旧日光街道は国道4号線に沿って走っていました。
地点A
この畑の横が旧日光街道になりますが、まったく街道には見えません。
ここで良いのか、道は合っているのかと地図アプリで確認しました。
地点B
地点C
もう、完全に道ではありませんが、行けるところまで道なき道を走ります。
地点D
そして、突然現れる下野市庁舎
なるべく、旧街道に沿いたく、市庁舎の中を歩きたいのですが、あいにく日曜日で市庁舎は休み
市庁舎の周りを廻る
地点E
正直な話、この道なき旧街道をいくのは、ちょっとした探検のようで面白く感じました。
この下の旧街道を想像しながら、「かつての面影を感じられるものはどこかにないか?」、探しながら走りました。
面影らしきものは、辛うじて、大谷石づくりの蔵が街道沿いに立っているだけでしたね。
旧街道に沿っている国道4号線は畑の向こうにあります。
この辺りは国道から離れ、暫く、静かな旧日光街道でした。
この静かな雰囲気を動画にしました。
人影は全くありません。
いや、いや、
・・・よくよく足元を見れば、
妙に黒くて自分より元気に見える己の人影だけは、トロトロ走りの自分より先に先行して走っていました。
静かな旧日光街道、下野市、かつての国分寺村箕輪あたり
(ペタペタ走りにフゥフゥの息遣い、早く走れと叱咤激励するセミの声、元気のよすぎるモクモクの雲と青空、そして太陽の暑さがわかりますか?)
丸大食品の工場入り口にある大きな慈母観音?
なぜ、入り口に観音像があるんでしょうかね?
よくわかりません。
物凄い長屋門を見つけました。
その家がコレ!!!!
立派過ぎますね(@_@)
ほんまもんの資産家です。
家の中を掃除するのは大変だろうなぁ。
(たぶん、掃除してくれる人がいるんだろうね。)
自分は方丈記の鴨長明の方丈庵のような移動可能なユニット組み立て式の簡易建築がいいです。
(あの方丈庵はバラバラになって移動できるんです。)
それでもって、彼方此方に住居を大八車で移動して、日本中のいたるところに住んでみたいです。
河合神社境内にある復元方丈庵 (写真は好奇心京都よりお借りしました。)
参考:「方丈庵を解体してみる」は面白いですよ。
墓の脇を街道が走るのですが、この直ぐ先に国道に背を向けて立つ仏塔群がありますから、もしかすると、この墓地の向こう側か、墓地の中が街道だったんじゃないでしょうかね。
うるさい国道に背を向けて立つ石仏群
実に美しい建物!!!!
建物の側面はレンガでできてました。
将軍の休泊所であった真言宗 智山派 開雲寺
中には入りませんでした。
鞘堂地蔵尊(さやどう)
----以下、案内板より----
鞘堂地蔵尊の由来
實政六年(一七九四年)に書れた天保十四年(一八四三年)に発行された紀行文によれば室町時には足利義満 が将軍の時代には将軍と将軍の争うことが多くこの地方でも小山と宇都宮の合戦が発生し戦争の中心地となった所です 茂原合戦ともいわれています
この地内には地蔵院とゆうお寺がありました戦争で焼かれ多くの人が亡くなりました村人達は戦死者の散乱した刀の鞘を拾い集めてお寺の焼後に埋め小さなお堂を作りその中に石仏の地蔵様を安置しました
それが鞘堂とゆう地名になったそうです
明治・大正・昭和の初めには地蔵尊入口両面には桜の並木があり安産地蔵様として親しまれ、お祭には露天商がたち並び手作りの舞台で演劇や踊りで大勢の参拝客で賑わいました。今ではその桜の木もなくなり昭和五十三年にお堂も老朽化で解体され大勢の方々のご協力により御覧のようなお堂が新築されました 地蔵尊の中には地蔵様の頭五~六寸大と、日本画で全身像が額縁で安置されています
鞘堂のお墓にはお寺の住職のお墓もあり、寺田とゆう地名も残っています 鞘堂地蔵尊は安産地蔵として古くから男の子は白、女の子は赤と細い紐を作り安産のあとに二本かいすことになっています
このように鞘堂地蔵尊はこの地の名所として古くから知られているようです
お祭り(縁日)旧三月二十四日
壱万灯 六月二十四日
念ずれば花ひらく
鞘堂自治会
--------
鞘という字と蛸(たこ)は似てますよね。
最初、チラッと見た時、なんでタコ堂なのかと思いました。
勘違いしておりました(笑)
「肖」の読みは「かたどる」だから、革でかたどるのが鞘、なんとなくわかる気がします。
じゃあなんで虫をかたどるのがタコなんですかね?
道草しますが、調べてみました。
『虫・むし事典:漢字百話 虫の部』(大修館書店 1988.6)821.2/29
「蛸」はタコに用いられるが、これは元々アジダカグモに用いられた誤用。「章魚」と書く。
『語源海』(813.6/25N)
「蛸」は脚高蜘蛛のこと。正式には「鮹」とある。
魚をかたどるのがタコ???
ますますわかりません。
それじゃあ、俺也勝手解釈でいきます
じゃーん!!
刀は鞘に収まります。
タコはタコ壺に収まります。
収まるのは共通なんで、だからタコは蛸
っていうのはどうでしょうか?
まあ、ちがうでしょうな(笑)
それと、道草ついでにもう一つ
蛸は足が8本だけど、もっと沢山の足をもつ蛸がいるらしい。
鳥羽水族館の56本の脚を持つ蛸
余談が過ぎました。
旧日光街道の面影などなにもない裏道みたいな旧街道
今回の終点です。
もう、日差しがなくなり、なんとなく薄暗い。
雀宮駅から大宮駅まで行きました。
なぜかというと、風呂屋に行きたい。
大宮駅前の有名な居酒屋「いづみや 第二支店」で一杯飲みました。
店員さんは全てオバチャン、それもかなり高齢の方々で、ですが、大勢の客をパッパッと見事にさばいておりました。
(ただし、言葉遣いはかなり荒いというか、相当荒いです。
でも下町育ちの自分としては全く問題なしのレベルです。)
隣の席にはショボクれたオジサンが飲んでいましたが、ツマミを店のおばちゃんに頼んだら、「財布を見せて」と言われていました。
どうも常連客の様ですが、お金がなくて飲んじゃったことがあるようで、店のオバチャンが無銭飲食にならないよう、気を使ってくれていたようでした。
狭い店ですから、そのオジサンとかなり色々喋りました。
オジサンは、賭け事で身上を潰したようでした。
借金が沢山あって、高金利の貸金業者からの借り入れだけでなく、トイチなどの違法業者からも借りまくり賭け事をして家族はもちろん、全てを失ったみたいでした。
お金がなさそうだったから、俺のツマミを差し出しましたが絶対に食べませんでした。
それよりも、話を聞いてくれたことが嬉しかったみたいでした。
さらには、店のオバチャンがちょっとしたツマミを俺に●●●●してくれました。
(たぶん、これは書いちゃいけないことかもしれませんが、書いちゃった。)
おそらく、そのオジサンの話し相手になってくれたからの●●●●だと思います。
清算して帰る時、オジサンは頭を下げて「ありがとうございました。」というのでした。
自分は、ただ話を聞いてあげただけなんですが・・・。
(おわり)
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地点A
この畑の横が旧日光街道になりますが、まったく街道には見えません。
ここで良いのか、道は合っているのかと地図アプリで確認しました。
地点B
地点C
もう、完全に道ではありませんが、行けるところまで道なき道を走ります。
地点D
そして、突然現れる下野市庁舎
なるべく、旧街道に沿いたく、市庁舎の中を歩きたいのですが、あいにく日曜日で市庁舎は休み
市庁舎の周りを廻る
地点E
正直な話、この道なき旧街道をいくのは、ちょっとした探検のようで面白く感じました。
この下の旧街道を想像しながら、「かつての面影を感じられるものはどこかにないか?」、探しながら走りました。
面影らしきものは、辛うじて、大谷石づくりの蔵が街道沿いに立っているだけでしたね。
旧街道に沿っている国道4号線は畑の向こうにあります。
この辺りは国道から離れ、暫く、静かな旧日光街道でした。
この静かな雰囲気を動画にしました。
人影は全くありません。
いや、いや、
・・・よくよく足元を見れば、
妙に黒くて自分より元気に見える己の人影だけは、トロトロ走りの自分より先に先行して走っていました。
静かな旧日光街道、下野市、かつての国分寺村箕輪あたり
(ペタペタ走りにフゥフゥの息遣い、早く走れと叱咤激励するセミの声、元気のよすぎるモクモクの雲と青空、そして太陽の暑さがわかりますか?)
丸大食品の工場入り口にある大きな慈母観音?
なぜ、入り口に観音像があるんでしょうかね?
よくわかりません。
物凄い長屋門を見つけました。
その家がコレ!!!!
立派過ぎますね(@_@)
ほんまもんの資産家です。
家の中を掃除するのは大変だろうなぁ。
(たぶん、掃除してくれる人がいるんだろうね。)
自分は方丈記の鴨長明の方丈庵のような移動可能なユニット組み立て式の簡易建築がいいです。
(あの方丈庵はバラバラになって移動できるんです。)
それでもって、彼方此方に住居を大八車で移動して、日本中のいたるところに住んでみたいです。
河合神社境内にある復元方丈庵 (写真は好奇心京都よりお借りしました。)
参考:「方丈庵を解体してみる」は面白いですよ。
墓の脇を街道が走るのですが、この直ぐ先に国道に背を向けて立つ仏塔群がありますから、もしかすると、この墓地の向こう側か、墓地の中が街道だったんじゃないでしょうかね。
うるさい国道に背を向けて立つ石仏群
実に美しい建物!!!!
建物の側面はレンガでできてました。
将軍の休泊所であった真言宗 智山派 開雲寺
中には入りませんでした。
鞘堂地蔵尊(さやどう)
----以下、案内板より----
鞘堂地蔵尊の由来
實政六年(一七九四年)に書れた天保十四年(一八四三年)に発行された紀行文によれば室町時には足利義満 が将軍の時代には将軍と将軍の争うことが多くこの地方でも小山と宇都宮の合戦が発生し戦争の中心地となった所です 茂原合戦ともいわれています
この地内には地蔵院とゆうお寺がありました戦争で焼かれ多くの人が亡くなりました村人達は戦死者の散乱した刀の鞘を拾い集めてお寺の焼後に埋め小さなお堂を作りその中に石仏の地蔵様を安置しました
それが鞘堂とゆう地名になったそうです
明治・大正・昭和の初めには地蔵尊入口両面には桜の並木があり安産地蔵様として親しまれ、お祭には露天商がたち並び手作りの舞台で演劇や踊りで大勢の参拝客で賑わいました。今ではその桜の木もなくなり昭和五十三年にお堂も老朽化で解体され大勢の方々のご協力により御覧のようなお堂が新築されました 地蔵尊の中には地蔵様の頭五~六寸大と、日本画で全身像が額縁で安置されています
鞘堂のお墓にはお寺の住職のお墓もあり、寺田とゆう地名も残っています 鞘堂地蔵尊は安産地蔵として古くから男の子は白、女の子は赤と細い紐を作り安産のあとに二本かいすことになっています
このように鞘堂地蔵尊はこの地の名所として古くから知られているようです
お祭り(縁日)旧三月二十四日
壱万灯 六月二十四日
念ずれば花ひらく
鞘堂自治会
--------
鞘という字と蛸(たこ)は似てますよね。
最初、チラッと見た時、なんでタコ堂なのかと思いました。
勘違いしておりました(笑)
「肖」の読みは「かたどる」だから、革でかたどるのが鞘、なんとなくわかる気がします。
じゃあなんで虫をかたどるのがタコなんですかね?
道草しますが、調べてみました。
『虫・むし事典:漢字百話 虫の部』(大修館書店 1988.6)821.2/29
「蛸」はタコに用いられるが、これは元々アジダカグモに用いられた誤用。「章魚」と書く。
『語源海』(813.6/25N)
「蛸」は脚高蜘蛛のこと。正式には「鮹」とある。
魚をかたどるのがタコ???
ますますわかりません。
それじゃあ、俺也勝手解釈でいきます
じゃーん!!
刀は鞘に収まります。
タコはタコ壺に収まります。
収まるのは共通なんで、だからタコは蛸
っていうのはどうでしょうか?
まあ、ちがうでしょうな(笑)
それと、道草ついでにもう一つ
蛸は足が8本だけど、もっと沢山の足をもつ蛸がいるらしい。
鳥羽水族館の56本の脚を持つ蛸
余談が過ぎました。
旧日光街道の面影などなにもない裏道みたいな旧街道
今回の終点です。
もう、日差しがなくなり、なんとなく薄暗い。
雀宮駅から大宮駅まで行きました。
なぜかというと、風呂屋に行きたい。
大宮駅前の有名な居酒屋「いづみや 第二支店」で一杯飲みました。
店員さんは全てオバチャン、それもかなり高齢の方々で、ですが、大勢の客をパッパッと見事にさばいておりました。
(ただし、言葉遣いはかなり荒いというか、相当荒いです。
でも下町育ちの自分としては全く問題なしのレベルです。)
隣の席にはショボクれたオジサンが飲んでいましたが、ツマミを店のおばちゃんに頼んだら、「財布を見せて」と言われていました。
どうも常連客の様ですが、お金がなくて飲んじゃったことがあるようで、店のオバチャンが無銭飲食にならないよう、気を使ってくれていたようでした。
狭い店ですから、そのオジサンとかなり色々喋りました。
オジサンは、賭け事で身上を潰したようでした。
借金が沢山あって、高金利の貸金業者からの借り入れだけでなく、トイチなどの違法業者からも借りまくり賭け事をして家族はもちろん、全てを失ったみたいでした。
お金がなさそうだったから、俺のツマミを差し出しましたが絶対に食べませんでした。
それよりも、話を聞いてくれたことが嬉しかったみたいでした。
さらには、店のオバチャンがちょっとしたツマミを俺に●●●●してくれました。
(たぶん、これは書いちゃいけないことかもしれませんが、書いちゃった。)
おそらく、そのオジサンの話し相手になってくれたからの●●●●だと思います。
清算して帰る時、オジサンは頭を下げて「ありがとうございました。」というのでした。
自分は、ただ話を聞いてあげただけなんですが・・・。
(おわり)
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