フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

久しぶりの石老山

2021年04月11日 07時00分00秒 | 登山

土曜日は、相模湖近くの石老山(694m)を登ってきました。

今の天皇陛下が、皇太子時代の2015年に登ったことで有名になった山です。

相模湖病院~顕鏡寺~融合平見晴台~頂上コースでした。

えーっとですね。

本当は、登山道が崩落していて、登っちゃダメだったみたいです。

2019年の台風で、土砂崩れが起きたことが原因です。

石老山の登山道の入り口で、通行禁止の看板があったので、

うわぁ、やっちゃったなと思っていたところ、

犬を散歩していたおじさんに、「石老山は登れないですよね」と恐る恐る聞いてみたところ、

「ああ、何日か前に友人が登ってたな。気をつければ大丈夫だよ」

そういうお言葉をいただいたので、ダメもとで登ってみました。

たしかに、何か所か崩落していたところがありましたが、

危険というほどではありませんでした。あれくらいなら全然大丈夫です。

ただ、登山道を修復するのはかなり困難だと思います。土砂で崩れているからです。

もう違う登山道を作り直すしかないんじゃないかと思いますね。

いい山なので、何とかしてもらいたいものです。

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秩父 二子山 東岳 西岳

2015年04月30日 08時41分33秒 | 登山

 4月29日の昨日、秩父の二子山に行ってきた。低山だからといって、バカに出来ない。なかなか荒々しい山だった。

 小鹿野の坂本に登人という民宿がある。この民宿のちょっと先に西武林道がある。少し登ると二子山の登山口がある。

 登山口から一時間ほどで、股峠に着く。この股峠までの坂が思った以上にきつい。もし、この坂を省略したい人は、林道を車で十五分くらい上に行くといい。股峠のすぐ下まで行ける。

 股峠に着いたら、山開きをやっていた。はじめて山開きを見た。宮司がいてかなりちゃんとした山開きだった。

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 まずは東岳に登った。一箇所だけ危険で怖いところがあった。しかし、ステンレスの足場が設置されてあって、そこに足をかければ、大丈夫だった。なかなか面白い。秩父のジャンダルムと言われるだけのことはある。


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 東岳から見た西岳。怖そうだ。


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 東岳から見た両神山。

  再度、股峠に降りて、西岳に挑戦した。とりあえず、今回は上級者コースを避けて、一般コースで登った。一般コースは特に怖いところはない。

 私より明らかに年配のオバサンが上級者コースを登っていたので、私も上級者コースを登れたと思う。まあ、今度は上級者コースで行こう。情報収集が不十分で、安全策を取ってしまった。

 なかなかスリル満点の楽しい山だった。


 

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奇石と信仰の山 石老山

2015年01月12日 20時38分47秒 | 登山

 もし、単に山を登るだけではなく、観光の要素も取り入れたいなら、おすすめの山がある。今日、私が登ってきた石老山である。

 標高702メートル、関東百名山の一つ。場所は丹沢山地の北部にある。

 私は丹沢の山はほとんど登ったことがない。だから丹沢の北部というより、奥多摩の南と言われたほうがピンとくる。
 
 最寄りの駅は中央線・相模湖駅。
 駅から石老山登山口まで徒歩で一時間ほどかかる。バスなら10分くらい。登山口の相模湖病院には登山者用の駐車場があるから、マイカーでもOKだ。

 
 なんといっても面白いのは、顕境寺という寺である。病院を十分くらい登るとすぐにある。

 そこに着くと、まずお出迎えしくれるのは、根っこが大蛇の形をした大きな杉である。たしかに大蛇のように見える。大きな杉は不思議と私たちを雄大な気分にしてくれる。何百年、何千年前の人もこの杉を見ていたのかという大きな歴史を感じるからである。時を経て、人々が繋がっているような気になる。

 本堂の脇には大きな岩の中に洞窟のようなものがある。これがまたすごい。中は暗くジメジメしていて、気持ちが悪いのだが、そこに霊的なものが存在する感じがする。
 実際にそこには人が住んでいたらしい。道志岩窟というそうだ。

 境内には大きな釣り鐘があって、いたずら気分で、一発ボーンと鳴らしてみた。軽くやったつもりだったが、すごい音が出た。音がビリビリと体に伝わってきた。ちょっとビビった。病院関係の人は、なんで今頃鐘がなっているのだろうと思ったに違いない。すいませんでした。
 
 それから、
きわめつけに、その寺にはNHKドラマの「花子とアン」に出てくる蓮子さんの墓がある。ドラマは見ていない。だから、仲間由紀恵の演じた蓮子さんがどういう人なのか知らない。ネットでのモデルになった実際の女性・柳原白蓮という人の写真を見たが、すこし仲間由紀恵に似ていた。仲間由紀恵に似ているというわけだから美人である。興味のある人は検索してください。

 とにかく、一風変わったおもしろい寺で、まわるだけでも楽しい。
 
 山登りの途中には、数々の奇石がある。名前がいろいろ付けられていたが、全く覚えていない。覚えていないが、飽きることなく、ついついジロジロ見てしまう。見ながら登ると休憩にもなるのでいい感じになる。黙々と登るよりよっぽど楽しいだろう。

 
 途中、北側に展望が開ける場所がある。融合平展望台だ。青い空と藍色の相模湖のコントラストが素晴らしい。大きなベンチがいくつかある。そこで温かいコーヒーを飲みながら、甘いお菓子を食べて、休憩すると最高である。ただし下から風がピューピュー吹いているので、ダウンジャケットやアウターは必須だ。 

 
 個人差はあると思うが、決してきつい山ではない。観光しながら、ゆっくり登れば楽勝で登れる。それを証拠にけっこう小さい子供も登っていた。ただ、私は筋肉質で汗が出やすい体質なので、背中がびっしょりだった。頂上で風に吹かれると凍える。そういう意味では、大変なところもあった。

 山頂は、丹沢の山容と富士山の頭が見える。富士山はこの時期、雪が積もっていてアイスクリームのように美味そうに見えた。富士山をバクバク食べれたら楽しいだろう。
 また、丹沢の山々の稜線をこれだけきれいに見れる場所はここだけのような気がする。神奈川の街並みもそこからよく見えた。さぞかし夜景がきれいなことだろう。

 その丹沢の稜線を見ていたら、丹沢も登りたくなった。こんど挑戦してみよう。

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三つ峠山 2013 12月15日

2013年12月16日 08時14分42秒 | 登山

 昨日、 三つ峠山に行ってきた。河口湖と富士山を両方眺められるスポットで、景色が良かった。

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 浅間神社から母の白滝経由で登り、府戸尾根から天上山に下り、ロープウェーに乗って下山した。
 天気は良かったが、風が強く寒かった。景色を眺めることが目的なら、冬のほうが空がスッキリしていて、綺麗だと思われる。しかし、防寒はきっちりしていったほうが良さそうである。


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三頭山から笹尾根縦走 スライドショー

2013年12月09日 00時26分29秒 | 登山

 windows live のムービーメーカーで、笹尾根縦走のスライドショーを作ってみた。
 意外と簡単でびっくりだった。
 今度は動画を撮って編集をしてみようと思う

 

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三頭山から笹尾根縦走 2

2013年11月07日 19時27分41秒 | 登山

  笹尾根は日本山岳耐久レースのコースになっている。歩いているとトレランをしている人とよくすれ違う。
 最近は、トレイルランニングをしている人と年配の登山者が、すれ違う時にぶつかったりしてトラブルになっているそうだ。
 たしかに、狭い道なんかだとぶつかる可能性はある。そのへんは譲りあいの精神で、うまくやっていきたいものだ。

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 冬でもモンベルの#3で頑張っていたのだが、冬は寒いので#2の寝袋を買った。使うにはちょっと早かったようだ。暑くて寝袋から出て寝てしまった。

 
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 笹尾根は東京都檜原村と山梨県上野原市の境目になっている。面白いのは、右の山梨県側は杉が植えられていて、左の東京都側は広葉樹林になっている。杉は紅葉しないので、あまり面白くない。

 
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 生藤山の頂上はあまり広くないが、富士山が見える。

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 陣馬山付近に来ると、急に人が多くなる。大きザックを背負っていると、ちょっと恥ずかしい。私を見て小さい子供が「でっかいザック背負ってるね」と言った。「そうだよ」と言ったら、目をぱちくりしていた。最近ガタイがいいので怖いのかもね。


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 紅葉はまだ早いようだ。



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 景信山山頂。この時点で16時。もうそろそろ下る時間だ。そうしないと暗くなってしまう。高尾山まで行くのが目標だったが、達成は出来なかった。
 そして、想像以上にきつかった。低山だからといってナメると大変なことになる。
 また、そのうち荷物を軽くして挑戦しようと思う。

 

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三頭山から笹尾根縦走 1

2013年11月04日 13時30分54秒 | 登山

 長い間ブログを怠けていた。
 こんなブログでも、きちんと読んでくれている人がいるので、できるだけ毎日書こうと思う。
 
 ところで、今年もあと二ヶ月。秋も深まり紅葉の季節になった。ということで、11月2,3日に奥多摩の笹尾根を縦走してきた。
 まず、11月2日
 奥多摩駅からバスで峰谷橋まで行き、ヌカザス尾根から三頭山まで。三頭山から笹尾根で水場のある日原峠でテント泊。
 11月3日
 日原峠から浅間峠、生藤山、和田峠、陣馬山、景信山から下山し、小仏バス停から高尾駅。
 こんな感じで笹尾根縦走してきた。予定では、高尾山まで行くはずだったが、時間切れで景信山で断念。
 

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 峰谷橋バス停から、浮き橋で奥多摩湖を渡る。途中、TBSが浮き橋を見下ろせる上の方で、何かを撮影していた。

 
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 三頭山登山口。


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 ヌカザス尾根は奥多摩三大急登の1つである。
 だから、テントを背負って登るのはかなりきつかった。少し前に、三大急登の1つの稲村岩尾根に登ったが、ヌカザス尾根のほうがきつい感じがした。もちろん、体調などによっても、きつさの感じ方は変わってくるので、正確なところは分からない。
 特に、鶴峠分岐前の「オツネノ泣坂」がきつい。
 
 このオツネノ泣坂には、歴史的逸話がある。
 奥多摩湖畔に川野の集落があり、そこに杉田入道広重という豪族がいた。
 そこの召使にオツネという美しい娘がいた。また、同じ村の浄光院という禅寺に香蘭という若い修行僧がいた。その香蘭とオツネは恋仲だったたそうだ。
 二人は夜の逢引きを重ね、次第に深い仲になっていく。
 住職はその二人の関係が修行の邪魔になると考えた。そこで香蘭を三頭山の向こう側にある西原の宝珠院に移すことにした。
 しかし、オツネは香蘭を忘れることが出来ず、三頭山を超え西原の香蘭の元へ向かう。
 短い逢瀬の後、夜が明ける前に急いで川野の屋敷に帰らないと、主人に逢瀬がバレてしまう。
 オツネは一生懸命山を駆け抜ける。やっと三頭山を超えるあたりに、滑りやすい急な坂がある。夜は明けそうになるし、膝はガクガクしてくるし、坂は急だし、オツネは泣きながらこの坂を下っていったという。
 
 実際にこのヌカザス尾根を歩いた事を踏まえて、感想をいうと、オツネさんは相当きつかったに違いない。片道だけでも死にそうなのに往復するわけだから。
 それにもかかわらず、山越えの逢瀬をするということは、よほど香蘭の事を愛していたのだろう。愛の力はすごいと言わざるをえない。
 ちなみに、このことを歌った「ツネ泣き峠」という歌があるので、その動画をアップしてみた。



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 鶴峠を超え、三頭山山頂。すごい人だった。三頭山山頂はいつも人が多い。

 

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 山頂付近は、紅葉が始まっていた。見頃なのかどうか定かではない。最近の紅葉は、赤みが足りないような気がしているのだが、私だけだろうか。

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 槇寄山、西原峠、笛吹峠、小棡峠、土俵岳、日原峠と笹尾根をわたる。
 日原峠に着いた時は、もう16時半になっていた。本当にクタクタだった。久しぶりにへろへろになった。そのため、日原峠の写真を撮ることを忘れていた。
 日原峠を5分ほど下ると水場がある。ほとんど滝のように水が流れていて、冬でも凍りつかないのではないかと思われる。水場にカメラを持っていくのを忘れて、写真を撮れなかったのが残念だった。
 その日は、飯を食べて、すぐに寝た。
 
 2へ続く。

 

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雲取山 三峯神社コース (2013 10月13・14日)

2013年10月16日 18時50分08秒 | 登山

 東京の最高峰・雲取山にはいくつかのコースがあるが、秩父方面から登る三峯神社コースには行ったことがなかった。というのも、家から行くとアクセスも悪いし、電車代も高い。ただ、一回は行きたいと思っていた。
 そこで先週の土曜日に一泊で行って来た。
 道はきれいに整備されていて登りやすいコースだった。初めてテント泊をするとするなら、おすすめのコースだ。
 雲取山荘に、人がたくさんいてびっくりした。登山人気も一過性のブームではなく、いよいよ本格的になってきたようだ。

  

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 ちょっと分かりづらいが、ギザギザしたのが両神山。

 

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 下山してから、三峯神社をまわった。広くて良い神社だった。


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 やたら手のデカイ日本武尊像。ちょっと笑える。

 

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 みんな神木に触れてパワーをもらっているようだ。その御利益を得るために、行列ができていた。
 ただ、神木に触るだけではパワーはでないと思っている。一回だまされたと思って、山に登ってきてみればいいと思う。次の日は筋肉痛になるだろうが、その後、信じられないぐらいのパワーが体にみなぎってくる。パワーは安易な方法では得ることはできない。
 
 紅葉はまだまだだったが、楽しい登山だった。
 今年は紅葉を楽しむために毎週登山に行こうと思っている。いい写真が撮れたら、その都度アップするつもりだ。よろしく。

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稲村岩尾根から鷹ノ巣山

2013年09月23日 20時42分29秒 | 登山

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 9月22日、23日に稲村岩尾根経由で鷹ノ巣山に行ってきた。
 予定では鷹ノ巣山の避難小屋で一泊してから、雲取山に登頂し富田新道で下山しようと思っていた。しかし、23日、今日の朝に雨が降っていたから、雲取山に行くのはやめて、稲村岩尾根経由で下山してきた。
 22日は鷹ノ巣山避難小屋の脇でテントを張った。
 鷹ノ巣山付近は通年禁猟区で、それを知ってか野生の鹿が人間を恐れずに、近くまでやってくる。案の定、今回もやってきた。長沢背稜付近では鹿は人間を見るとピーッと鳴いてすぐ逃げるので、ちょっと信じられない。環境は動物の習性を変えてしまうのだろう。
 鷹ノ巣山避難小屋は、8人くらいの団体が遅くまで宴会をしていた。わいわいと楽しそうだった。
 夜、山頂までナイトハイキングをして、八王子の夜景を撮影しようと思っていたのだが、天気が悪くて断念した。そのかわり、酒は飲まなかったが、テーブルでゆっくり話をしながら、秋の森の夜を楽しんだ。
 夜はずいぶん涼しくなって、フリースとダウンを着なければブルブル震えるくらいだった。山はもうすっかり秋である。

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八ヶ岳縦走 8月17日 4

2013年08月23日 20時54分51秒 | 登山

 オーレン小屋  05:00
 箕冠山     06:25
 根石岳     07:00
 東天狗岳    07:40
 西天狗岳    08:00
 中山峠     09:40
 中山      11:10
 高見石小屋   12:35
 白駒池     13:10
 麦草峠     14:10

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 八ケ岳は夏沢峠を中心として、南と北に分けられるそうだ。17日はオーレン小屋から北に登るから、北八ヶ岳登山ということになる。
 オーレン小屋の標高が2330mで最終地の麦草峠が2127mである。その間、2000mを下るところがない。前にもいったが、1000m登ると6℃下がる。2000mで12℃。だから、真夏であっても基本的に涼しい。八ケ岳全体が避暑地になっている。

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 箕冠山(みかぶりやま)。2590m。特に展望もなく、スルーする。

 

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 箕冠山から樹林帯を抜けると、一気に視界が広がり根石岳から天狗岳まで見渡せるようになる。ただ、それと同時に強い風に吹かれる。
 思ったより風が冷たく、半袖ではブルブル震えるくらいになる。急いでフリースを出して着こむ。真夏なのに震える寒さというのにうまく馴染めない。

 

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 根石山荘。旧館と新館があって、連れが新館のトイレを借りる。
 ウォシュレット付きのトイレで、相当きれいだそうだ。100円払っても惜しくないとのこと。

 

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 根石岳山頂。山頂からの天狗岳の稜線が美しく、ずーっと見ていたい感じだった。

 

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 東天狗岳の稜線。

 

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 西天狗岳を東天狗岳。

 

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 白砂新道分岐から東天狗岳へ向かう。この東天狗岳までの道はよく写真で見かける。ただ、写真より実際の風景のほうが数倍美しかった。

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 東天狗岳山頂。

 

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 西天狗岳山頂とそこからみた東天狗岳。
 重いザックを東天狗岳のすぐ下に置いてきて、空身で西天狗岳に登った。
 おおよそ20分ほど。東より西の山頂のほうが広い。もし昼飯を食べるなら、西天狗岳のほうがいいかもしれない。

 もし体力がなくて八ケ岳縦走できないとしても、この天狗岳だけでもチャレンジしてみたらどうだろうか。ここだけでも十分楽しめる。それくらい素晴らしい場所だった。

 

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 中山展望台もまた素晴らしい展望だった。渋の湯に車を止め、三時間ほどで来れる。

 

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 白駒荘と白駒池。2000m以上の高地にある湖としては、日本一だそうだ。

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 白駒の奥庭。いろいろと綺麗な場所があったが、ここが一番好きだった。シャクナゲや緑の針葉樹が心を癒やす。

 

 

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 無事にトラブルもなく八ケ岳縦走も終わり、笑顔のショット。

 初めての八ケ岳登山を終えて、八ケ岳が好きな人が多い理由がよくわかった。本当に魅力的な山だった。観光的な価値も高い。また、来ることになるだろう。すごく気に入ってしまった。
 ただ、登山をするのは、綺麗な景色を見ることが目的なわけではない。自分の体を動かして限界にチャレンジする、その身体性が重要なのである。
 楽をしたいなら、お盆休みにわざわざきついことをやらなくても、家でクーラーにあたってビールでも飲んでいたほうが幸せだろう。
 だけど、ヘロヘロになりながら苦労してピークに辿り着き、普段は見れない景色を眺めたときの達成感は、ちょっと言葉に表せない感動がある。
 この感動はなんなのだろうかと考える時がある。たぶん、限界にチャレンジしようとする冒険心とその達成感なのだと思う。
 身体の限界は人それぞれ違う。ある人にとっては、近くの公園にいくことすら命がけの場合もある。だから、人それぞれの状況によって、どの場所でも、その人なりの冒険になりうる。
 私は死ぬまで自分の身体を限界まで使って、冒険したいと思っている。たとえそれが近くの公園になったとしても。

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