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インド、クソオヤジの心の旅(ガンジスを走れるか?)・・・6日目(その6)

2013年04月16日 | インド、オッサンの心の旅
(プルワリレストランの親子猿)
<なんもいえねぇ>


肉屋街の次は布生地問屋街だった。

50mほどの距離で店が続いている。

インド・バラナシ版の日暮里繊維問屋街である。
シルクやカシミアを買うなら、この辺で買った方がやすくて、良いものに出会えると思う。
ただし、本物を見分ける知識が必要だ。

本物のシルクの一番分かりやすい方法は端っこを燃やすという方法で、髪の毛と同じたんぱく質から出来ているから、髪の毛に似た燃え方をする。
ちょっと燃えにくいはずだ。
匂いは髪の毛と同じ匂いだし、燃えカスは黒い玉にになるが、指でつぶすと、簡単に粉々になる。
化学繊維は、すぐ燃えて、それなりの匂いだし、つぶしても球が残るから、すぐわかるのである。

これはL君たちから聞いた方法である。
ただし、燃やした商品と偽物を包むときに入れ替えるという悪徳商人もいるから、包むときもよく見て気をつけろと言われていた。(これは、万国共通の騙しのテクニックですね。)

ここから、いつものゴドゥーリャ交差点ちかくの通りに出た。

あいかわらず、ゴールデンテンプルへの参拝客がひっきりなしで入場待ちのために並んでいた。
神様の前だから、ちゃんと順番待ちしている。

ただ、インドのおばちゃんは、平気でズルして順番をごまかしていた。
露店でラッシーを購入しようと人気店で順番待っていると、俺の前に平気で割り込んでくることが2度あった。
迫力ある太めのド派手なサリーを着たおばちゃんがスッと割り込んでくると「なんもいえねぇ」なのだ。
豹柄の関西のおばちゃんとどっちが逞しいだろうか?
TV番組の特集でインドVS関西おばちゃん対決があったら、面白いんじゃないだろうか?


今日はケシャリではなく、別のレストランに入った。(上の写真)

プルワリレストラン&サミーカフェという店である。
ガーデンで食事ができるのが、魅力である。
猿が常に店の屋根にいるみたいで、店の人からエサをもらっていた。
(表題の写真)
ガーデン脇には牛が数頭飼われていたが、臭い匂いはお店にはなかった。

ここは、外人客が多い。
というか、外人しかいない。
ケシャリと正反対である。
何を食べたのか忘れてしまったが、味はまあまあだった。


夜はこんな感じになるから、外人に人気があるのだろう。
だが、味はケシャリに完全に負けていた。


昼食はちょっと遅くなり、午後3時をまわっていた。
この後、野菜市場をブラブラし、ネットカフェに行ったが、お腹もいっぱいだったので、露店のチャイとバタートーストのみで夕食とし、ホテルに戻った。


(チャイとバタートーストを作るオヤジ、写真は人のを借りました

(つづく)


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