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旧東海道ランニング「東海道走膝痛シ」・・・三島~富士川駅・その1(恥ずかしがり屋の富士山)

2013年06月26日 | 東海道走膝痛シ(旧東海道ランニング)
<己が姿は、まるで炭鉱夫>

早朝(5時頃)の新宿駅は気だるかった。
朝帰りの酔いどれ客とやたら多い外人客で、ホームは意外に混んでいた。
テンションあがりっ放しの若者、死んだようにしゃがみこんでいる客、やたら甲高く早口の中国姐さん、あきらかにオカマで際どい派手な姿の御姐さん(?)。
見ているだけで、疲労感が漂う独特の空間。



通常なら奇妙に思われるであろう「ザックを背負って短パンでランニングスタイルの中年オヤジ」も早朝の新宿ではカメレオンのようにまったく違和感なく同化し、
本当に俺はこれから走りにいくのだろうか?
と思いながら電車に乗った。

三島駅まではJRの在来線でいった。
時間的に問題ない限りは、お金がかからないようにしたかった。
これからは、交通費だけでますますお金がかかるだろうし、これからはホテル代や飲食費、御土産代だどで1日万単位で費用がかかるはずである。
考えてみたら、贅沢な旅ランなのである。
最終的は外国旅行へ行ったほうが安いぐらいになるだろう。

居眠りをしながら、三島駅には朝の7時に到着した。
改札出口でSUICAは全く役にたたなくて、現金清算しなければならない。
JR東海のTOICAでなければならないのだ。

JRならば、カードぐらい全国共通利用できるようにしてもらいたいものだ。


今回は朝から脹脛(ふくらはぎ)や太ももに鉛板が張り付いたかのように足が重かった。
昨日のランニング教室でもそうだったのだが、四谷しんみち通りの大衆浴場、塩湯で冷水に浸かり筋肉の炎症をさましていたので、翌日には回復しているだろうと考えていた。

原因は、ここ最近、風呂に入る際にはスクワット運動を課していたからかもしれない。
名づけて、「黒汗の毛染めスクワット

ここ最近白髪染めをはじめたのだが、ゆっくり染まるタイプにしたため、週2、3度入浴時には10分ほどの毛染め待ち時間がかかってしまう。
風呂の中で10分も何もせずにいるのはつまらないから、その10分間を利用してスクワットを行っているのである。

正しいスクワット


大体、200回ぐらいなのだが、汗も出てきて、頭から黒い汗が出てくる。
目に入るといけないと思い、ねじり鉢巻きをしているのだが、鏡に映る己が姿は、まるで炭鉱夫のようだ。



その運動を先週、3日続けてやったのが悪かったかもしれない。



三島の駅に着いたのが7時過ぎ。
今日は距離はともかく、12時間ぐらい走ってみようと思っていた。
長い時間走ることに慣れようと思っていたのである。

だが、この調子では走る気力も薄れていた。
だが、東京から、ここ三島まで来たからには引き返すのも憚(はばか)れ、とりあえず、走れるだけ走ってみようと思った。
いまのところは、どこを走っても東海道本線が近いから、走れなくなったら電車で直ぐ帰れる。

朝から天気は良かった。
三島の駅では、申し訳なさそうな姿の富士山に出会った。



いままで、この旅で全くみることの出来なかった富士山が、まだ走り始めていないのに、頭だけの姿で間単に見れてしまい、感動がいまいちであった。
やはり、汗をかきかき、ふうふう息をしながら、高台に出たとき、突然ドデカイ富士山が目の前に「富士山のお出ましッ!」とばかり、デーンと現れたならば、なんと神々しいことかと感動しただろうが、あっけなくも三島駅の屋根の上にチョコンと出現となった。
(しかも、この日は、このときだけで、恥ずかしいらしく、1時間もしないうちに厚い雲の中に世界遺産は隠れてしまった。)

三島駅から、まずは準備体操代わりに早足で歩き出した。
右足のひざ裏の筋肉が痛かった。
ここは、疲れが出ると痛くなる毎度の場所である。
大腿二頭筋のひざ裏あたりにある付け根が痛くなるのである。
俺は筋力トレーニングでもレッグカール(うつ伏せに寝た状態からひざを上げ下げするトレーニング)が苦手であって、今後は意識的に鍛えなければならない。

【解剖学】大腿二頭筋 Biceps Femoris:理学療法士による身体活動研究


三島の町はあちこちでアジサイが咲いていた。

 
伊豆箱根駿豆線(すんずせん)と三島広小路駅

この三島は、とにかく水の町である。
どこでもかなりの水量の水が町の中を縦横無尽に流れている。
富士山で降った雨や雪が地層に浸み込み、長い時を経て三島湧水群となって三島の町を潤し実に素晴らしい自然環境を生み出している。

千貫樋


千貫樋という水の高速道路みたいなものが三島にはある。
今はコンクリート製だが、昔は木造だった。
その歴史はこうだ↓



本当は近くに行ってみたいが、先は長いのでチラッと見ただけにした。
その詳細写真を静岡県公式ページから拝借すると

 
これが、木造でできていたら、本当に素晴らしかっただろう。

(つづく)





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