というわけで、漆の郷、平沢に到着しました。
今日の日付は2020年10月6日です。
雰囲気的には、他の宿場町とは違う感があります。
庇が大きく張り出した家
漆工房巣山(国の登録有形文化財)
この辺りは巣山という名字が多いようです。
漆職人さんも巣山という人が多い気がします。
苗字を調べたら、やはりこの地が本拠地のようで、尾張藩が所有する鷹を繁殖させるため巣を保護した山を守って同藩主から江戸時代に賜ったと伝えるとのことです。
旧街道はJR中央線のガードをくぐると奈良井川に沿った土手道になっていました。
この辺りに橋戸の一里塚があるはずなのですが、見つかりません。
しかし、発見したのです
それも、発見したのはブログを書いている今です。
ガイドブックをよくみると『奈良井川の反対側に塚はある』と記されていました。
あの時、反対側なんて全く気にしてません。
奈良井川は綺麗な川だと思ってボーっとみていただけです。
ネットで調べても橋戸の一里塚については殆ど書かれていません。
全く無いといっても良いです。
そこで、Google Mapのストリートビューで探してみました。
なかなか見つからないと思ってあきらめかけた時、対岸の向こうに何やら案内板らしき白い四角なものが見えました。
最大限に拡大してみると、板のそばに何となく瀬戸一里塚と書かれた標柱が見えました。
ひょえーッ
見つけました。
なんだか、嬉しいです。
これ、たぶん知らない旅人多いだろうなぁ!
先の奈良井橋を渡って奈良井宿に入ります。
駅のそばに大谷石造りの3階建ての建物がありました。
丸山漆器店です。
最初、昔の銀行かと思いました。
1961年にできたものですので、俺より若造でした。
登録有形文化財になってます。
漆器商売って儲かってるんですね。
奈良井駅
宿泊先周辺の奈良井宿の様子
宿泊先の民宿いかりや町田
宿泊客は自分と夫婦連れ1組のみ
コロナでガラーンとしてます。
通常は大変人気のある混む民宿です。
泊まった部屋(ちょっと一人旅には広いですね。)
テレビはもちろんありません。
不要です。
先に話しておくと、ここはご主人と奥様の素晴らしい御もてなしを受けました。
素晴らしい民宿です。
今回の旧中仙道旅ランでは2番目に良かった宿でした。
(1位と3位はまたこの後でお知らせします。)
とにかく、風呂に入ってから辺りを散策しました。
『煙草』の看板がでていました。
中村屋たばこ店
随分前ですけど、煙草の自動販売機を自宅の角に置こうかと思い、色々調べたことがありました。
ただ、あれは周囲に販売機があるとダメで諦めたことがありましたね。
ま、この旅には関係ないけど。
横水という名の水場
見た目は正露丸に似てるけど、下痢止めではなく和漢胃腸薬の御岳百草丸という薬草を売ってました。
お土産屋、太源
ゑちごや旅館(寛政元年、1789年創業)
約230年以上前ですね。
古くからやってるんですね。
明治天皇奈良井行在所、手塚儀十郎宅
御宿伊勢屋(文政元年、1818年築)
脇本陣を勤め下屋敷を兼ねた有名な旅館(でも高くない)
次回はココに泊ろうかなと思います。
奈良井宿はホテルというものが1軒もないので最高です。
さて、宿に戻り、妻(最近は女房という言い方はやめて、妻に変えています。日本で一番正しい呼び方らしいですよ。)へのお土産として『塗り箸』を買うことにしました。
小さくて、軽くて旅ランにはベストな選択だと思いました。
奈良井宿、いいですね。
オマケの話:GOTOクーポンってなんじゃこりゃ?
丁度そのころ、GOTOキャンペーンのクーポン券が出だしたばかりでした。
塩尻宿で書いたようにホテルでクーポン券をもらっていましたし、この宿でもクーポン券をもらって、それらクーポン券+現金で高価な塗り箸を買ってあげられると思いました。
御主人にクーポン券を頂けますかと尋ねると、一千万円の札束かと思われるような大きな包みを出し、
『クーポン券ってこれなんだけど、今日届いたばかりで、まだ使ったことがないけど、どうしたらいいのかな?今渡していいのかな?』
と俺に聞くのです。
一応、塩尻のホテルでも貰った話をすると、たぶん観光協会だと思うのですが、問い合わせをしてました。
店のハンコ押してもらって何枚か頂いて、近くの漆器店『さわや』で貝殻の埋め込まれた落ち着いた上品な塗り箸を購入しました。
『さわや』でも、クーポン券が出てきたので、なんとなく『これって、いいのかな』という感じで、店のご主人の頭の上に?マークが5つくらい浮かんでいるように見えました。
宿に戻ると、ご主人が出てきて、「どこで使いましたか?」と尋ねるので『さわや』というと、出したクーポンの番号を控える必要があったみたいで、すぐ『さわや』に飛んでいきました。
おそらく、全国で同じような事があったと思います。
明日は、藪原宿に向かいます。
(つづく)
当ブログは若者の自立を支援する団体、NPO法人ネイチャーズを応援しています。
NPO法人ネイチャーズは、走Run会名誉会長、ウィンドサーフィンの師匠の山下光哉さんが運営する若者のためのNPO。
悩める若者や親御さん、是非お御問合せください。丁寧に対応してくれると思いますよ。
当ブログはボランティア団体不登校・ひきこもりの親の会 FIRST STEPを応援しています。
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今日の日付は2020年10月6日です。
雰囲気的には、他の宿場町とは違う感があります。
庇が大きく張り出した家
漆工房巣山(国の登録有形文化財)
この辺りは巣山という名字が多いようです。
漆職人さんも巣山という人が多い気がします。
苗字を調べたら、やはりこの地が本拠地のようで、尾張藩が所有する鷹を繁殖させるため巣を保護した山を守って同藩主から江戸時代に賜ったと伝えるとのことです。
旧街道はJR中央線のガードをくぐると奈良井川に沿った土手道になっていました。
この辺りに橋戸の一里塚があるはずなのですが、見つかりません。
しかし、発見したのです
それも、発見したのはブログを書いている今です。
ガイドブックをよくみると『奈良井川の反対側に塚はある』と記されていました。
あの時、反対側なんて全く気にしてません。
奈良井川は綺麗な川だと思ってボーっとみていただけです。
ネットで調べても橋戸の一里塚については殆ど書かれていません。
全く無いといっても良いです。
そこで、Google Mapのストリートビューで探してみました。
なかなか見つからないと思ってあきらめかけた時、対岸の向こうに何やら案内板らしき白い四角なものが見えました。
最大限に拡大してみると、板のそばに何となく瀬戸一里塚と書かれた標柱が見えました。
ひょえーッ
見つけました。
なんだか、嬉しいです。
これ、たぶん知らない旅人多いだろうなぁ!
先の奈良井橋を渡って奈良井宿に入ります。
駅のそばに大谷石造りの3階建ての建物がありました。
丸山漆器店です。
最初、昔の銀行かと思いました。
1961年にできたものですので、俺より若造でした。
登録有形文化財になってます。
漆器商売って儲かってるんですね。
奈良井駅
宿泊先周辺の奈良井宿の様子
宿泊先の民宿いかりや町田
宿泊客は自分と夫婦連れ1組のみ
コロナでガラーンとしてます。
通常は大変人気のある混む民宿です。
泊まった部屋(ちょっと一人旅には広いですね。)
テレビはもちろんありません。
不要です。
先に話しておくと、ここはご主人と奥様の素晴らしい御もてなしを受けました。
素晴らしい民宿です。
今回の旧中仙道旅ランでは2番目に良かった宿でした。
(1位と3位はまたこの後でお知らせします。)
とにかく、風呂に入ってから辺りを散策しました。
『煙草』の看板がでていました。
中村屋たばこ店
随分前ですけど、煙草の自動販売機を自宅の角に置こうかと思い、色々調べたことがありました。
ただ、あれは周囲に販売機があるとダメで諦めたことがありましたね。
ま、この旅には関係ないけど。
横水という名の水場
見た目は正露丸に似てるけど、下痢止めではなく和漢胃腸薬の御岳百草丸という薬草を売ってました。
お土産屋、太源
ゑちごや旅館(寛政元年、1789年創業)
約230年以上前ですね。
古くからやってるんですね。
明治天皇奈良井行在所、手塚儀十郎宅
御宿伊勢屋(文政元年、1818年築)
脇本陣を勤め下屋敷を兼ねた有名な旅館(でも高くない)
次回はココに泊ろうかなと思います。
奈良井宿はホテルというものが1軒もないので最高です。
さて、宿に戻り、妻(最近は女房という言い方はやめて、妻に変えています。日本で一番正しい呼び方らしいですよ。)へのお土産として『塗り箸』を買うことにしました。
小さくて、軽くて旅ランにはベストな選択だと思いました。
奈良井宿、いいですね。
オマケの話:GOTOクーポンってなんじゃこりゃ?
丁度そのころ、GOTOキャンペーンのクーポン券が出だしたばかりでした。
塩尻宿で書いたようにホテルでクーポン券をもらっていましたし、この宿でもクーポン券をもらって、それらクーポン券+現金で高価な塗り箸を買ってあげられると思いました。
御主人にクーポン券を頂けますかと尋ねると、一千万円の札束かと思われるような大きな包みを出し、
『クーポン券ってこれなんだけど、今日届いたばかりで、まだ使ったことがないけど、どうしたらいいのかな?今渡していいのかな?』
と俺に聞くのです。
一応、塩尻のホテルでも貰った話をすると、たぶん観光協会だと思うのですが、問い合わせをしてました。
店のハンコ押してもらって何枚か頂いて、近くの漆器店『さわや』で貝殻の埋め込まれた落ち着いた上品な塗り箸を購入しました。
『さわや』でも、クーポン券が出てきたので、なんとなく『これって、いいのかな』という感じで、店のご主人の頭の上に?マークが5つくらい浮かんでいるように見えました。
宿に戻ると、ご主人が出てきて、「どこで使いましたか?」と尋ねるので『さわや』というと、出したクーポンの番号を控える必要があったみたいで、すぐ『さわや』に飛んでいきました。
おそらく、全国で同じような事があったと思います。
明日は、藪原宿に向かいます。
(つづく)
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