ネットで読んだのか、人から聞いたのか忘れましたが、
子供が風邪をひいて医者に行き、
「食欲はありますか?」とお医者様に聞かれたそうだ。
それで子供は「おかず次第です」と答えたそうです。
ハハハ、笑えますね。
これを聞いて、素直に答えるって、
こういうことだよなと思ったのを覚えています。
会話には文脈というのがありますので、
僕たちは、話の流れから、
質問者の意図を知らず知らずに読み込んでいます。
さっきの例だと、医者は病状の重さを知るために、
食欲があるかどうかを聞いたわけです。
しかし、子供はその意図が読めない。
食欲がありますか?と聞かれても、
おいしい食事なら食べるし、まずいなら食べたくないと思ったわけですね。
例えば、こんな感じの応答があったとします。
「性欲はありますか?」
「相手次第ですね」
「映画は好きですか?」
「内容次第ですね」
このように答えると、ちょっとシニカルな空気が流れてしまいますね。
質問の意図を読まずに、答えだけ準備していても、なかなか使い方が難しそうです。
「性欲がありますか?」と聞かれた場合、
相手がその質問をした意図は何なのか?
これを読み込んで、ピッタリの返答をするのが、大人というものですね。
でもね、美人にそのように聞かれたらさ、
何も考えないで「あるある」と答えてしまいそうです。
大人でもアホだから意図なんて読めません。
子供は美味しいおかずを想像し、僕は〇〇を想像するんでしょう。
欲望が人をアホにするんですね。
じゃあねー