キース・ジャレットのコンサートいってきました

金曜日、初めてキース・ジャレットのコンサートに行ってきました。

千葉の館山でキースの「ケルン・コンサート」を聞いたとき、衝撃を受けました。

なんなんだっ、この調べは
す、すばらしいっ！


（注：弾いてる人はキースじゃありません。）

もともと、エリック・サティが大好きだったのですが、
「この人はサティの生まれ変わりじゃないのか？」

そう、思いました。





紀尾井町ホールであったのですが、行く前にミルキィを買って、喉を湿らせてからいきましたよ。
数日前に大阪でのあの演奏中断事件があったからです。

キース・ジャレット、観客のマナーに気分を害し演奏を何度も中断→そのままコンサート終了のトラブル

それと万が一のためのマスクも忘れずに持参しました。
席は前から２列目のキースの真ん前というかぶりつき席でした。

演奏ですが、
凄い
その一言に尽きます。

もう、神経を集中して、心の中から音を引っ張り出して紡いでいく。

キースは軟体動物みたいにヘニャヘニャになってピアノを弾くので、観ていると、その動きに惑わされそうですが、目を瞑ると、美しい調べが聴こえ、
「ああ、この人は天才なんだなぁ。」
そう思いました。

もちろん、キースのアノ声（唸り声？雄叫び？）もバッチリ聞こえました。
誰も集中してると、雄叫びがでますよね。
あのパブロ・カザルスさえも、大統領の前で演奏したとき、雄叫びをあげてましたから。
だから、俺は全く気になりません。

とにかく、イイものを観ること、聴くことができました。
女房もそうですが、今まで忙しく働いてきたこともあり、コンサートにはあまり出かけませんでしたので、これからは、其の分を取り戻すべく、アチラコチラへ出かける所存であります。ハイ



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