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旧東海道ランニング「東海道走膝痛シ」・・・島田~浜松・その4(小夜)

2013年12月04日 | 東海道走膝痛シ(旧東海道ランニング)
小夜の中山から日坂宿へ


干し柿とウエットスーツ
どうってことない写真だけど、取り合わせが面白いとおもって撮った。
小説の題名にでもなりそうな、時間と空間を感じる題名じゃないかと勝手に考えた・・・(笑)。

生活されている方の心のゆとりを感じる。


小夜の中山にある久延寺

小夜の中山の語源はコレ→地名のお話

小夜(さよ)、なかなか洒落た地名で美しい響きであるが、俺は、どうしても山口小夜子を思い出してしまう。
おかっぱの黒髪に、切れ長の目、日本人形のようなモデル


美しい!


久延寺境内にあった夜泣き石

その夜泣き石にまつわる昔話がコレ


日本人が好きそうな聞いたことのあるような仇討話である。
サルカニ合戦からはじまり、忠臣蔵、曽我兄弟、鍵屋の辻の決闘・・・
清水あたりを走ったときに紹介した次郎長の追分宿の仇討
落語まで「宿屋の仇討」というのがある。(面白いですよ)





(落語は面白く奥深い)

仇討は良く考えると危ない思想であるのに、日本人は何故、仇討話がすきなんだろうか?
この辺を調べたら大学の卒業論文が書けそうである。

また、夜泣き石は日本各地に似たような話が存在するらしい。
日本はいたるところ八百万の神々が存在するアニミズム(精霊崇拝)、汎神論(はんしんろん=万有に心があるとする説)の国である。

 
走りながら景色をみていたら、山腹にの「」の文字

これにはビックリ。
お茶の木でできているのだろうか?
なぜ、こんなことしたんだろうか?
ナスカの地上絵じゃあるまいし、ここまでしなくても、静岡はお茶の国だと十分わかるのだが・・・?

 

急な坂を思いっきりガンガン走って下ってみた。
二曲がりだか、七曲だか、へそ曲がりだか、関係ないけど
物は試しだ。
どこまで膝はダメージ受けるか、やっちまえ!
人生、無理してみなければ己の許容範囲は判らない。

(つづく)


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