お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

僕のお尻の写真は・・・

2006年02月22日 | お酒・焼酎・ウィスキー・ワイン
昨夜、仕事の打ち合わせで飲んだ。かなり痛飲はしたのだが、意識ははっきりしていた。タクシーで帰宅。自分で鍵を開けて、家に入ったのも鮮明に憶えている。

 今朝の事である。お尻が痛い。右のお尻だ。腫れている。妻にシップを2枚貼って貰い、出勤した。どうも、昨夜、どこかで「こけた」らしい。でないと、片方のお尻だけが「腫れ上がる」はずがない。でも、憶えていない。帰宅し、風呂に入ろうと思い、裸になっていたら、妻が僕のお尻を見に来た。まだかなり腫れているという。僕は、「じゃあ、写真に撮ってくれ!ブログに載せるから」というと、「それは拒否する!」と妻に言われた。確かに、「僕の腫れたお尻の写真」を見て不快感を催す女性たちも多いだろう。でも、「笑い」が取れるなら、写真を載せたかった。

 自分で自分の腫れたお尻を撮ってもいいのだが、モニターが見えないので、何度も撮らないといけないし、その作業をしている僕の姿はとことん情けない。
 という事で、「僕のお尻の写真」は見られませんので悪しからず・・・。

 それにしても、45歳になっても、「酒乱」が治らない。若い時の様に、暴れたり、暴言を吐いたりする「酒乱」では無いが、「穏やかな酒乱」である。「自分のお尻の管理もできない酒乱」・・・人には迷惑はかけていない。

 同期で3人「酒乱」と言われた奴がいたが、最後まで「酒乱」なのは、僕だけだろう。そのうち、一人は、若い時、バブル全盛で、タクシーがつかまらないので、「101回目のプロポーズ」の武田鉄矢の様に、走ってきたタクシーの前に飛び出て、仁王立ちになり、タクシーにはねられ、フロントガラスに頭から突っこんだ猛者もいた。今はちゃんと管理職をやっている。彼は別の機会に、会社の宴会でベロベロに酔い潰れた先輩OLを近くのシティーホテルをとって、部屋に運び入れ、ベッドに寝かしつけたところで、そのOLが意識を取り戻し、「私はそんな女じゃないわよ!!!!!」とほっぺたを思いっきり叩かれたという、ほんとに可愛そうな経験の持ち主でもある。

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年末、偶然に・・・

2006年02月21日 | エッセイ・日記・意見
SEIKO(セイコー)DOLCE(ドルチェ)ソーラー電波

休みの日に、うちの会社が出資している映画の試写会があるという事で、町に出た。試写会場に着いてみると、まだ上映まで時間がある。
 時間を潰す為、近くの家電量販店に入った。時計売り場をウロウロしていると、この時計が目に飛び込んできた。45歳の僕。こんな「大人の時計」を一つ持っていてもいいなぁ~と思っていたら、店員が「この時計、一つ前のモデルなので格安ですよ」と僕を乗せる。売り場を3~4回行き来しただろうか、「今年の自分へのご褒美」と心の中で言い訳をして、レジを待つ列に並んだ。デビットカードで支払いを済ませると、突然どこからか「カランカラン」と大きな鐘の音。僕は何か自分が悪い事をしたのかと、周りを見回す。僕の目の前で店員が鐘を鳴らしている。店の企画で200人に一人、10万円まで無料になるという企画に僕は当選したのだ。そこからは気恥ずかしさが出てきて、しかもデビットカードで支払ったものだから、店員が僕に返金される現金を取りに行くと言って、しばらくその場で待たされた。試写会の上映時間は迫ってくるし、こんな事で「運」を使っていいのだろうかという「心のわだかまり」は膨れ上がって来るしで・・・手に入れた時計がこれ。

 試写会はこの出来事で、気疲れし、グーグー寝てしまった。もちろん、正月にロードショーした時に、もう一度観に行ったが。
 こういう「当選」とかとは、全く無縁な僕なので、この時計を見る度に「カランカラン」という当選の鐘の音、そして「商品無料の当選の方が出ました」と大きな声で叫ぶ店員の声を思い出す。顔からほんと、火が出るほど恥ずかしかった。でも、この時計のデザインは気に入っている。
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「デロンギ」のこのヒーターを誕生日プレゼントに貰う事にしました。

2006年02月21日 | 家族
DeLonghi ベースボードヒーター BBH100C

DeLonghi

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自分の部屋が寒いので、窓際に置いておくといいかなぁ~と思っています。普通のデロンギもありますが、リビングで使っていて、こちらも程よく暖かくしてくれるので、「デロンギ」というイタリアの会社には信頼をおいています。
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「音楽」が本当にこのウォークマンで身近になったと思う。

2006年02月20日 | エッセイ・日記・意見
NWE507S 【台数限定品】【在庫あり】SONY ネットワークウォークマン NW-E507-S【5250円以上☆送...
パソコンにCDを入れていくだけで、インターネットに接続しておくと、ソニーが開発したソフトが、「アルバム名」「曲名」すべての情報をインターネットから取って来てくれる優れもの。1GBで充分。パソコン内にも「マイライブラリー」を作れるし、「i-pod」より使い勝手はいいかも・・・。
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一眼レフなら、こちらがお薦め!!!!!

2006年02月20日 | エッセイ・日記・意見
800万画素光学12倍ズームデジタルカメラ「LUMIX」パナソニック DMC-FZ30
「800万画素」「簡単な操作」「手ぶれ防止」「12倍光学ズーム」、僕はこれを「南アフリカ」に持って行きました。おかげで、400枚も写真を撮ってしまった。「色合い」もいいです。
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このデジカメ、とても使い心地がいい。

2006年02月20日 | エッセイ・日記・意見
【送料無料・代引手数料無料・在庫目安:豊富】Panasonic デジタルカメラ LUMIX 600万画素 光学...

「手ぶれ防止装置付」「600万画素」「小さくて持ち運びに便利」「メール添付の画素数での撮影モードも付いているので、メールやブログに活用するのにとっても便利」「バッテリーの持ちがいい」・・・とても満足しています。
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「青木まりこ現象」

2006年02月20日 | 本・雑誌・漫画
以下、このホームページからの引用です。http://www.02.246.ne.jp/~kasahara/mariko.htm


書店で起こる反応

 最近、“青木まりこ現象”として知られるようになった現象があります。2003年11月発行の『AERA』誌に掲載された記事(吉岡、2003年)によると、これは、青木まりこという女性が、1985年にある雑誌に投書したことから命名されたもので、書店に長時間いると便意を催すという現象を指すのだそうです。これは、私の言う反応(「「私の心理療法についての簡単な説明」」中の「反応」の説明参照)が日常生活の中で起こる実例として、比較的わかりやすいものです。このような現象が一般に知られるようになったことは、非常に大きな意味を持っていると思います。これらは、人間の心の本質を突き止めるための有力なヒントになるからです。

 この症状は、書店ばかりでなく図書館でもごくふつうに見られるもので、現象としては少しも珍しくありません。しかし、長時間いなくても、書店や図書館に一歩足を踏み入れた瞬間に起こることもあります。また、その時に出現する症状は、排便に関係するものとは限りません。頭痛や脱力感をはじめとする自覚症状のこともあるし、あくびや眠気などのこともあるのです。そして、興味深いことに、書店や図書館を一歩出ると、その瞬間に便意が消えてしまうことが多いのです。たとえば、自宅にいると頭痛や便意が絶えずある人の場合、玄関を一歩出ると、その瞬間にそうした症状が消えてしまうことは珍しくありませんが、現象としてはそれと同じです。自宅にいる状況と自宅にいない状況で、対比的に症状が変化するという意味で、これを私は“状況的対比”と呼んでいます。

 この種の症状は、書店や図書館に入っただけでは起こらず、特定のジャンルの棚に近づいた時点で、初めて出ることもあります。また、書店や図書館でしか起こらないわけではありません。変わった例ではゲームショップなどで起こることもあります。数は少ないですが、映画館や劇場やコンサート会場で必ず呼吸が苦しくなったり、眠ってしまったりする人たちもいます。このような場合、その症状を消すには、廊下に出るしかありません。廊下に出たとたんに、先ほどまでの症状はうそのように消えますが、再び会場に入ると、また、すぐに強い症状が襲ってきます。そうした症状が出るのは、自分が鑑賞したい演目や作品にほぼ限られるので、これは、酸欠のためや、椅子に座ってリラックスするためではないことがはっきりします。そのことは、体験者に聞けばすぐにわかるでしょう。拙著『懲りない・困らない症候群』(春秋社)には、さまざまな実例がたくさん掲載されているので、関心のある方はぜひご覧下さい。


 どのように説明するか
 では、この現象はどのような原因で起こるのでしょうか。何らかのストレスによるものなのでしょうか。『アエラ』所載の記事によれば、“青木まりこ現象”については、次のような解釈があるそうです。
 ●本の紙や印刷のインクのにおいが排泄欲を刺激するため

 ●トイレのない書店でトイレに入りたくなったら困るという精神的プレッシャーのため

 ●書店という非日常的空間で好きな本を探す行為が心身をリラックスさせるため


 また、「本を手にとり読むという“まぶた”を伏せる姿勢が交感神経をOFFにし、胃腸の働きを支配する副交感神経がONになるため便意が生じる」というもっともらしい仮説を立てている医学部教授もいるそうです。これらは、それぞれ、刺激物質説、ストレス説、リラックス説、自律神経異常反応説となっており、ほとんどの可能性が網羅されているように見えます。最初のふたつは一般的な解釈のようですが、三番目は、ある精神科医による仮説、最後は、ある大学の医学部教授が唱えたもので、これまでのところでは、かなり有力視されている仮説だそうです。これらの仮説は、心理的原因説(ストレス説とリラックス説)と物理的原因説(刺激物質説と自律神経異常反応説)の二種類にまとめることができるでしょう。

 しかしながら、それぞれの仮説を反証するのは簡単です。ひとつは、特定のジャンルの書棚に近づかない限り症状が出ない場合には、どの仮説も当てはまらないことになるからです。また、書店や図書館に入った瞬間に起こる場合にも、そうした考えかたでは説明できないでしょう。これまで知られている医学や生理学には、催眠暗示という概念を除けば、そのようなすみやかな反応を説明できる概念がないからです。では、催眠暗示が、現在の医学や生理学の知識で説明できるかというと、実際にはそれは不可能なのです。

 医学部教授の仮説は、同じ姿勢で電車の中や自宅で、書店と同じく立った姿勢で読んだ場合にはどうなるのかを実際に実験してみれば、簡単に確認できます。そのような場合には、ほとんど便意は起こらないでしょう。それに、先述の通り、こうした状況で出る症状は便意ばかりではないのです。


科学的検証という問題
 ところで、文学とは違って、科学では、実証ということが問題になります。心理的原因であっても物理的原因であっても、実験や観察によって、その仮説が正しいかどうかを検証しなければならないのです。そのような手続きを踏んで、その仮説の妥当性が確かめられると、それが、時の科学知識となり、必要とあらば、それに基づいた治療法なり対処法なりが取られることになるわけです。しかし、それが心理的原因であった場合、科学的方法を使って検証できるのか、という疑問が出されるかもしれません。

 現在の心身医学や精神医学や心理療法では、それらしきものが見つかると、それが無批判に心理的原因と断定されてしまいます。たとえば、電車に乗ると尿意が起こり、ひと駅ごとに降りてトイレに入る、という訴えを聞いた心療内科医は、それは尿意が起こったらどうしようという予期不安がストレスになって起こる症状だと言うかもしれません。あるいは、会社に出勤することによるストレスが原因だと言う専門家もいるでしょう。そして、そのストレスを和らげるためと称して、向精神薬の投与やカウンセリングが行なわれることになるわけです。ここには、科学的方法が使われている形跡はありません。このように、勝手に原因を断定してしまってよいものなのでしょうか。

 他の診療科では、さまざまな検査が行なわれ、それによって診断が決められ、治療に結びつけられます。もちろん、精神科や心療内科でも心理検査と呼ばれる検査はあります。しかし、それは、心理的原因の探究には全く役立ちません。脳波などの神経学的測定を除けば、精神科や心療内科には、他科の検査に相当するものがないのです。そのため、診断は、既往歴や、本人および家族の問診などから受ける印象に基づいて下されます。そのため、長い時間をかけて、さまざまな角度から検討しても、人によって診断が大幅に異なることも珍しくありません。

 私は、これまで、心理的原因で起こるさまざまな病気(専門的な言葉では、心因性疾患)や問題を抱える人たちを対象にして、本格的な心理療法ばかりを30年以上続けてきました。心理相談やカウンセリングのようなものではなく、現実に症状や問題を解消するための心理療法を、自分なりに工夫、開発しながら続けてきたわけです。そのおかげで、さまざまな状況や条件の下で、多種多様な症状が出たり消えたりする場面を、自分の目で日常的に確認できるという、願ってもない経験を続けることができました。その中で、同じ症状であっても、さまざまな原因があること、逆に同じ原因であってもさまざまな症状が出る場合もあることなどが、経験的にわかってきました。

 たとえば、心理的原因によって便意を催すという症状は、いろいろな状況で見られますが、その中に、“青木まりこ現象”の本質を考えるうえで参考になる、非常に興味深い例があります。海外旅行の添乗員をしている、30代の女性が、ある時、私的な観光旅行でハワイに出かけました。そして、現地で何度かバスに乗ったところ、そのたびごとに便意を催したのです。それらのルートは、仕事で何度も通っていました。しかし、仕事でバスに乗った時には、そのような症状が出たことは一度もなかったというのです。

 また、私的な旅行では、ホテルのフロントで係と話していると気持が悪くなる、という症状も出ましたが、仕事の時には、同じホテルで同じ行動をしても、そのような症状が出たことは、やはり、後にも先にも一度もありません。同じ状況で同じ行動を取っても、本人の置かれた背景によって症状の出かたが変わってくることが、この実例からわかるでしょう。この種の事例はたくさんあります。

 もちろん、厳密に言えば、この私的旅行で出た症状が“再現性”を持っているか――つまり、私的旅行の時にはいつも同じ症状が出るか――という問題も検討しなければなりません。とはいえ、現実には、行動や症状には“単発性”のものが多いため、その確認は難しいことが多いのです。私は、その代わりに、後述する反応を利用して、それを間接的に確認しています。 このような実例からすると、“青木まりこ現象”を持つ人が、もし書籍を扱う仕事に就いても便意が起こらないとすれば、この現象は心因性のものであることがかなりの確度で推測できます。この点は、“青木まりこ現象”を持つ人を対象にしたアンケート調査などを通じて、実際に調べることができるでしょう。ついでながらふれておくと、仕事中に、絶えず(あるいは頻繁に)便意や尿意を催す人もいないわけではありませんが、それは、書籍や読書とは無関係の原因によるものです。

 もちろん、“青木まりこ現象”が心因性のものと、まだ決まったわけではありません。いずれにしても、厳密に検討したうえで原因を推定していかなければならないということです。

 便意であれ脱力感であれ眠気であれ、書店や図書館でそうした症状が出る状況に共通して見られる条件は、《本がたくさん並んでいる中に入り、それらの中から、自分の読みたい本を探そうとする意志》が働いていることです。では、それが本人にとってストレスになるからなのかというと、そうではありません。他人から見るとわかりやすいでしょうが、本人にとってその場面は、本来、“至福”のはずの時間です。そもそも本当に本が嫌いなら、書店や図書館に入ることはないでしょう。しかし、本人の意識では、そうした症状のため、書店や図書館は苦痛を与える場所になります。場合によっては、その結果として、書店や図書館を避けるようになるでしょう。

 では、その症状の原因は何なのでしょうか。まず、結果を見るとはっきりしますが、本を探したいのに、そうした症状が出てしまうと、それが容易には許されないことになります。自分が望んでいる行動を妨げる形で症状が出ているからです。これこそが、この症状の目的なのです。これを理解するには、人間観を根本から変えるしかありません。それはともかく、その症状が心理的原因で出ることは、ごく簡単な“思考実験”で確かめることができます。次に、どのようにするのかを説明しましょう。

 これまで、心の専門家も一般の人たちも、人間の心については、思い込みに基づく推定を重ねるだけで、実証的に研究できるとは思っていないようです。実証的な研究といっても、心理学研究室のようなところで特別の装置を使うということではなく、誰でも簡単にできることです。ところが、これまで、この簡単な方法を誰も使ってきませんでした。


 感情の演技という“思考実験”
 たとえば、自分が書店や図書館にいるとして、そこで、自分の読みたい本を探している場面を頭に描きます。その場面を背景にして、「読みたい本を探したい」、あるいは「読みたい本が見つかってうれしい」、あるいは「本が好きだ」などの感情を作ります。その場合、一番作りにくい感情を選ぶのが“こつ”です。簡単なものを選んではいけません。最初は、雑念が入りやすいですが、それほど難しくないでしょう。2分間を一回分として、それを何度か繰り返すのです。これが、私が心理療法の中で唯一の治療法として使っている“感情の演技”という方法です。

 人によっては、イメージを描こうとする段階で抵抗が起こりますが、ほとんどの人では、イメージ自体は描けます。しかし、繰り返すと、次第に難しくなり、感情もできなくなってきます。それでもむりに繰り返そうとすると、今度は反応と呼ぶ現象が起こります。反応は、2段構えになっています。最初の段階が雑念です。雑念というハードルを越えると、次のハードルとして、3種類の反応が待っています。眠気とあくびと身体的変化です。この場合のあくびは、いわゆる生あくびなので、眠気と一緒に出ることはありません。身体的変化には、あちこちの痛みやかゆみ、しびれ、熱感、脱力感などの自覚的反応と、鼻水や喘鳴や下痢などの他覚的反応とがあります。どのような反応が起こるかは、事前にはわかりませんが、わずか2分の間にそうした反応が起こるのです。しかも、感情を作るのをやめると、その瞬間に反応も止まります。実際に書店や図書館で便意を催す人では、感情の演技の時にも便意が起こるかもしれませんが、必ずしも便意とは限りません。

 ほとんどの人は、そうした反応が出る前にやめてしまうでしょうが、数回から十数回ほど続けると、ほとんど例外なく反応が出るようになります。ただし、ふたつの“逃げ道”があるので、それをふさがなければ反応は出にくいかもしれません。ひとつは、空想的にしてしまうという逃げ道です。もちろん、感情の演技という方法はしょせん空想にすぎないのですが、その中でもなるべく現実的に作ろうとしなければ反応は出ません。ここでは、反応について説明しているので、このようなことを繰り返しても意味がないように聞こえるでしょうが、それ自体が治療になっているのです。

 もうひとつの逃げ道は、物語を発展させるという方法です。つまり、感情の演技の場合、感情を作ることが目的であり、イメージはその手段にすぎないのですが、書店に入って、まずどのコーナーに行って、次に何をしてなどと物語を発展させると、イメージだけに終始してしまい、感情を作ることから遠ざかってしまうのです。そのため、たとえば、特定の棚の前で本を選んでいるという場面を選んだら、そこだけのイメージに固定して、感情を作るのです。

 このふたつの逃げ道をふさぎ、感情を作る努力を何度か繰り返せば、次第に抵抗が強くなり、反応が出るようになるでしょう。さらにそれを続けると、反応はもっと強くなります。身動きができないほど脱力感が強くなったり、実際に下痢が始まったり、急速に眠り込んでしまったりすることもあります。しかし、その努力をやめれば、そうした症状はたちどころに消えます。この瞬間的変化は、ストレス仮説では説明できません。このような反応が出ることは、これまで全く知られていませんでした。私が心理療法の中で使っている感情の演技という方法は、実生活の中で起こる“青木まりこ現象”の一種のシミュレーションと言えるでしょう。その意味で、この現象は、私の治療理論の有力な裏づけになるわけです。
 おわりに
 たとえば、特に用事がない時に、何もせず、リラックスした姿勢で、眠らないようにしながら自分の好きなことを考えると、人間はどうなるでしょうか。楽しみ程度のことを考えるのなら、難しくはないでしょう。しかし、自分にとって前向きのことを考えようとすると、非常に難しいことがわかります。そこに、不安や悪い考えが入ってくるのを止めることはできません。自分のためになることでも、空想的になら考えられるでしょうが、現実的に考えるのは難しいのです。それをむりやり続けると、やはり反応が出てきます。しかし、不安なことや悪いことを考えている時には、原則として反応は出ません。この点も、ストレス仮説では説明できないでしょう。ストレス仮説が正しければ、不安なことを考えた時にこそ、症状が出なければならないからです。

 このように、人間は、自分にとって前向きの方向に向かおうとすると、いわば、万難を排して体が抵抗するのです。こうした現象は、ほぼ例外なく起こりますが、これまでその存在は、一般にも専門家の間でも、全くと言ってよいほど知られていませんでした。“青木まりこ現象”は、そのひとつの例外的実例と言えるでしょう。その意味では、この現象は、人間の心の覗き窓と言ってもよいかもしれません。
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TBSドラマ「予備校ブギ」の主題歌の「恋とマシンガン」も入っている素敵なアルバムです。

2006年02月19日 | 歌・CD
カメラ・トーク
Flipper`s Guitar
ポリスター

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あの頃、「予備校ブギ」とか「ADブギ」とかを大阪のドラマのスタッフルームで見ていました。大好きなドラマ。その脚本を書いていたYさんと仕事ができた事をとても幸せに思っています。Yさんは昨年も「女王の教室」を書かれ、絶えず新たな分野に挑戦していく姿勢は見習わなければと思います。「恋とマシンガン」も彼がTBS八木プロデューサーに推薦したのかもしれません。最近では、TBS「夫婦」の主題歌も良かったですね。
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「時間旅行代理店」が出したいろんなツアーが載っています。

2006年02月19日 | 本・雑誌・漫画
タイムウォーカー

ダイヤモンド社

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例えば、「SMAPがデビューした一週間の旅」とか、「長嶋茂雄が引退した日を含む5泊6日の旅」とか・・・発想がいいなあ~。こんな事とこんな事がこの一週間にあったんだと思うと、こんな「過去」の振り返り方もありかなと思った。お薦めの一冊。
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「野菜スープ」はとってもいい!!!!!

2006年02月19日 | 健康・スポーツ

愛飲しています。「大根」「大根の葉」「ゴボウ」「ニンジン」「天日干ししいたけ」「パセリ」だけを使って煮込んだスープです。添加物は一切入っていません。僕の「健康の素」。携帯電話でこのブログを御覧の方は、0120-831-123へ御連絡下さい。

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アニメのアフレコ現場に行ってきた。

2006年02月19日 | テレビ番組
アニメのアフレコ現場に行った。ちなみに「アフレコ」という言葉は「和製英語」である。スタジオの中に、三本のマイクが並べられ、10人くらいの声優さんが入れ替わり立ち、替わり、マイクの前に行って、台詞を喋る。30分のアニメで、アフレコにかかる時間は2時間半くらい。場合によっては、まだ、一部、「アニメの画」ができておらず、「絵コンテがモニターに映し出され、台詞の言い始めのタイミングがその絵コンテに出るシーン」もあった。

僕が見に行ったアニメは、かなり長い間続いているので、声優さん達のチームワークもバッチリ。30分のアニメだと真ん中にCMがあるので、前半パートのリハーサルをして、その本番。続いて、後半パートのリハーサルをして本番という順で作業が進んでいく。

ミーハーな僕は、「この声優さんが、洋画の○○さんの声をやっているんだ!」とかで感動。ある声優さんと話していて、彼の必需品は、「プロポリスのスプレー」との事。そのスプレーをノドの奥にかけていると、風邪とかにもならないし、声の調子も良いそうだ。確かに、「声優さん」が風邪などで、いつもの声がでないと、結構仕事に支障をきたすものね。「声優さんの大変な一面」も垣間見ました。

ドラマやバラエティーの現場と雰囲気や作業工程は違うが、「もの作りをしているんだ」という「熱」を感じ、スタジオの外の寒さに「ブルッ」と震えて、スタジオを後にした。
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大友愛選手の妊娠。

2006年02月19日 | 健康・スポーツ
少し前のニュースになるが、全日本女子バレーの大友愛が妊娠し、入籍した。「北京オリンピックを控え、アスリートたるもののやることか!!!」という強い論調の意見もたくさん聞いたが、僕はとても良かったと思っているし、祝福したい。

今、トリノ五輪をやっていて、日本人選手がメダルを取れないという事がテレビなどでもかなり大きく取り沙汰されているが、「日本人」らしいなあ~と思う。「日本」という国を一選手に託し、その選手がメダルを取れないと大騒ぎする。それでいいのか?僕はよくないと思う。そんなに大騒ぎするなら、「その人(視聴者自身)」がオリンピックに出ればいい。
日本人は、「緊張する民族」であり、「精神力の弱い民族」でもあると僕は思う。もちろん、例外はいるにしても。だからこそ、日本人選手に「日の丸」を背負わせないで欲しい。

大友選手の場合でも、出産後、北京五輪に向かって、もう一度、「アスリートの体」
を作っていくのは、並大抵の努力では済まないだろう。でも、彼女は「自分と彼の子供を産みたい」という選択をしたのだし、その選択、僕は好きだ。「家族」ができて、彼女がコートに戻ってきたら、きっと、「苦手なサーブ」も決まる様に頑張ると思うし、もっと「視野が広い選手」になれると思う。今までの彼女は、「プレーで失敗したら、その気持ちを引きずっていた。それが顔に表われる。他の選手にも影響を与える」・・・悪循環を繰り返してきた。
「愛する家族を持つという事」は、今までのそうした事を吹っ切れる要素になるのではないだろうか。

コートに戻ってきた大友選手の活躍を早くみたい。ちなみに今日・明日とVリーグの試合があるのだが、テレビで放送されない。スカパーで見られるのかなぁ~。東レアローズの試合が見たいのだけれど・・・。


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「工事現場」の「ラジオ体操」

2006年02月19日 | エッセイ・日記・意見
自宅から最寄り駅まで歩いて10分。朝、「今日も寒いなー」と体を縮ませて歩いていると、どこかから、聞いた事がある音楽。「ラジオ体操」の曲が流れてくるではありませんか。小さな工事現場があって、時刻は午前9時前。カセットテープに録音された「ラジオ体操の曲」に合わせて、工事現場の班長らしき人が5~6人の作業員の前に立ち、全員で「ラジオ体操」をしているのです。つまり、体をほぐしてから、工事の作業にかからないと、事故を起こす可能性があるから、きっとその建設会社では、規則で決まっているのでしょう。

そんな風景を見ていて、その「律儀さ」に爽やかな気分になれた僕でした。まあ、後ろの方の作業員は何故、こんな事をさせられているんだという雰囲気を醸し出していて、だれた動きで体操をしているのですが、それも日常の風景にとけ込み、朝だなぁ~と感じました。

うちの会社は、朝、たとえば「部長から今日の仕事についての指示を部員全員集めてする事」も無く、「社訓や社是を職場の人全員で朝、声に出して読む事」も無く(「社訓」や「社是」があるのかどうかも知らない)、淡々と一人一人が出社し、コンピューターを立ち上げ、メールチェックなどをしながら、自分の仕事を始めていくというそんなスタイルなので、「ラジオ体操」の光景はとても新鮮なものに見えました。

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「健康である事」がいちばん大切な事だと痛感する今日この頃です。

2006年02月19日 | 病院・薬・病気


僕も「健康食品」をたくさん飲んでますが、選ぶ目安は、「添加物が含まれていない事」。なかなか、無いのですが・・・
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「尊厳死」を選んだ実在の人物の物語。何があっても「生きる事」が幸せなのか考えさせられました。

2006年02月18日 | 映画・DVD・ビデオ
海を飛ぶ夢

ポニーキャニオン

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「アザーズ」を撮ったアレハンドロ・アメナーバル監督・脚本・音楽・編集の映画。2005年アカデミー賞最優秀外国語映画賞受賞作品。26年間、事故で首から下の自由を奪われた主人公が「尊厳死」を訴えるドラマ。こんな難しいテーマをどこかユーモラスにファンタジックに、そしてきめ細やかに描いている。心に残る映画である。
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