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旅ラン「中仙道走膝痛シ」・・・木曽義仲の洗馬宿から奈良井宿、その3(初期中仙道)

2021年12月24日 | 中山道走膝痛シ(旧中山道ランニング)
この日は引き続き2020年10月6日です。

見ることのできなかった『日出塩の青木』はネット検索したところ以下の様でした。


写真はお借りしました。

「日出塩の青木」とは・・・
ネットでの説明では、その青木はシンセイという会社の裏手にあるのですが、そこには、ある貴人の塚の上に大きな桧(ひのき)が植えられていたそうです。
その桧は銘木と歌われ、洗馬宿の肘掛松とともに
「洗馬の肘松日出塩の青木 お江戸屏風の絵にござる」
歌われたそうです。

とういうような事が書かれてました。

意味わかりますか?

ある貴人の塚? お江戸屏風? 青木じゃなくて桧?
全くチンプンカンプンです。

写真の様子を見ても行かなくても良かったかな、という思いです。



木曽路の入り口、桜沢村にきました。

旧中仙道をJOGする自分は、和田峠から下諏訪を通り、塩尻峠を越えて、塩尻から木曽路へと入っていくわけなんですが、
実は江戸時代初期の約14年間ほどの短期間は中仙道は現在とは異なるルートでした。

岡谷から小野峠を越え辰野町小野(小野宿)を通り、牛首峠を越え木曽路(塩尻市宗賀)に出る道です。







その京に近い入り口がこの場所(桜沢)でした。



このルートは2つの峠越えがある山道で人家も少なく無理がありましたのですが、ここが無理を通してでも当初の中仙道であったわけには幕府勘定奉行大久保長安という人物が関係しています。

この大久保長安なる人物、調べたらかなり面白い人物でした。

【歴史解説】しくじり大名 大久保長安 名君か暗君か?!【MONONOFU物語】


八王子では有名人のようですね。(知らない市民もいるみたいですが)

初期中仙道は長安が『木曽谷の森林開発を促進する目的』で江戸へ陸路で木材を運ばせようと開いたルートだったみたいです。

ですが、なぜか大きな交通の拠点である塩尻を通らないのは、なにか政治的な思惑もあったかもしれませんね。
そのあたりは、良く調べないととは思います。

学生時代は歴史は大の苦手としていましたが、旅ランを通じて調べると日本史もなかなか面白いです。


ココの細い急坂を登る

旧街道はちょっとだけ国道から離れます。
桜沢旧道という山道に入ります。
ここは村人が開削し通行料を徴収していた道らしいです。

通行料を取る道路が多いのは、中国だそうです。
世界の有料道路の約7割が存在しているらしく、目的は小遣い稼ぎ。

昔の日本もそうなんでしょうね。
おそらく、村人は無料でよそ者だけが徴収されるシステムかな。
一応、開削と山道維持という名目で村人の飲み代になってたかも?

そして、あっという間にすぐ国道に戻ります。


国道に出る直前にある三面六臂馬頭観音






上の写真2枚は桜沢茶屋本陣跡(百瀬家が勤めた)

百瀬という苗字ですけど、松本市で一番多い苗字らしいです。


片平ダム(奈良井川)


片平橋を渡る。

この辺りは疲れが出て、どこかで休みたいと思ったのですが、国道沿いで適当な場所がありませんでした。
歩くたびにゴンゴン音のする鉄の橋が妙に冷たく感じられ、独りで歩いて、よくここまで来たなという思いで寂しくなりました。

これは「休まなきゃいけない!」という兆候だと思いました。
そういえば、今日は水分もあまり摂っていません。


野原の奥に祀られた庚申塔

この前でザックの上に腰かけてお握りを食べました。
景色はこの庚申塔と野に咲く花だけで、後ろは国道であり、時たまトラックがとおります。



お握りを頬張るたびにダ・カーポの山下清の唄が浮かびます。

野に咲く花のように ダ・カーポ ピアノ弾き語り cover by kei


コンビニのお握りではありますが、うまくて、心にも旨さが沁みます。




若神子(わかかみこ)の一里塚(西塚が残ってました)

(つづく)



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