昨日は午前10時からの下町のうたごえだった
会場が毎月抽選で決まるので この月は全部はずれ 空いている時間に入れた
参加者は女性が多いので 始まるまで心配だった
いつもの受付を手伝ってくれる 3名の女性も用事で来られない
参加者の中には 受付の方も その席で歌っているが 声がとてもきれいだと言う
始まるまで 私も受付に立つ
それでも 嬉しいことに30数名の方たちが参加してくれた
新しい方も2.3名見えるし 顔なじみの方の笑顔が私の心を和ませる
参加する方も 手伝いをしてくれる方も みんなに支えられて このうたごえがある
私が用意した曲 里の秋 小さい秋見つけた等の他に初めて上海帰りのリル
練習もしていないで いきなり弾いたら少し間違えた
笑いの中に弾き直した この曲は 戦後 小学校時代に聴いたものである
盛り場を歩いている時 どこに居るのかリル 誰がリルを知らないかと聞えてきた
このフレーズだけが ずっと今でも鮮明に曲となっている
参加者の大半は知っているようで歌ってくれた
男性から リストに無い柿の木坂の家のリクエストがあった
たまたま 楽譜も歌詞も用意してあって みんなで歌うことが出来た
彼は その柿の木坂周辺に住んでいたらしい
春には青いめじろ追い 秋には 赤いトンボ取り 柿の木坂で遊んだ昔
こんな歌詞 そのままの幼い頃であったと話す
時にはこんなやり取りも私は歓迎して 受応える
たしか 私の小さいときも めじろを取っている人も居た
彼もトリモチで取った記憶があると言う そう言えば かすみ網も当時あった
小鳥にとっては受難の時代 今では法律で禁止されている
おぼろげに 柿の木坂は目黒区にある地名とだけは知っていた
現存する地名で その由来も 周辺に柿の木が多かったらしい
帰ってから ネットで調べてみたら 歌詞の由来の土地がある
作詞の石本美由紀さんの故郷 広島県・廿日市市の近くだった
歌碑は石本さんの功績を記念して 亀居公園(亀居城址)に詩の坂道にある
悲しい酒 長良川艶歌 矢切の渡し 憧れのハワイ航路などと共にある
歌詞のイメージは 廿日市市から津和野街道 明石峠の坂道である
柿の木坂は駅まで三里 の歌詞通り ここから廿日市まで三里あると言う
思い出すなぁ故郷のヨー 乗り合いバスの悲しい別れ この歌詞がぴったり合う
地名は東京都・目黒区にあるが 実際には関係なく 石本さんの故郷 広島だった
こちらは逆に柿の木坂と言う地名は無く 柿の木がある風情を歌い上げていた
私は二つの 柿の木坂を思い描いてみた
先月 大人の情報誌の取材があり 私のことが2ページでインタビュー記事となった
自分ことゆえ あまり他人に語る内容ではない
うたごえに参加した元のサイトの方が この情報誌へ推薦して記事にされた
この方が私に替わって その情報誌に私が載っているからと昨日の参加者に勧めた
お金を払って読むようなものではないが 先生が載っていると10冊以上買われていた
私の半生記みたいなので読んでも役に立たない
お買い上げの皆さん 内容が薄く申し訳ありません
でも みんな 良い方たちばかり 笑顔で また再会を約してくれた
幸せな のびたでもある
最後までお読みくださいまして有難うございました
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