<どんぐりほどの涙>
本格的な石畳は、そのキューピーさんの大天狗神社系列の別の神社で今度は狐を祀った神社の先、右手入り口から始まります。
須雲川探勝道とかいてある場所で、割石坂の石碑が建っています。
ここからは、畑宿まで石畳ばかり。
「これより江戸時代の石畳」とか書いてある場所があったりします。
そういう石はすり減って角が丸みを帯びていました。
とにかく、誰にも会いません。
鳥の声以外、実に静かです。
こんもりと青々とした木々の中、石畳の適度な湿り気と爽やかな風で実に涼しい。
途中、小川に出会ったりもします。
これは、ハイキングでゆっくり登ったら楽しいコースですよ。
写真のとおり、これが、本当の東海道なのかと感心します。
この場所を歩く参勤交代の苦労たるや、想像以上のものだったでしょう。
ましてや、雪や嵐の時など悲惨といった感じではないでしょうか。
おそらく、
何百人もの行列で、この狭くて急こう配な道で重い荷物持ってたら「シタニー シタニー」なんてかっこつけて言ってる場合ではなく、隊列はバラバラ、しかも縦に長く伸びたでしょうし、駕籠なんかに乗っている場合ではない場所がいくつもあるように思われ、乗っている身分の高いものも籠から降りて歩いたのではないか、と推察されます。
この写真の小川は給水ポイントだったでしょうが、山に囲まれた低地で、鬱蒼とした森の中であり、何百人の人間と馬の給水をするのに大渋滞だったでしょうから、忍者にでも襲われ、爆薬でも投げられたら、大パニックになるであろうと思われる、孫子の兵法的には絶好の急襲ロケーションです。
おそらく、ブーブー文句言いながら登ってたんじゃないでしょうか。
「いやぁ、○○殿、拙者、箱根がこんな山道だとは思いもせなんだ。
安い給金では、やってられませぬな。
ふぎゃぁ~!」
とかなんとか・・・。
そういえば、ですが、⇒
この石畳の街道ができる前、この辺は関東ローム層の土で大変滑りやすい道なので、最初は箱根竹の束を敷いたが、それでも、>雨の日などは膝まで没する泥濘になり、後に幅二間(約3.6m)の石畳に改修されたのは画期的なことであったと、どこかの観光案内札に書いてありました。
ふたたび、道は走ることのできる県道に出会います。
畑宿というところで、寄木細工の集落です。
綺麗だなと思いつつ、ランニングにきたんだから走らなくっちゃ、そして先を急がねばとジックリみずに通り過ぎました。
ここでまた、県道とわかれ、寄木細工の店の間、大黒天の横を旧東海道は通ります。
こんなに綺麗な道かと思うと
こんな歩きにくい坂道になるのです。
走るなんてキチガイ沙汰の道なり!
これが雨の日なら最悪のツルツルロードコンディション。
>道路脇の階段を上ったり
ずーっと長い階段をあがったりもして、これが旧東海道の実態なのでありました。
この観光案内札に優しくこうかかれておりました。
「樫の木坂をこゆればくるしくてどんぐりほどの涙こぼるる」
(つづく)
追伸
さきほど女房からメールがあり、リトアニアから帰国、無事飛行機が成田に到着しましたとのことでした。
当ブログは若者の自立を支援する団体、NPO法人ネイチャーズを応援しています。
NPO法人ネイチャーズは、走Run会名誉会長、ウィンドサーフィンの師匠の山下光哉さんが運営する若者のためのNPO。
悩める若者や親御さん、是非お御問合せください。丁寧に対応してくれると思いますよ。
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本格的な石畳は、そのキューピーさんの大天狗神社系列の別の神社で今度は狐を祀った神社の先、右手入り口から始まります。
須雲川探勝道とかいてある場所で、割石坂の石碑が建っています。
ここからは、畑宿まで石畳ばかり。
「これより江戸時代の石畳」とか書いてある場所があったりします。
そういう石はすり減って角が丸みを帯びていました。
とにかく、誰にも会いません。
鳥の声以外、実に静かです。
こんもりと青々とした木々の中、石畳の適度な湿り気と爽やかな風で実に涼しい。
途中、小川に出会ったりもします。
これは、ハイキングでゆっくり登ったら楽しいコースですよ。
写真のとおり、これが、本当の東海道なのかと感心します。
この場所を歩く参勤交代の苦労たるや、想像以上のものだったでしょう。
ましてや、雪や嵐の時など悲惨といった感じではないでしょうか。
おそらく、
何百人もの行列で、この狭くて急こう配な道で重い荷物持ってたら「シタニー シタニー」なんてかっこつけて言ってる場合ではなく、隊列はバラバラ、しかも縦に長く伸びたでしょうし、駕籠なんかに乗っている場合ではない場所がいくつもあるように思われ、乗っている身分の高いものも籠から降りて歩いたのではないか、と推察されます。
この写真の小川は給水ポイントだったでしょうが、山に囲まれた低地で、鬱蒼とした森の中であり、何百人の人間と馬の給水をするのに大渋滞だったでしょうから、忍者にでも襲われ、爆薬でも投げられたら、大パニックになるであろうと思われる、孫子の兵法的には絶好の急襲ロケーションです。
おそらく、ブーブー文句言いながら登ってたんじゃないでしょうか。
「いやぁ、○○殿、拙者、箱根がこんな山道だとは思いもせなんだ。
安い給金では、やってられませぬな。
ふぎゃぁ~!」
とかなんとか・・・。
そういえば、ですが、⇒
この石畳の街道ができる前、この辺は関東ローム層の土で大変滑りやすい道なので、最初は箱根竹の束を敷いたが、それでも、>雨の日などは膝まで没する泥濘になり、後に幅二間(約3.6m)の石畳に改修されたのは画期的なことであったと、どこかの観光案内札に書いてありました。
ふたたび、道は走ることのできる県道に出会います。
畑宿というところで、寄木細工の集落です。
綺麗だなと思いつつ、ランニングにきたんだから走らなくっちゃ、そして先を急がねばとジックリみずに通り過ぎました。
ここでまた、県道とわかれ、寄木細工の店の間、大黒天の横を旧東海道は通ります。
こんなに綺麗な道かと思うと
こんな歩きにくい坂道になるのです。
走るなんてキチガイ沙汰の道なり!
これが雨の日なら最悪のツルツルロードコンディション。
>道路脇の階段を上ったり
ずーっと長い階段をあがったりもして、これが旧東海道の実態なのでありました。
この観光案内札に優しくこうかかれておりました。
「樫の木坂をこゆればくるしくてどんぐりほどの涙こぼるる」
(つづく)
追伸
さきほど女房からメールがあり、リトアニアから帰国、無事飛行機が成田に到着しましたとのことでした。
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