもっと進んでいました。
同じ時期に同じ場所に行っても、その年の気候によって変わるのでしょう。
まさに一期一会ですね!

おっしゃる通り、日本の秋っていいですね。
でも今年の秋は短すぎでした。
今日は寒かった!
返信する
奥が深い (なつみかん)
2024-12-11 21:36:46
>shu さんへ
>おはようございます... への返信
こんばんは~
やはりshuさんも松の木が多いと思われましたか。
でもよく見たら他の木々や下草など、行く度に色々な光景が見られて目を見張ります。
お手入れは良くされていますが、北西にあるバッタが原などはあえて自然の姿が残っていて、お気に入りの場所です。
(バードバスもこの付近ですね)

京都市内はおっしゃる通り自然が少なく、その中では京都御苑が群を抜いて緑豊かな場所だと思います。
秋になるとカエデやイチョウなどの色づきが、春にはサクラなどが鮮やかに浮かび上がり、四季折々楽しませてくれる場所です。
返信する
時間がかかるわけですね (なつみかん)
2024-12-11 21:39:05
>NANA さんへ
>こんばんは... への返信
こんばんは~
わたしもちょこっと見学したかったのですが、行列が長すぎて諦めました。
荷物検査などしていたら、時間がかかるでしょうね。
大きな荷物を検査されたお友達、きまり悪かったのでは^^;
何を見たか覚えていない、というのも何となく分かります~
出来事は覚えていても案外景色は忘れてしまうものですよね。
私も話のネタにいつか一度は入って見ようと思います。
返信する
全部は回りません (なつみかん)
2024-12-11 21:43:38
>ran1005 さんへ
>京都御苑... への返信
こんばんは~
おっしゃる通り、広い京都御苑をすべて見て回ろうとして、挫折したことが何度もあります。
特に初めて行った時は、果てしなく続く砂利の大通りに気が遠くなりそうでした。
(ran1005さんと全く同じです!)

今回は、いつも行く北東方向には足を向けず、京都御所を中心にぐるっと回っただけでした。
それでも紅葉がこれだけ見られたので大満足です。
どの木も見ごたえがあり、また行こうという気になります。

御所は今は毎日2回申し込みなしで見学できるようです。
(今回は普段公開していない場所の公開だったようです)
仙洞御所の方も、一応申込制にはなっていますが、当日申し込み枠があって、結構当日でも見学できるようですよ。
「運上人になった気分」ですか!
行ったことがないのですが、今度ぜひ入ってきます。
身分証明書がいるようなので、忘れずに・・・
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何歩歩かれましたか (ピエロ)
2024-12-11 22:44:17
なつみかんさん こんばんは
相変わらず広~い京都御苑の散策 一日でどのくらい歩かれたの?
歩くことに関しては全然苦ではないんですね。
ところどころに真っ赤な紅葉がとても映えて綺麗です。
御所に入るには身分証明書が必要なのですね。
その時はおっちょこちょいをして忘れないでね(笑)
返信する
どれも素晴らしい紅葉 (ヒゲオヤジ)
2024-12-11 22:55:52
なつみかんさん、こんばんは(^-^)/
私の久々の投稿にコメントをお寄せ頂き有難うございましたm(__)m
お返事もスッカリ遅くなりなつみかんさんの記事も久々に拝読させて頂いた次第です(^_^;)
今回は主に亀岡からの記事でしたが、亀岡から今日のご投稿までとにかく紅葉が素晴らしく綺麗!
わち山野草の森ではスポットライトが当たったようなカエデも素晴らしく素敵ですし、
また京都御苑の紅葉はさすが京都、それに閑院宮邸跡で窓や床に映った紅葉も本当に綺麗♪
さすがなつみかんさん、感性が素晴らしいです(^o^)
それに亀岡は亡父の郷里、豊岡に行くときは通る所、
やはりとても懐かしいです!
それにコウノトリ、野生種は絶滅したとか、それでも、現在は野生の姿で見られるとは言え珍しいですね\(^O^)/
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