のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング 川柳 ベランダ栽培など楽しんでいます

いのちと平和のバトンを未来に

2013年05月06日 10時52分53秒 | ウォーキング

区内の北砂に東京大空襲・戦災資料センターがある
館長は多くの小説も書いている 早乙女勝元さん
東京の働く姿を描いた作品が多く 反戦・平和がライフテーマであると言う

私の若いころ 多分 美しい橋と言う 青春小説を読んだことがある
下町で働く少年と少女 白髭橋が舞台だったかと 今でも記憶している
昨日 ウオーキングで少し路地に入ったら この建物が目に付いた



建物の前に 可愛らしい女の子が立つモニュメントが眼に止まった
広島の原爆記念館を訪れたアメリカの少女達が 話を聴き戦争の悲惨さを学んだ
そして 世界中にこどもの平和像を建てたいと呼びかけたのがきっかけである

核兵器と戦争の無い21世紀 子どもが大切にされる社会 差別と貧困の無い世界
未来を創るのは私たち 子ども 学び 語り 伝え 共に平和な未来をと・・
東京の中高校生が 原爆や空襲の体験に学びながら 募金を集めた

2001年5月5日 ここに 世界の子どもの平和像が建立された
中に入ると小さな事務所と受付 展示は2階と3階にある
下町は昭和20年3月10日 300機のB29による無差別爆撃を受けた

 

罹災者100万人 死者推定10万人と言われる
これを含め東京は100回以上空襲を受けて 市街地の5割が消失したのである
この実態を知り 学び 戦争の・空襲の惨禍を再び繰り返さないようにしよう

展示物は各方面に渉り集められた
空襲直後の街の様子や 焼け残ったり 炭化した生活用品 
戦時中の千人針 軍隊手帳 米穀通帳など

 

焼死体の写真や画も数々もある 仮埋葬所は 区内や墨田に集められて夥しい
香港や桂林 ドイツ・ドレスデンの空襲の惨禍も多くの写真が展示されている
大阪 神戸 横浜 函館 その他数多くの市街地が空襲を受けてきた



私の住む亀戸の旧中川では 夏に東京大空襲の鎮魂の為に灯篭流しがある
昨日は 香取神社の勝矢祭が 賑やかにバレードをしていた
あの 広島も パレードか華やかに催されていた

この平和な姿が いつまでも続くように祈るばかりである
過去を忘れず 過去に学び 未来を創り上げていく
私たち 大人と 未来の子ども達が受け継いでいくことだろう

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今日の誕生花 しゃが
 花言葉  反抗
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しゃぼんだま 童謡に秘めた哀しさ

2013年05月05日 11時27分08秒 | ボランティア

しゃぼんだま とんだ 屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで こわれて消えた

 

うたごえの中でも童謡唱歌は 郷愁の愛唱歌であり 中高年でも愛される
一般的には 唱歌は学校で教えられたもの 童謡は家庭で歌われるものと言う
一時 唱歌 校門を出ず と言うことも聴いたが 唱歌は今でも懐かしく歌われる

添乗員時代 いつもハーモニカ持参でツアーに出かけた
旅の途中で タイミングを計り演奏したが 皆さん感動で聴いてくれたものである
曲は あかとんぼ 埴生の宿 ふるさと 雨降りお月さん 花かげなど多様だった

童謡も可愛い歌が多いが 中には哀しさを秘めたものも多い
赤い靴 浜千鳥などは 別れた子どもへ 亡くなった子どもへ寄せる悲痛な想いだ
いつの時代でも 親が子どもへ寄せる愛情と 逆回向の哀しみは消えない

 

常磐道の茨城と福島の県境あたりに中郷SAがある
野口雨情さんの出身地に因んでのものであるが 童謡の歌碑も公園にある
海岸に出ると 野口雨情の生家と記念館があり うたごえツアーでも2度ほど訪ねた



生家では 姪の野口不二子さんが 学芸員として解説してくれる
海のそばであり あの東日本大震災では 津波の被害を受けたと聴く
その後 訪れていないので 現在はどうなっているのだろう

 

雨情さんは この地で結婚して長女をもうけるが 僅か7日間にして亡くなった
次に出来た次女も2歳で亡くなった
当時は 乳幼児の3割はなくなる時代である

あるひ 村でしゃぼん玉遊びをする女の子たちを見た
自分の娘が生きていたら こんなになっているかなと 想いを重ねただろう
一説では親類の女の子が亡くなった説もあるが 哀しい鎮魂歌であるは変わらない



私には顔を見たことが無い姉が居る
私の生まれる はるか前 3歳で亡くなったと 大人になってから聴いた
そのため悲しさは無いが 悲しい心が生まれない哀しさがある

8人も兄弟が居て 4人は既に黄泉の国へ 私を含め4人がこの世にある
幾ら人数が多くても母の哀しさは 多分 死ぬまで心に刻まれていただろう
3人もの姉弟が 逆回向となったのだから 心の十字架に祈っていたと想う



私は介護施設に足繁く通うようになって 数年経つ
介護認定を受けている方だから リハビリをする方 元気な方も居る
一方では 認知症になって 歌も言葉も記憶を失っている方も目立つ

こうした方たちに歌の力を借りて 音霊を信じて 元気と笑顔を送る
高齢の方が多いのは勿論であるが どこかで父母の姿を重ねているかもしれない
どうか歌で笑顔を浮かべて欲しい 記憶を呼び戻して欲しいと願いを込める



ある施設では 数年 歌も歌わないし 挨拶の言葉も出ない方が数人居る
一人だけ 一度ではあるが 終わって握手したら 微かに有難うと聴こえた
それ一回だけである 私の顔をじっと見ていた方 最近 見かけなくなった

多くの方を見渡しながら 細かに観察しながら進行する
眼と眼で会うと 嬉しそうな顔をする方もいる
子どものように それだけで 嬉しいのだ

眼は大きな力を持っていると想う
言葉に代わる力がある
そして 願いや気力の 気 これも大切な要素である

今日も童謡が聴こえてくるが 私は 先月行ったある女性のことが気になっている
この方は当初は多少の認知症があるが 少なくも挨拶くらいは通じていた
だが ここ2.3年は急速に症状が進行して 会話も歌も全て消えて行った

ただ ひたすらうめくような声を発するだけである
それでも歌の時間は 必ずスタッフが参加させて みんなと離れて遠くに座る
私から一番離れてるが いつも下ばかり向いてうめく

歌える方も居るから 歌をいろいろと進行させている
その方には 優しくスタッフが付き添って居る
そのとき 一瞬だが 私は歌を聴いた

違う歌を進行しているときに 確かに声を聴いたのである
しゃぼんだま飛んだ~ たったこれだけ 僅か一節である
何故私が聴こえたのか 不思議でならない

この歌は ここでは扱わない
違う歌を歌っているときである
時間にして4.5秒 何故か ずっと私の心に響いている

急に記憶の糸が飛んできたのか 何かとつながっているのか
どんな想い出と重なっているのか 郷愁の歌だったのか
たった一瞬 私には貴重な一瞬だった

いつか顔を上げて聴いて欲しい
笑顔を見せて欲しい
一緒に歌おう・・ねっ・・

しゃぼんだま とんだ 屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで こわれて消えた


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今日の誕生花 おじぎそう
 花言葉  敏感 繊細な感じ
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GWは地元の公園で楽しもう 

2013年05月04日 09時08分47秒 | ウォーキング
GWで高速道路は何処も大渋滞と報じている
東京は放射状に東名 中央 関越 東北 東関東と出ている
さながら東京大脱出の状態でもある

あれだけの車が都心から出て行くのだから 都内は幾分すいているだろう
そんな渋滞も避けて 近場で家族やグループで楽しんでいる姿もある
子どもたちの歓声がきこえると 何故か微笑ましく感じてしまう



小松川・大島地区に千本桜公園がある
広大な緑の広場がある 芝ではなく 普通の草原のようでもある
GWにあわせたのか 刈り込みがしてあり 草いきれの匂いが懐かしい

 

この一画にボランティアが育てる花壇がある
四季の花が見られ カメラに収めたり 愛でていく人もある
昨日は どうぞ中に入って写真をと勧められた

 





青空が 白い雲が 荒川が 高速道路が みんなワイドに拡がる
連凧の鯉のぼりを上げている人がいた 見事に空を泳いでいる
小さな凧を揚げて 駆けている子どもの姿もある



親子でキャッチボールやバレーボール 散歩を楽しむ姿も見える
グループでバーベーキュー 匂いが 周辺に散って行く
明るい笑い声 歓声 のどかである

 

親子の愛情 じいちゃん ばあちゃんとのつながり 友人との会話
人と人の絆が 快く感じられる
他人の幸せ見て その おこぼれ集めても 私には拾いきれないほどになる







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今日の誕生花 山吹
 花言葉  崇高 待ちかねる
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ハンカチの木が咲いていた

2013年05月03日 09時49分59秒 | 旅行
ハンカチの木 まるで木の中に沢山のハンカチがぶら下がっているように見える
一度 外国で見たことがあるが どこだったか想い出せない
それが谷津バラ園に咲いていた



学名 ダビディア ミズキ科 どこと無くハナミズキにも似たところがある
フランスの生物学者ダビッドさんが 中国で発見したことから この名前が付いた
ネットで見ると パンダもこの方が発見 世界に知られるようになったとある



なるほど ハンカチツリーの別名のように 風に揺られている
風は収まらないので 綺麗に撮ることは出来ない
小石川植物園にもあるが こちらにあるとは思わなかった

 
      うらら                    マチルダ

バラ園のバラは その株ごとに 名前が明記されている
全てのバラに殆どあるので 品種は相等の数に上るだろう
咲いている花だけ 少しはその名前も収めてきた

 
        きらり               白八重 ハマナス

 
     ダブルディライト            ゴールデンクライマー

 
    コロンブスクイーン          

受付の建物に小さな展示館があった
バラの選定の仕方など 絵で紹介されている
私は 以前 ミニバラを育てていたが 年々小さくなり数年でダメにした

 
  西洋しゃくなげの ターキッシュデイライト と ピンクパール

バラは育てるのが難しそうだし ベランダでは狭すぎる
小さな庭があって つるバラのアーチがあったり 大きな大輪のバラもある
そんな家が有ったらなぁと 儚い想いが通り過ぎていく



地位武男さんの ちい散歩の色紙が掲示されていた
ああ懐かしい あの地位さんが ここを歩いていたんだと思うとジンと来る
気さくな方で 笑顔が素晴らしく 私の地元 亀戸も歩いていた姿が蘇ってきた

あの番組 家に居る時は必ず見ていた
私の知らない街 知らない裏通り 地位さんが歩くと発見がある
なにより 人との触れ合いがあたたかい



私も あちこち歩くのが好きだ
人との触れ合いは無いが 自然との触れ合い 家族や高齢者 人の姿がある
のびた が歩けば のび散歩 となるかな



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今日の誕生花 ぼたん
 花言葉  恥じらい 富貴


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谷津バラ園を訪ねて

2013年05月02日 10時53分47秒 | 旅行

朝一番 気合を入れて家を出た うたごえの会場確保の抽選日である
11月の利用分であるが 既にセンター側の催しの予定で 半数は埋まっている
残りの半数に 利用希望者が多く詰めかけ 抽選となる

私が申し込んだ日は2日分 この2回の抽選に願いを込めて廻したが結果は無念
とぼとぼと 2時間要した無駄な時間を歩きながら 気分転換を計る
月に一度は開催したい 下町のうたごえ 空いていた午前中を1日分確保した

さて 5月の声を聴いたら バラの花も咲いただろう そうだ バラ園に行こう
バラが咲いた 百万本のバラ の歌などを心で歌いながら 谷津遊園に向かった
途中 一般道路でも渋滞があり 平日と言えどGWの影響なのだろう



谷津遊園は千葉の船橋に近く 私の若い頃は海水浴場 潮干狩りも出来た
現在の海岸線ははるか沖合いになり 遊園地は閉鎖 バラ園が復活している
隣接する谷津干潟は ラムサール条約に登録する野鳥の生態観察地でもある



入り口には 幾つかのテントも並び売店の準備は出来ているが営業はしていない
65歳以上 180円の入場料の安さである
これでも5月1日よりの設定であり 前日までは半額だった

 

ゲートをくぐると 眼の前にバラ園が拡がる ざっと見渡すと まだ身頃ではない
バラの品種ほど多い花は無い それこそ数本ごとに名前が記されている
皇室の記念のバラでも ミチコ 雅子 アイコなど親しみやすく華麗に咲く




まだ つぼみのバラが殆どで 多分 5月中旬頃あたりから華麗に咲きそろうだろう
それでも 一部の花は 香り豊かに 緑の中に色彩を添えている
花の中でもバラは 花びらが幾重にも重なり その曲線が交じり合う姿は美しい




近づくだけで 香りは漂い 移り香になりそうだ
情熱のバラ 恋人に捧げるバラ 貧しい絵描きが捧げた百万本のバラ
カルメンが口に咥えたバラ バラには物語がある

 

船橋あたりで メーデー帰りの一団を見た
若い頃 メーデーには毎回参加して 代々木公園に集結 デモ行進したものだ
代々木から数寄屋橋あたりまで 7キロを歩き通す これも楽しい歩きだった


         野鳥の楽園 谷津干潟

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今日の誕生花 ライラック
 花言葉  愛の最初の感情 青春の喜び




 

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