和歌山県の資産家だった野崎さんが覚せい剤中毒で亡くなられた事件。
若い元妻が逮捕されました。
予想してたと思いますが、それはいいでしょう。週刊誌に任せます。
それよりびっくりしたのは(びっくりもしてないが)、逮捕の理由です。
警察が彼女のスマホの位置情報を解析したところ、
覚せい剤の売人と同じ場所にいたことが分かったそうです。
それが、覚醒剤取締法違反の逮捕の理由になりました。
2011年に個人情報保護ガイドライン改正があり、
令状があれば、捜査機関はドコモなどからGPS位置情報を取り出せます。
このことがすごく重要で、アリバイなどの嘘がつけなくなります。
スマホ持ってると、犯罪がばれる仕組みがあるわけです。
ところで、あなたのスマホ(基本androidですがiphoneもできるはず)
にグーグルマップのアプリがあったら、
ちょっと開いてみてください。
まず、検索バーの右にあるアイコンをタッチする(マイクの右側です)。
検索バーは上のほうにあります「ここで検索」って書いてる場所です。
そうすると上から三番目くらいにタイムラインってあります。それをタッチする。
一番上に今日とあります。それをタッチしてみてください。
カレンダーが出てきますね。
いつでもいいんですが、好きな日をタッチしてみてください。
検索バーの中にあるアイコン→タイムライン→今日→カレンダーの流れです。
地図上に、あなたがどこに行ったか表示されています。
あなたの移動したすべての場所が記録されています。
365日すべてです。
あなたの行動はグーグルに監視されています。
怖いでしょ。これが監視社会です。
ただ、いい部分は今回のような事件が解決する可能性が高まることです。
個人のプライバシーはなくなるが、社会の犯罪は少なくなります。
好きと嫌いに関わらず、僕たちはもうそういう時代に生きています。