フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

土下座 和辻哲郎

2020年10月31日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

僕は半沢直樹を見ていませんが、土下座と言ったら半沢直樹というイメージですよね。

屈辱を味わうとか、屈服させるとか。

しかし、ちょっとおもしろい土下座があります。

和辻哲郎の土下座です。

青空文庫で読めます。リンクを貼っておきますね。

「土下座」和辻哲郎

ある男(多分、和辻哲郎自身)が、地域の医者であった祖父の葬式に行きました。

葬式が終りに近づいて、自分の父親と二人で、入り口に出た。

そこでぞろぞろと帰っていく会葬者に挨拶するために、入り口で土下座をした。

ちょっと引用しますね。

やがて式がすんで、会葬者がぞろぞろと帰って行きます。
狭い田舎道ですから会葬者の足がすぐ眼の前を通って行くのです。
靴をはいた足や長い裾と足袋で隠された足などはきわめて少数で、多くは銅色にやけた農業労働者の足でした。彼はうなだれたままその足に会釈しました。
せいぜい見るのは腰から下ですが、それだけ見ていてもその足の持ち主がどんな顔をしてどんなお辞儀をして彼の前を通って行くかがわかるのです。
ある人はいかにも恐縮したようなそぶりをしました。ある人は涙ぐむように見えました。
彼はこの瞬間にじじいの霊を中に置いてこれらの人々の心と思いがけぬ密接な交通をしているのを感じました。
実際彼も涙する心持ちで、じじいを葬ってくれた人々に、
というよりはその人々の足に、心から感謝の意を表わしていました。

そうしてこの人々の前に土下座していることが、いかにも当然な、似つかわしいことのように思われました。

これは彼にとって実に思いがけぬことでした。
彼はこれらの人々の前に謙遜になろうなどと考えたことはなかったのです。
ただ漫然と風習に従って土下座したに過ぎぬのです。
しかるに自分の身をこういう形に置いたということで、自分にも思いがけぬような謙遜な気持ちになれたのです。
彼はこの時、銅色の足と自分との関係が、やっと正しい位置に戻されたという気がしました。
そうして正当な心の交通が、やっとここで可能になったという気がしました。
それとともに現在の社会組織や教育などというものが、知らず知らずの間にどれだけ人と人との間をへだ
てているかということにも気づきました。
心情さえ謙遜になっていれば、形は必ずしも問うに及ばぬと考えていた彼は、ここで形の意味をしみじみと感じました。


明らかに、半沢直樹の土下座とは質が違いますよね。

この土下座のポイントは、屈辱や屈服ではなく、謙虚になって感謝の気持ちを表すということです。

そして、面白いことは、謙虚な気持ちが先にあったわけではない。

土下座することによって、後になってから謙虚な気持ちが生まれていることです。

太字のところを、もう一回読んで見てください。

謙虚な気持ちがあれば、型は重要ではないと、最初、筆者は思っていました。

まったく僕もそう思っていました。

しかし、逆なのです。型が心を作り、その心を表すのです。

このことが意味しているのは、型の重要性です。

身体や言葉を型に合わせることによって、気持ちが生まれてくる。

また、最初から、感謝の気持ちがあったとしても、その気持は誰もわかりません。

きちんと表さなければね。

僕たちの日常生活に即して考えれば、

とりあえず「ありがとう」と言ってみることです。

感謝の気持が、あったにせよ、なかったにせよ。

気持ちは後でついてきます。

まず、自分を型にはめてみることが、重要なんですね。

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アメリカの保守論客・ベン・シャピーロについて

2020年10月30日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

僕はすごくリベラル的な考えをしますが、左翼ではありません。

左翼活動家はどうも好きにはなれません。

そうかといって、保守かと言われれば、そうでもないからめんどくさいです。

自分でも。

でも、最近は保守論客の考え方に共感することが多いですね。

筋が通っているからです。

日本だけでもなく、アメリカもそんな感じです。

アメリカにも、保守の強力な論客がいます。

まだ、弱冠36歳のベン・シャピローです。

ただ、彼は保守の論客ですが、トランプ大統領には批判的です。

しかし、今回はトランプ大統領に投票することを表明しました。

民主党が、極左に乗っ取られ、ひどいことになっているからです。

 

彼のモットーは“Facts don't care about your feelings”(感情で事実は変えられない)だそうです。

まったく同意します。

たとえば、今回の日本学術会議の議論も、事実を積み上げていくのではなく、感情的でうんざりします。

内閣が任命権を行使するのは、法的にまったく問題はない。

学問の自由の侵害はまったくありません。

あなたの研究をやるなとは誰も言いません。好きに研究はしてくださいね。

左翼運動家は、感情的です。

そして、気に入らない事実を捻じ曲げたり、意図的に無視したりします。

人権を利用しますが、本当の意味で人権を守るつもりはない。

ベン・シャピーロはそういう活動家の欺瞞的な姿勢を厳しく批判します。

彼の著書“How to Debate Leftists and Destroy Themを読んでみました。

21ページくらいの短い本ですが、英語なのでちょっと時間がかかりました。

でも、面白かったです。すごく勉強になりました。

この本の内容を抜粋して、訳してくれている記事がありました。

左翼を論破する方法(後編)」です。

相手は戦争のつもりでやってきます。ぼやぼやしてると、叩きのめされます。

では、どうやって戦いますか?

その11のルールをリストアップしてみます。

#1 戦争の気持ちで向かっていけ
#2 先制攻撃を仕掛けよ
#3 相手にレッテルを貼れ
#4 自分に有利なように議題設定せよ
#5 議論の矛盾点を指摘せよ
#6 質問に答えるように強要せよ
#7 はぐらかされないようせよ
#8 時には自分の味方も切り捨てよ
#9 知らないことは素直に認めよ
#10 無意味な勝利に浸らせてやれ
#11 見た目を大事にせよ

興味があったら、記事をどうぞ。

 

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大阪都構想について考えてみた

2020年10月29日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

大阪都構想の住民投票は、11月1日だそうですね。

東京都民なので、具体的なことは知りません。

僕は、割といろんなことについて判断ができる方です。

しかし、大阪都構想についてはまったくわからない。

大阪市を廃止したほうが良いのか、残したほうか良いのか。

まあ、ここからは僕の想像です。適当に聞いててください。

大阪都構想の賛成派の考え方は、二重行政の無駄をなくしたいと思っているのだと思います。

府と市が、バチバチとやりあって、使わなくてもいい税金を使っている。

自分たちとは関係のないところで。

そんな感じで、ぬくぬくと税金を無駄使いしている公務員に対して、ちょっとムカついているのでしょう。

逆に、大阪都構想の反対派は、行政サービスが低下することを恐れているのだと思います。

大阪市の豊富な財源が、どっか他の地域に流れてしまうような気がする。

しかし、実際のことはよくわかりません。でも、その可能性はある。

そうすれば、大阪市の行政サービスが悪くなってもおかしくない。

ほんと、どうなんでしょうね。


僕が、こういうわからない事にあったときの対処方法は、

1、自分で徹底的に調べ上げる。

やっぱり、まず自分で調べてみることですね。

大阪都構想の本質は一体なんなのか?

大阪市に住んでいたら、自分の投票が、即、明日の生活の関わってきますから。

2、信頼できる人の意見を参考にする。

とはいっても、自分の判断には限界があります。

だから、人の意見を聞くことが大切になります。

その場合、知識豊富で今まであんまり間違えなかった人、かつ、客観的で公平な判断をする人、の意見を聞いてみます。

自分の周りでもいいし、著名な方でも良いですね。


3、まったく信頼できない人の意見を聞く。

意外と、この信頼できない人の意見が大事です。

いつも人をミスリードする人っていますよね。

人を悪い方に悪い方にもっていこうとする人。

そういう人の意見に耳を傾けてみる。

この人はこう言ってるから、この意見は怪しいな、と判断できます。

僕は、人ではありませんが、某新聞について、これを適用しています。

この新聞が言ってるから、ちょっと怪しいなと。

まあ、日付くらいあってると思いますが。

4、それでもまったくわからないとき、現状がうまくいっているかどうか考えてみる

自分でいろいろ考え、人の意見を聞いてみたものの、それでもわからない時ってあります。

そのとき、現状はどうなのか考えてみることです。

もし、現状で何も問題ないのなら、わざわざ変える必要は無いでしょう。

うまくいっていないと感じたなら、思い切って変えてみるのもいいと思います。

自分で何かを選択するということが、人生ではすごく重要です。

真剣に考え、選択したからこそ、それが間違っていても、諦めがつくのです。

自分の意志で選択することです。それを人の手に委ねないこと。

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鬼滅の刃は見ましたよ

2020年10月28日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

いまさらと思われるかもしれませんが、鬼滅の刃についてです。

かなり前に、アマゾンプライムで全部見ました。

僕は飽きっぽい性格です。連続ドラマとかは途中でやめてしまうのが普通です。

でも、鬼滅の刃は一気に見てしまったので、かなり面白いと思います。

物語の構造は、いたってシンプルです。成長の物語です。

家族を殺されたかわいそうな少年が、仇討のために、努力と根性で成長していく物語です。

ジャンプによくありがちなストーリーですね。

だから、ちょっとだけ見てやめようと思って、見始めました。

しかし、第一話の冒頭のシーンを見た瞬間、吸い込まれるようにハマってしまった。

冒頭のシーンは、主人公の炭治郎が妹のネズコを背負って山道を歩いているところです。

そのシーンを見た瞬間、僕も全く同じ道を歩いたことがあるなと思いました。

そうです。冬の奥多摩の登山道です。それも暗くなってからの。

奥多摩は、杉とヒノキが多い。

杉は常緑針葉樹で、葉が落ちず、日光を遮断するので、あたりは薄暗い。

辺り一帯はグレー。白い雪とグレーのモノクロの世界です。

あのシーンは、ほんとにうまく描けています。リアルです。

主人公の炭治郎は雲取山の付近に住んでいる設定になっています。

その雲取山へ行くルートは、いくつもあります。僕の好きなコースは、長沢背稜から行くコースです。

長いコースで、二泊くらい必要です。

一応、二泊で計画を立てる。

しかし、冬山は雪に足を取られます。それで、夏より2倍くらい疲れます。

進み具合がかなり遅い。必ず、予定より遅れます。

夕方暗くなっても、予定の場所にたどり着きません。

トボトボ、トボトボ。

朝から15キロくらいあるザックを担いで、雪で埋まる足場の悪い道を歩いています。

精も根も尽きるくらい疲れ果てます。

冒頭のシーンを見たとき、

そこを歩いている僕と、ネズコを背負って歩いている炭治郎が重なりました。

僕も、その地獄の道を歩いたなと。

僕はそのシーンを見た瞬間に、鬼滅の刃が好きになってしまいました。

奥多摩を愛しているからです。

好きになり方が、ちょっと変わっているかもしれません。

まあ、人それぞれです。

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幻覚剤は役に立つのか マイケル・ポーランド

2020年10月27日 07時00分00秒 | 読書・書籍

今日はちょっと不謹慎な話です。

幻覚剤についてです。

この間「幻覚剤は役に立つのか」という翻訳本を読みました。

なかなか衝撃的な本です。

簡単にいうと、LSDとかマジックマッシュルームとかが、精神的な病を治すのに役立つという話です。

ただ、それだけではなく、

「健常者が幻覚剤を正しく使うと、自我を超越し、神秘状態にり、”悟りの境地”にたどり着く」

「末期がん患者に幻覚剤を投与したところ、死の恐怖から開放され、ここちよく死を受け入れるようになった」

「うつ病患者に幻覚剤を投与したところ、投与から1週間後、”全員”に症状の改善が見られた」

こんな感じです。

人間には、自分が自分であると認識する部分があるそうです。

アイデンティティを司る部分ですね。

それをデフォルトモード・ネットワークといいます。略してDMNです。

このDMNは脳のエネルギーの80%ほどを使います。

そして、このDMNが働きすぎると、自分に対する締め付けが厳しくなります。

それで、脳が疲れてネガティブな思考をするそうです。

その結果、うつになりやすくなる。

幻覚剤を使うと、このDMNの働きを弱めるそうです。

すると、ガチガチの脳みそが柔らかくなって、うつが改善するそうです。

また、年をとって頑固になってしまうのも、このDMNの働きが強くなっている結果だそうです。

だから、幻覚剤を使うと、頑固で凝り固まった性格が直っていく。

ユングは言いました。

若者ではなく中年にこそ、人生の後半を切り抜けるために、「神秘体験」が必要だと。

つまり、著者は、若者ではなく中年にこそ幻覚剤が必要だと言っています。


欧米では、医療目的で幻覚剤を使うことが検討され始めています。

アメリカのコロラド州では、マジックマッシュルームの使用が合法化されました。

僕は、麻薬には否定的です。

しかし、医師の診断の下で、使うことが理にかなっているなら、オッケーすればいいのではないかと思います。

自殺するくらいだったら、マジックマッシュルームとか使ったらいいのでは。

死ぬよりいいでしょう。

じゃあね。

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アメリカの大統領選挙について

2020年10月26日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

アメリカの大統領選挙について、フェアネスという観点から見ると、なかなか理不尽なことが多いですね。

特に、メディアの報道がひどいです。またSNSもひどい部分がある。

そこにはビックマネーがうごめいているからです。

金という価値観は、公平さよりも、すいぶん上の方にあるのですね。

日本のメディアがバイデン推しなのは意味不明ですが(でも理由はわかっています)、

アメリカのメディアがトランプを批判して、バイデンを持ち上げるのには、ちゃんと理由があります。

エスタブリッシュメントという言葉があります。支配階級ですね。

この支配階級に、アメリカの富が集中しています。

そして、その金儲けのシステムが出来上がっている。

グローバリゼーションもその一つです。

グローバリゼーションとは、国家などの境界をなくして、経済を地球規模に拡大していくことです。

そのグローバリゼーションの下に、アメリカから安い労働力の中国に、工場が移っていきました。

そこで、アメリカの金持ちと中国共産党が結びつきます。

その関係は、金という利害です。

そして、アメリカのメディアは、アメリカの支配階級の操り人形です。

エスタブリッシュメント、中国共産党、メディアの鉄の三角関係が出来上がっているのです。

また、GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの略)は、グローバリゼーションの申し子のような企業です。

莫大な利益をあげているにもかかわらず、アメリカには税金を払いません。


アメリカの底辺層(特に黒人)は、民主党支持者が多いです。

支配層とどんどん格差が離れていっているのにです。

それはなぜか?

底辺層は、テレビしか見ないからです。

自分で情報を取らないで、テレビの言うことをそのまま信じているからです。

だから、メディアの洗脳にかかってしまい、民主党を支持するのです。

そこに2016年の大統領選挙に、トランプが現れました。

グローバル企業にきちんと税金を払わせ、中国から工場を引き上げ、自国を強くする政策を訴えました。

それは、自分が不動産の仕事をしているからでしょう。

アメリカの不動産業は、アメリカ自国の経済が強くないと成り立たないからです。

トランプは、この強固な利権構造をぶち壊そうとしました。

それで、支配層の手下であるメディアに、叩かれまくっているわけです。

ニューヨーク・ポスト(保守系の大衆紙)が、バイデンの息子ハンターのパソコンにあった情報を入手し、スクープ記事を書きました。

ハンターバイデンは、父親の影響力を利用し、ウクライナと中国で事業を行い、多額の利益を得ていました。

また、ハンターのパソコンから、未成年少女との不適切な写真が大量に見つかりました。

しかし、アメリカの大手メディアは、一切このことを報道しません。

また、ツイッター社は、ハンターバイデンの疑惑についてのリツイートができないようにしました。

それに対して、トランプの疑惑については、あることないこと騒ぎ立てている始末です。

ただ、共和党の中にもエスタブリッシュメントでグローバリストがいます。

だから、大統領が共和党でも利権構造が崩れないわけです。

実際、共和党の中にもトランプの敵がたくさんいます。

アメリカにはフェアな言論空間はありません。ひどいものです。

ひるがえって、日本はどうでしょうか?

残念ながら、日本も同じような状況です。

テレビからしか情報を受け取らない世代は、洗脳され、おかしな政党に投票してしまいます。

まあ、自民党の半分くらいはおかしな人ですけどね。

これは戦争です。武器を使わない情報戦争です。

何が正しいかきちんと見分けないと、

ほんとに自分自身の首を締める羽目になってしまいます。

今日はちょっと暗い話でした。

長々と書いて、すいません。

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マルチタスクによる脳の疲れ

2020年10月25日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

今日は予告どおり②マルチタスクによる疲れを説明したいと思います。

マルチタスクとは、脳が複数のことを処理していることです。

たとえば、テレビを見ながら将棋を指しているとか、車を運転しながら電話をしているような場合です。

マルチタスクは、すごく脳を疲労させます。

疲れてくると、まず、自分で考えることをやめます。

そして、何かに抵抗する気力がなくなっていきます。

それから、だんだんと自己肯定感を奪っていきます。

かなり危険です。

なぜ、僕たちはマルチタスクをしてしまうのでしょうか?

それは脳が刺激を好むからです。

人間は同じことを続けていると飽きてしまいます。それで複数のことをやってしまいます。

また、複数のことをしていると、得をした感じがしますよね。

しかし、後述のように、全然得しません。

サセックス大学の認知科学センターに怖い研究があります。

それは、スマホやパソコンなどを、いくつも操作をすると、脳の構造が変わってしまうそうです。

脳の神経のかたまりである灰白質という部分が少なくなり、神経が働かなくなります。

そうすると、不安感が強くなり、うつや精神的な問題を抱える可能性が高くなります。

また、認知症の危険も高まるそうです。

一番の問題は、マルチタスクは生産性が下がることです。

複数のことを処理しているのだから、物事が早く進むように思われますが、40%も生産性を下げるそうです。

マルチタスクをやめて、できるだけシングルタスクにするのがいいでしょう。

シングルタスクとは、一つのことに集中して取り組むことです。

シングルタスクを成功させる秘訣は、短く時間を区切ってその時間は集中すると決めることです。

人にって、集中力に差があります。

だから、5分にするか一時間にするかは、その人によって異なります。

その時間だけは、一つのことに集中すると決める。

そして時間が来たら、別のことをする。

そうやって、常にひとつのことに取り組むようにします。

僕も、飽きやすい性格なので、なかなかシングルタスクができません。

同時進行で、何かやってしまいますね。

自分でブログを書いていて、なんですが、僕自身、シングルタスクできるように頑張りたいと思います。

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昨日のブログで言い足りなかったこと

2020年10月24日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

ブログって、ダラダラと書くとなかなか読んでもらえません。

だから、内容を思いっきり省きます。

でも、昨日、もう少し突っ込みたい部分がありました。

今日は、それを書いてみようと思います。

ポイントは2つあります。

1ネガティブの有用性と、2女性に対する悪口についてです。

まずは、ネガティブな感情の有用性についてです。

僕はどちらかと言うとポジティブな人間です。

しかし、それも問題があります。

というのも、ポジテイブすぎると、危機管理がうまくいかないからです。

たとえば、自動車を運転していますね。

気持ちよくて、どんどんスピードを出している。

全知全能、どんなにスピードを出しても、自分は運転がうまいから絶対事故はしないと思っている。

どうです。これだったら、完全にアホでしょ。

運転のほんとうに上手い人は、あの交差点から人が飛び出してくるかもしれないとか、

ネズミ捕りをやってるかもしれないとか、

そういうネガティブ要素を常に考えています。

でないと、痛い目にあいます。

だから、ネガティブな要素は、非常に役に立つんです。

危機管理として。

昨日、僕は物事について2つの解釈をすると言いました。ネガとポジ。

ポジティブだけでもうまくいきません。

だから、ネガの解釈は捨てないわけです。

ネガとポジを両方持っておくのがいいと思います。


もう一つは、男性が女性を貶めるような言動をする心理についてです。

昨日、好きな女の子にブスと言う話しました。

意外と、このような話は多いです。

たとえば、好きなアイドルに、ネットで悪口を書き込んでしまうのも、これに似ています。

特に、彼女が美人だったりして、高嶺の花の場合です。

きれいすぎて、自分の手には届かないと思っているんですね。

それで、悪口を言う。

そうすると、彼女がおとしめられて、低いところまで落ちてくる感じがします。

自分のところまでね。

それで、悪く言うんですね。

もう少し近い関係だと、ブスだ、ブスだと言って、自信喪失させる。

そうすると、自信がなくなって、彼氏が出来にくくなる。

それを狙っている場合もあります。

だから、ブスだと言うものの、本人は全然ブスではない場合が多いです。

そもそも、人があらかさまに悪口を言うときって、何か狙いがある場合が多い。

何かの利害だったり、嫉妬だったり。

だから、ありとあらゆる可能性を否定しないことが、大人の態度ですね。

いろんなところに策略が張り巡らされています。

言葉をそのまま真に受けていると、人にいいように操られてしまいます。

世の中はタフでなければ生きていけません。

ということで、明日こそ、マルチタスクの疲れについて書きたいと思います。

じゃあね。

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ネガティブな感情になったとき

2020年10月23日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

精神科医で臨済宗の禅僧でもある川野泰周さんが、疲れについて分類しています。

大きく2つです。

1、身体の疲れ

2、脳(心)の疲れ

身体の疲れは、わかりますよね。

スポーツや肉体労働をして、身体がヘトヘトになった状態です。

とにかく横になって休むことです。

問題は、脳の疲れについてです。

この脳の疲れについては、二種類あると川野さんはいいます。

①ネガティブな感情によるもの

②マルチタスクによるもの

今日は、①のネガティブな感情による疲れについて話しします。

僕たちの体には「疲労因子」があり、それはネガティブな感情と関係しています。

つらいことや嫌なことにあると、脳がもうやめてくれと信号を出します。

そのシグナルが出た時、活性酸素が出てきて細胞を攻撃します。

攻撃された細胞から、FF(ファティーグ・ファクター)という疲労因子が出ます。

この疲労因子が、脳に疲労を生じさせます。

しかし、ポジティブなときは、この疲労因子が出てきません。

つまり、楽しいときは疲労しないのです。

僕たちがネガティブな感情になりやすいのは、圧倒的に人間関係に関することです。

それもコミュニケーションのズレから起こることが多いです。

たとえば、ある言葉の解釈をめぐってです。

同級生の男の子が「ブス」って言ったとします。

その瞬間は、ムカッとします。それであとになって、私はブスなんだと悲しくなります。

でもね。

嫌な気持ちになるか、ならないかは、自分の気持ちひとつなんですよ。

つまり、自分の解釈次第なんです。

だから、ネガティブ解釈と、もう一つポジティブ解釈を用意するんです。

重要なのは、ポジティブに変えるのではなく、2つ準備することです。

決めつけないことが、大事です。

その「ブス」と言われたことについて考えれば、

「彼は私をブスだと言った」それで、ネガティブな気持ちになった。

でもね、人ってわからないよ。

「彼は私が好きだからそんなことを言っている」かもしれない。

そうやってポジティブ解釈を無理やりねじ込んでいく。

そして、この2つがあり得ると思うことです。

落ち込みやすい人は、嫌な出来事をずーっと考えています。

だから、それを断ち切らないといけません。

他人の気持ちって、自分の頭の中で考えても、まったく違うことが多いです。

実際、好きな子をブスだと言った男を、僕は知っています。

それで、女の子は自分はブスだと思っていました。

アホみたいな話ですが、そういうことってあり得るんです。

だから、ネガティブな感情に襲われたら、もう一つのポジティブの解釈を用意する。

それで、2つの解釈があると思って、そのことは忘れて前に進む。

そうすれば、嫌なことにとらわれないで、進んでいけます。

これは、僕が実際にやっている方法です。

まじでうまくいっています。

ネガティブな感情に陥らないと、タフな状態を維持できます。

疲れないからです。

試してみてください。

②のマルチタスクの疲れは、後で話ししますね。

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量子暗号について

2020年10月22日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

現在のインターネットや銀行などで、基本となっている暗号は、RSA暗号です。

1977年にアメリカのリベスト(Rivest)、シャミア(Shamir)、アドルマン(Adleman)の3名により発明されたました。

その頭文字を取って「RSA暗号」です。

簡単にいうと、素因数を使います。難しくはありません。

ただ、説明すると長くなるので、

興味のある方は、リンクを貼っておきますので読んでみてください。

RSA暗号について

しかし、このRSA暗号は必ず破られます。

どんなに長くても、計算可能だからです。

悪いやつが、スーパーコンピューターで計算すればですけどね。

しかし、東芝が絶対破られない暗号を開発しました。

量子暗号です。すごいです。

この暗号は量子である「光子」の性質を利用しています。

光子は、粒であると同時に波でもあります(二重スリット)

見ると性質が変わるんですよね。

送り手が光子で量子暗号を作り、それを送ります。

何事もなく受け手に届けば、その量子暗号で情報を得られます。

しかし、途中で誰かが覗くと、性質が変わって量子暗号は壊れてしまいます。

そういうわけで、量子暗号は理論的に絶対破られない暗号となるのです。

もし、これがブレイクすれば、東芝の復活も十分ありえるすごい開発です。

株価が上がる可能性もあるので、買っておいたほうが良いかもしれません(自己責任でね)

そして、この量子暗号については、中国も躍起になって開発しています。

しかし、中国の開発は怖くありません。

どんなに膨大な開発費があっても,誰かがポケットに入れるからです。

基本的に、スパイを潜入させて、日本の技術を盗むつもりです。

なので、パクられないようにしないといけません。

マジですよ。すごい技術ですからね。

絶対に破られない『量子暗号』そのメカニズム(2020年10月19日)

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