昨日は星夫と一緒に奈良の春日大社に初詣に行ってきました。
大阪に住んでいる時から、毎年決まって訪れる神社です。
例年、早朝に車で行って空いているうちに参拝するパターンでしたが、今年は趣向を変えて電車と徒歩で参拝することに。
昼は混んでいると思ったので、到着が15時半くらいになるように調整して出発しました。
JR奈良線はとても空いていて、二人とも爆睡しているうちに到着。
うんうん、出だし好調です。
綺麗になったJR奈良駅ではせんとくんがお出迎え。
奈良駅前から春日大社方向は三条通を東にずーーーっと歩いて行くだけなのでとても簡単。
両側にお店が沢山あるので楽しいです。
こんな標識も奈良らしくて・・・
猿沢の池の横を通過。
道の反対側は興福寺。五重塔が少しだけ見えています。
ようやく春日大社の一の鳥居に到着です。
ここから春日大社の参道。
一応、初詣期間中は右側通行になっていました。
道の脇に時々シカが顔をだしますが、沢山餌をもらっているのか落ち着いています。
大きな灯篭があり、灯がともっていました。
3時半にはもう薄暗い感じです。
進むにつれて人が増えてきました。
二の鳥居に近づいてくると、屋台も出てお正月気分を盛り上げてくれます!
・・・なんですが、自分が人混みがすごく苦手なのを忘れていました。
のろのろ進んでようやく二の鳥居に到着です。
この手前に駐車場があるので、普段歩くのはここから先だけ。
ここまで遠かった~
灯篭の屋根が苔むしていい雰囲気です。
人が多いのでシカの手水場で手を清めるのは無理かと思っていたのに意外、ガラガラ。
なぜかと思ったら、その先、境内に入るのに入場制限をしていて大行列ができていたのです。
皆さん、手を洗うどころではないといった感じで・・・
私たちも列の最後尾に付きました。
3分待って1分進む・・・を繰り返す感じで、少しずつ進みます。
ヒマなので、灯篭の文字を眺めていると・・・
ふ~ん、寛文二暦って書いてあるけど、いつ頃なんだろう。とても古そう。
(寛文年間は1661~1673年、江戸の初期でした)
やっとやっと到着!立ち止まれないので朱塗りの南門の写真が撮れませんでした。それは後程・・・
制限している甲斐あって、中はゆったりと参拝できました。
向こうに見えているのが本殿。一番前からしっかりと拝みます。
ご神木の杉の巨木
砂摺りの藤。一度見たいと思いながらまだ花の時期に行ったことがありません。
節分とお盆の万燈籠の時に灯りが灯されます。
とりあえず参拝を済ませてほっ。破魔矢もいただいて、後はのんびり。
いつも行く一言主神社。一つだけ願いを必ず叶えて下さる神社だそうです。
沢山の願い事
春日大社の神域にはナギの自然林があります。
これは非常に珍しいらしく、天然記念物に指定されています。
あ、普通は緑一色です。時々こんな風に黄色混じりになります。
ここから春日大社の摂社、末社を少し参拝することにしました。
こんな春日の森を抜けていくと
赤いのぼりが沢山!金龍神社です。
この時点でもう時刻は17時過ぎ。日が暮れているので暗いです・・・
さらに進むと、朱塗りの神社がいくつも現れます。
こちらは末社の佐良気神社
こちらは三十八所神社。企業・発明の神様なんだそうです。
面白いのは赤乳・白乳遥拝所。
赤乳は下半身、白乳は上半身を守ってくださるそうで、女性の守り神とされているそうです。
なお、左は末社の廣瀬神社です。
遥拝所の右側には懸橋社。
こちらでは夢をかなえてくださるそうです。
そして、ここはお参りしておかなくては、の夫婦大国社。
夫婦より、カップルで参拝している人が多かったですね。
なんと絵馬がピンクのハート型。
ここから厳かな雰囲気の通路を行くと・・・
若宮社が現れます。
昨年20年に一度の式年造替が完了し、朱塗りも鮮やかな社殿に生まれ変わったそうです。
ただ、若宮社は春日大社の本殿とちょうど反対側にあり、今の時期はアクセスが難しいと感じました。
横にあったクスノキのご神木
ここから春日大社の本殿方向に行くことができます。
突き当りが南門です。
結局もう一度春日大社の境内を通り抜けて帰ることにしました。
で、まっすぐに進むとやはり縄がはってあり、入場制限をしています。
でもこちらの方は待っているのはせいぜい10人くらい。
ところが、正式な参道から来る人は、まだ大勢が参拝待ちをしていました。
ようやく南門を撮ることができました。暗い・・・
月が出てきました。
阿倍仲麻呂の望郷の歌、
「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 御蓋の山に いでし月かも」
の光景でした。
ということで、今年の初詣ミッション完了!
今日ご紹介した建物や木のほかにも、巨木大木など気になる木が沢山。
ナギの自然林も全体の写真が撮れなかったので、リベンジしたいです。
初詣シーズンが終わったら、もう一度明るい時間に行ってみたいと思いました。
ちなみに、後で調べてみたら、JR奈良駅から春日大社までは2.8キロありました。
朝のお散歩も合わせると、一日の歩数は21,648歩(笑)
今日こそ、ゆっくりします!
【撮影:2023/1/2 奈良春日大社】
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爆睡とは、結構、時間が掛かる?
でもついつい電車で寝てしまうの分かります^^;
犬猿の仲ならぬ、犬鹿の仲もあるとは、知らなかったです(@_@)
そして夕方の春日大社、さすがの風情と荘厳さを感じます(@_@)
初詣ミッション完了、おめでとうございます^^
余談
私は、何回か紹介したルリビタキが来てくれる
薬師池公園の福王寺薬師堂に行きました。
ルリビタキには出会えなかったんですが、
普段見られない薬師如来様と右左に六人ずつ、
十二人の神様を見れたので、大満足で帰ってきました^^;
残念なことに家内が風邪をひき、外出を控えたので、奈良公園の近くだけを散策しました。
奈良には中学生の時に修学旅行で出かけたのが最初で、その後何度か行っていますが、30年前の時が最後でその後は出掛けていません。
なつみかんさんのお写真を拝見すると、何も変わっていないように感じられました。
奈良に都が遷されてから1300年あまりが経ちます。その中でのたったの30年ですから、何も変わっていないのかもしれませんね。
『シカと犬を近づけないで』の掲示は初めて見たように思います。
シカについては、賛否両論があるようですね。
そもそも奈良公園のシカは天然記念物で、保護されてはいるものの、管理されているわけではないようです。
現在、農業被害だけでなく、特別天然記念物の春日山原始林にも大きな被害を与えていると聞いています。
奈良公園のシカだけの問題ではないですが、今後どうしていくのでしょうね。
参拝核の数が凄い。
参道も長いですね。
ご一緒に並んで待った感じがします。
やっと本殿。
画面を拝みました。
摂社や末社まで参拝されたとは、流石はなつみかんさんですね。
その分ご利益もあることでしょう。
阿倍仲麻呂の歌、普通は三笠山と書くと思いますが、御蓋山と書くのが正しいのですか?
元旦はこんな月でしたね。
木星と火星の間に見えていました。
奈良は大坂万博のときに行っただけです。
唐招提寺で案内をしてくれた女性の熱弁が、凄かったのを思い出します。
春日大社への初詣、奈良駅到着から摂社、末社の様子まで詳細な説明、
とてもよくわかり、一緒に参拝してきる気分になりました。
有名な神社や寺院は、正月3が日の参拝はとても混雑して、順番待ちが
当たり前の光景ですね。それでも、これだけ詳細な参拝状況を記録、
レポートできるのは、日頃のブログで鍛えた成果ですね。(^.^)
私もなつみかんさん同様、初詣は茨城県の鹿島神宮に参拝するのが20年
以上前からの慣例になっています。ただ、コロナ禍の影響でここ数年は
混雑を避け、毎年2月になってから参拝するようにしています。
正月の初詣は、2019年の鶴岡八幡宮以来行ってませんが、今年は娘宅の
近くにあるお寺で除夜の鐘付をしました。でもお寺も開かず、お賽銭箱
も無くお参りできず、近くにある小さな愛宕神社に参拝してきました。
私は奈良の春日大社は、御朱印帳を見ると平成25年8月1日に参拝をして
います。同年7月30日には改修工事中の宇治平等院にも参拝しています。
改めて、御朱印帳を見て、京都、奈良、滋賀方面の1週間の旅行を懐かし
く思い出しているところです。
ヤッパリ多いですね。
2年飛んだので久々の初詣橿原神宮でしたが、
人の多さと、制限で同じくノロノロ進行、圧迫感で恐怖を覚えました。
神様で恐怖って、罰が当たりますね・・。
写真撮ろうなんて気になれませんでした。
やはり、鹿奈良らしくていいですね。
今年も元気で活躍できそうですね。
今日はどこにも出かけず、撮った植物の写真の整理をしていたら、こんな時間になってしまいました。
昨日の初詣疲れもあったかもしれません^^;
電車で行ったら、各駅停車で1時間弱です。
なので、結構いいお昼寝ができましたよ~
犬と鹿の看板、ちょっと面白いですよね。
でも、三が日でこんなに人が多いのに、犬を連れて参拝に来ている人がいて驚きました。
鹿とのトラブルが多いのかもしれません。
薬師池公園、覚えていますよ~
薬師堂があってお正月に御開帳があったのですね。
春日大社の近くにも新薬師寺というお寺があり、十二神将が有名です。
薬師如来をお守りしているのですよね。
参拝できて良かったですね!
30年前から変わっていませんか。
でも確かに私が最初に初詣に行ったのが今から35年くらい前ですけど、雰囲気は同じですね。
1300年の歴史の中の30年と考えると、おっしゃる通り、変わらなくて当たり前なのでしょうね~
私が子供の頃によく親に連れられて初詣に行った神社も、全然変わっていません。
奈良のシカ、結構傍若無人で大変みたいですね。
天然記念物である上に、観光客に大人気なので、どうしようもないのでしょうね。
シカは奈良に限らず、全国の山でも草木の食害がひどく、そのために前にはあった植物が消えてしまったとも聞きます。
そういえば、奈良公園もシカが食べないアセビがますます増えたような気がします。
ナギの自然林と聞いて、写真を撮ろうとおもったのに、近くに生えているのはアセビばかりでした・・・
夕方だったら少しは人が少なくなるかと思って出かけましたが、全然でした。
去年はコロナの影響で少なかったようですが、今年は何の行動制限もないので、どっと人が繰り出したようです。
屋台にも沢山人が群がっていました。
りんごあめや、ベビーカステラ、変わったところではケバブなどの屋台もありましたよ~
今回はせっかく2.8キロも歩いて行ったので、本殿だけではもったいないと思ってしまいました。
ぐるりと摂社末社を回った甲斐があって、最後に阿倍仲麻呂の歌の光景を見ることができました。
(実際の所、星夫はそれをねらって、月がのぼるまでの時間稼ぎをしていたようです・・・)
みかさやまは普通は三笠山だと思いますが、ここの歌碑は御蓋山となっていました。
余談ですが、奈良では(京都でも)どら焼きのことを三笠饅頭といいますが、関東の方ではどうですか?
最近はとんとこんな混雑した初詣はご無沙汰していました。
順番待ちが当たり前なんですね。
そういえば、地元の氏神さんも早朝行った時は誰もいなかったのに、午後に通りかかったら表まで列ができていて驚きました。
行動制限がなくなり、いつものお正月が戻ってきた感じです。
混雑嫌いの人は、三が日はたしかに避ける方が良さそうですね。
鹿島神宮に初詣に行かれるのですね。
私も息子が小学生の時に一度だけ旅行で行ったことがあります。
鉄道が好きだったので、名前は忘れましたがローカル線に乗り、神宮では鹿にビスケットをあげた記憶があります。
そうそう、鹿島神宮から神様を分霊するときに鹿に乗って運んだといわれているそうですね。
遠く離れているのに、何かご縁があるようでいいですね。
2013年にこちらの方に来られていたのですね。
コロナ禍も落ち着いてくると思いますので、ぜひまたゆっくりとお越しください。
宇治に来られる際はぜひご一報を!
やっぱり多かったです。
橿原神宮も多かったみたいですね。
確かに最近は人混み自体少ないし、出かけていないので、これだけ混雑すると怖いくらいですね。
でも今回小さい子供さん連れのひとも多かったのですが、みんないい子にしていて感心しました。
きっとご利益があることでしょう。
奈良の鹿、もう夕方だったので数は少なかったです。
どこで寝ているのでしょうね。
子供もちゃんとお辞儀をして鹿せんべいをもらっているのが可愛いです。
(10年くらい前に行った広島の宮島の鹿は全然お辞儀をしないどころか、突進してきてとても怖かったです)
こんどは混雑していない時にゆっくりと行ってみたいですね~
暑くなってからかき氷でもいいかも・・・
(今は寒い・・・笑)