橋を渡ると手越という地域になる。
この辺で有名なのが500年以上の歴史を持つ東林寺のお灸!
お寺のお坊さんが灸をすえてくれるらしい。
坊主がお灸をすえるんだから、相当効きそうだ。
『手越しのお灸』として有名だそうな。
昔、小学校の臨海学校で興奮して夜中にお腹が痛くなり、おばあちゃん先生に腰のあたりだったと思うが、お灸をすえられた。
初お灸だったが、効果は抜群!
30分ぐらいで完全回復したのを覚えている。
時たま、今でも千年灸のお世話になるが、にんにく灸を愛好するので、チト臭い。
なお、ランナーのためのお灸講座というのが、せんねん灸のHPの中にあったので、参考にしてもらいたい。
そのまた、すぐ先に酒屋であり造酒屋の君盃酒造があった。
江戸時代からの蔵元だそうだが、創業は分からないらしい。
ネットで調べたら、生産量が少ないため、地元以外では、まず飲めない酒。
店が開いていたら絶対、購入してると思う。
名前もいいね、「君盃」
あの七言絶句からとった名前らしいです。
渭城朝雨浥輕塵
客舍青青柳色新
勸君更盡一杯酒
西出陽關無故人
唐詩 王維
渭城の朝の雨が道の埃を落ち着かせ
旅館の柳も青々と生き返ったようだ
さあ君、もう一杯やりたまえ
西方の陽関を出てしまえばもう酒を交わす友もいないだろう
地方の文房具の卸らしいが、なんとなく昭和レトロっぽい感じがいい。
な電気鉛筆ケズリかあ。
手動式のやつは、俺まだつかってるけど。
それは、コレ
我、愛する手動式鉛筆ケズリなのだ。
この辺は立派な家が多くて、裕福な土地柄がわかる。
道端の地蔵堂。
中をみると、畳がひいてあり、扇風機やお茶セットなどがあって地元の集会室のような感じ。
地元のおじちゃん、おばちゃんのサロンである。
ミカンの出荷をしてる所らしい。
静岡の特産品といえば、ミカンだが、全国でのミカン出荷量ランキングでは静岡が№1である。
その第一位の静岡県にはミカンマラソンなるものがない。
広島や和歌山、高知ではあるようだが、地域おこしに是非やったらいいと思う。
そう書いているうちに、口中が酸っぱくなってきた。
さて、そうこうしているうちに道に迷ったらしい。
新しい道路が開発されていたりして、ガイドブックにはない道があったため、迷ってしまった。
旧東海道は『とろろ』で有名な慶長元年創業の丁子屋のあたりで丸子川という川を渡るのだが、かなり手前で丸子川にぶち当たってしまった。
だが、元の道に戻るのは悔しい。
早速、スマホで道路の検索。
すると、大きくは逸れてなかった。
旧道は丸子川に大体、沿って通っていた。
そこで、道なき道、家の合間を抜け出て、旧道に戻った。
丸子(鞠子ともかく)の宿である。
鞠子宿(まりこしゅく、まりこじゅく)は、東海道五十三次の20番目の宿場である。
東海道中でもっとも小さい宿場らしい。
ここで有名なのは、先ほども書いたが丁子屋という『とろろ汁』のお店である。
これまた、朝早いということもあって、店はまだ開いてなかった。
とろろと言えば、すぐ口がかゆくなるのが特徴だ。
あの痒さは「シュウ酸カルシウム」である。
シュウ酸カルシウムは山芋の皮付近に含まれるアクの成分で、表面が金平糖のようにギザギザした形針状結晶のため、皮膚粘膜を刺激して痒くなるだ。
そして、「シュウ酸カルシウム」といえば、腎臓結石である。
以前、書いたかと思うが、俺は腎臓結石で何回か救急車で運ばれたり、救急外来に駆け込んだりしている。
あの石は、綺麗な状態だと金平糖よりも綺麗なギザギザになる。
まるで、手裏剣を縦横に重ねたような形状になる。
砂漠でできる砂漠の花に似ているのだ。(実体験)
砂漠のバラ(雲斎@凡写より)
なお、シュウ酸カルシウムは日本の法令では毒物及び劇物取締法により劇物に指定されてるのは、知っているだろうか?
ウィキペディアによると・・・
わずかな量のシュウ酸カルシウムを摂取しただけでも、口と喉にひどい灼熱感を持って腫れ、窒息をもたらす。量が多い場合は深刻な消化器障害と呼吸困難を引き起こし、量によっては、昏睡や死亡に至る。深刻なシュウ酸中毒からでも回復することはあるが、不可逆的な肝臓と腎臓の障害が残る場合がある。パイナップルを食べた時に口内が荒れる原因として知られる。
同じサトイモ科のコンニャク芋なんぞは、生で食べたら、口や胃に激痛が走るらしい。
英語じゃDevil's tongue(悪魔の舌)というのだ。
かつてのインドじゃ奴隷を喋れなくするためにコンニャク芋が使われていたとのことだ。
ネットで調べたら1969年の少年漫画サンデーに白戸三平の忍者マンガ・サスケの中に、蒟蒻の粉を風で飛ばし、大勢の人間を無差別に暗殺するというマンガがあるらしい。
まるで、サリン事件の様である。
山でみかけるマムシ草も同様である。
(千葉で蒟蒻を栽培した人がいて見たことがあるが、あの実はマムシ草の実とそっくりである。)
我、腎臓はそんな劇物を体内から排出しているわけなのだ。
ある意味、自然な生体防御反応といえるのではないだろうか。
それとも花粉アレルギーみたいな過剰反応なんだろうか?
とろろについては誤解なきように説明するが、山芋には少量しか含まれないのでご安心を!
だが、金でなく石を貯めやすい俺には要注意な食べモノなんだろう。
大好物なんだけど・・・。
トロロ、美味しいよねっ!
なお、ランニングと『とろろ』といえば、東京オリンピックマラソン銅メダリスト、円谷幸吉氏の「父上様、母上様、三日とろろ美味しうございました」から始まる遺書を思い出す。
ご冥福をお祈り申し上げます。
(つづく)
当ブログは若者の自立を支援する団体、NPO法人ネイチャーズを応援しています。
NPO法人ネイチャーズは、走Run会名誉会長、ウィンドサーフィンの師匠の山下光哉さんが運営する若者のためのNPO。
悩める若者や親御さん、是非お御問合せください。丁寧に対応してくれると思いますよ。
この辺で有名なのが500年以上の歴史を持つ東林寺のお灸!
お寺のお坊さんが灸をすえてくれるらしい。
坊主がお灸をすえるんだから、相当効きそうだ。
『手越しのお灸』として有名だそうな。
昔、小学校の臨海学校で興奮して夜中にお腹が痛くなり、おばあちゃん先生に腰のあたりだったと思うが、お灸をすえられた。
初お灸だったが、効果は抜群!
30分ぐらいで完全回復したのを覚えている。
時たま、今でも千年灸のお世話になるが、にんにく灸を愛好するので、チト臭い。
なお、ランナーのためのお灸講座というのが、せんねん灸のHPの中にあったので、参考にしてもらいたい。
そのまた、すぐ先に酒屋であり造酒屋の君盃酒造があった。
江戸時代からの蔵元だそうだが、創業は分からないらしい。
ネットで調べたら、生産量が少ないため、地元以外では、まず飲めない酒。
店が開いていたら絶対、購入してると思う。
名前もいいね、「君盃」
あの七言絶句からとった名前らしいです。
渭城朝雨浥輕塵
客舍青青柳色新
勸君更盡一杯酒
西出陽關無故人
唐詩 王維
渭城の朝の雨が道の埃を落ち着かせ
旅館の柳も青々と生き返ったようだ
さあ君、もう一杯やりたまえ
西方の陽関を出てしまえばもう酒を交わす友もいないだろう
地方の文房具の卸らしいが、なんとなく昭和レトロっぽい感じがいい。
な電気鉛筆ケズリかあ。
手動式のやつは、俺まだつかってるけど。
それは、コレ
我、愛する手動式鉛筆ケズリなのだ。
この辺は立派な家が多くて、裕福な土地柄がわかる。
道端の地蔵堂。
中をみると、畳がひいてあり、扇風機やお茶セットなどがあって地元の集会室のような感じ。
地元のおじちゃん、おばちゃんのサロンである。
ミカンの出荷をしてる所らしい。
静岡の特産品といえば、ミカンだが、全国でのミカン出荷量ランキングでは静岡が№1である。
その第一位の静岡県にはミカンマラソンなるものがない。
広島や和歌山、高知ではあるようだが、地域おこしに是非やったらいいと思う。
そう書いているうちに、口中が酸っぱくなってきた。
さて、そうこうしているうちに道に迷ったらしい。
新しい道路が開発されていたりして、ガイドブックにはない道があったため、迷ってしまった。
旧東海道は『とろろ』で有名な慶長元年創業の丁子屋のあたりで丸子川という川を渡るのだが、かなり手前で丸子川にぶち当たってしまった。
だが、元の道に戻るのは悔しい。
早速、スマホで道路の検索。
すると、大きくは逸れてなかった。
旧道は丸子川に大体、沿って通っていた。
そこで、道なき道、家の合間を抜け出て、旧道に戻った。
丸子(鞠子ともかく)の宿である。
鞠子宿(まりこしゅく、まりこじゅく)は、東海道五十三次の20番目の宿場である。
東海道中でもっとも小さい宿場らしい。
ここで有名なのは、先ほども書いたが丁子屋という『とろろ汁』のお店である。
これまた、朝早いということもあって、店はまだ開いてなかった。
とろろと言えば、すぐ口がかゆくなるのが特徴だ。
あの痒さは「シュウ酸カルシウム」である。
シュウ酸カルシウムは山芋の皮付近に含まれるアクの成分で、表面が金平糖のようにギザギザした形針状結晶のため、皮膚粘膜を刺激して痒くなるだ。
そして、「シュウ酸カルシウム」といえば、腎臓結石である。
以前、書いたかと思うが、俺は腎臓結石で何回か救急車で運ばれたり、救急外来に駆け込んだりしている。
あの石は、綺麗な状態だと金平糖よりも綺麗なギザギザになる。
まるで、手裏剣を縦横に重ねたような形状になる。
砂漠でできる砂漠の花に似ているのだ。(実体験)
砂漠のバラ(雲斎@凡写より)
なお、シュウ酸カルシウムは日本の法令では毒物及び劇物取締法により劇物に指定されてるのは、知っているだろうか?
ウィキペディアによると・・・
わずかな量のシュウ酸カルシウムを摂取しただけでも、口と喉にひどい灼熱感を持って腫れ、窒息をもたらす。量が多い場合は深刻な消化器障害と呼吸困難を引き起こし、量によっては、昏睡や死亡に至る。深刻なシュウ酸中毒からでも回復することはあるが、不可逆的な肝臓と腎臓の障害が残る場合がある。パイナップルを食べた時に口内が荒れる原因として知られる。
同じサトイモ科のコンニャク芋なんぞは、生で食べたら、口や胃に激痛が走るらしい。
英語じゃDevil's tongue(悪魔の舌)というのだ。
かつてのインドじゃ奴隷を喋れなくするためにコンニャク芋が使われていたとのことだ。
ネットで調べたら1969年の少年漫画サンデーに白戸三平の忍者マンガ・サスケの中に、蒟蒻の粉を風で飛ばし、大勢の人間を無差別に暗殺するというマンガがあるらしい。
まるで、サリン事件の様である。
山でみかけるマムシ草も同様である。
(千葉で蒟蒻を栽培した人がいて見たことがあるが、あの実はマムシ草の実とそっくりである。)
我、腎臓はそんな劇物を体内から排出しているわけなのだ。
ある意味、自然な生体防御反応といえるのではないだろうか。
それとも花粉アレルギーみたいな過剰反応なんだろうか?
とろろについては誤解なきように説明するが、山芋には少量しか含まれないのでご安心を!
だが、金でなく石を貯めやすい俺には要注意な食べモノなんだろう。
大好物なんだけど・・・。
トロロ、美味しいよねっ!
なお、ランニングと『とろろ』といえば、東京オリンピックマラソン銅メダリスト、円谷幸吉氏の「父上様、母上様、三日とろろ美味しうございました」から始まる遺書を思い出す。
ご冥福をお祈り申し上げます。
(つづく)
当ブログは若者の自立を支援する団体、NPO法人ネイチャーズを応援しています。
NPO法人ネイチャーズは、走Run会名誉会長、ウィンドサーフィンの師匠の山下光哉さんが運営する若者のためのNPO。
悩める若者や親御さん、是非お御問合せください。丁寧に対応してくれると思いますよ。
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