フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

年越し前に 敵への愛

2009年12月31日 21時50分13秒 | 日々の出来事・雑記

 ガキの使いの「笑ってはいけないホテルマン」を見ている。面白い。笑いっぱなし。
 
 今年最後はニーチェの言葉でしめよう。

「自分の敵、自分の災難、自分の非行そのものさえ長くは深刻に考えることができないということ。それこそが造形し、模倣し、治癒し、忘却さえもさせる力を有り余るほど内に秘めた、強い充実した天性の目印なのだ。
 こうした人間は、他の人間だったら体内にもぐり込ませてしまうようなたくさんの蛆虫を、ただのひとゆすりでふるい落としてしまう。この種の人間においてのみ、(およそこの地上でそうしたものが可能とすればの話だが)、本当の敵への愛も可能なのである」
  

 では、よいお年を。

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川乗山

2009年12月30日 22時44分31秒 | 登山

 今日川乗山に行ってきた。正真正銘、今年最後の登山。すごくつかれた。今日はゆっくり寝よう。

 

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惣岳山・岩茸石山・黒山・棒ノ折山 

2009年12月23日 20時57分20秒 | 登山

 暮れのくそ忙しいときに、登山を誘っても誰も付き合ってくれないので、仕方なく一人で行く。少しきつめのコースを選ぶ。
 御嶽駅⇒惣岳山(756)⇒岩茸石山(793)⇒黒山(893)⇒棒ノ折山(969)⇒奥茶屋⇒上日向(バス停)⇒川井駅
 多分、歩行距離は16キロメートル。

 

 

 

  ほとんど始発の五時半の電車に乗って、御岳駅に着いたのが七時半。よーし、頑張るぞ。

 

  

 

 一時間半くらい登るともうすぐ惣岳山だ。
 誰もいなくてすごく静かだ。
 ミシッ、ミシッと音がするからお化けかと思ったが、古い木が折れそうになっていた。

 

 

 

 惣岳山の頂上。9時20分。思ったより時間がかかった。
 頂上には青渭神社がある。立ちションしてしまった。
 バチがあたると悪いので、一応、お参りする。

  

  

 

 惣岳山の頂上からすぐ急坂がある。ロープが張ってあるくらいきつい坂だ。恐る恐る下る。

 

 

 

 岩茸石山の頂上。ここで少しコーヒーを沸かして休憩。出発が10時15分。

 

 

 

 岩茸石山から棒ノ折山まで4.5キロくらいある。まだまだ、遠い
 今は10時半だから、昼まであと1時間半くらい。
 少しあわてて、飛ばす。
 汗がだらだら出てきたが、かまわず飛ばす。とにかく飛ばす。
 

   

 

 11時半に黒山到着。
 そこで休んでいた登山者にこれから岩茸石山にいくのですが、どんな感じの道でしたかと訊かれた。
 「うーんきついですね」と答えた。
 

  

 

 やっと、棒ノ折山に到着。12時05分。昼を少し回ってしまった。山頂手前に丸太の階段が延々と続いていたので、すこしばててしまった。
 山頂は広くて景色もよくなかなかの場所だ。人も多い。みんなわいわい楽しそうにお昼を食べている。私はさみしくおにぎりをほおばり、お湯を沸かしてカップラーメンを食べる・・・がお湯を沸かしているときに割り箸を忘れたことに気づく。急いでその辺にある枝をナイフで削って即席の箸を作る。完全にサバイバーになってきた。
 12時40分に休憩を終わらせ、下り始める。

 

 

 

  

 

 けっこう、このコースは急な下りだ。もしこちら側から登ったらかなりきついに違いない。急な下りが終わると、長い間、わさび畑が続く。なかなかのものだ。

 

  

 

 わさび畑を通り抜けると、奥茶屋キャンプ場につく。登山道はここで終わり。ここからは舗装の道になる。この時点で13時50分。大体、頂上から1時間強でここまで下って来れる。川井駅まで5.2キロである。疲れてきたけど頑張ろう。

 

  

 

 途中の帰り道は民家が連なっているが、それぞれの家が工夫をしてクリスマスのイルミネーションを飾っている。夜は非常にきれいだと思う。この辺のイルにネーションは観光の一つになっているとのことだ。近くの人は楽しいだろうと推測する。

 

 

 

 

 一生懸命、まき割りをしているのに、いろいろ訊くために話しかけてしまった。非常に親切な人でいろいろ教えてくれた。ちゃんとポーズをとって写真撮影にも応じてくれた。その節はどうもありがとうございました。

 

 

 

 

 あんまり暇なので、自分で自分の写真を撮る。道の真ん中で大の字になって写真を撮っても誰も来ない。話し相手もいない。しかし、私は孤独に強い。しょうもない遊びをいつも考える。そういうくだらないことも、また一つの楽しみだ。

 

 

 

 

 

 何とか川井駅に到着。15時05分。今回は、多少、長めの行程だったので、暗くなることも覚悟していたが、思ったよりはやく着いてしまった。もっとゆっくり景色を楽しんでもよかった気がする。
 それにしても疲れた。ちょっと急ぎすぎたかなぁと思う。でも楽しいコースだった。

 

 

 

 

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先入観についての小話

2009年12月22日 22時19分45秒 | 社会・政治・思想哲学

 精神病院の浴室で、一人の患者が浴槽に釣り糸を垂れていました。通りがかった医者が、患者に声をかける。

 「どうです、釣れますか?」


 すると患者は答えた。


 「釣れるわけがないじゃないですか。ここは風呂場ですよ」

 

 医者が患者に冷や水を浴びせられ、思わず笑ってしまう話だ。
 
 医者が考えている「すべての精神病者は頭がおかしい」という前提が問題であっある。
 
 中には物事を客観視できる精神病者もいる。
 
 この先入観というものはなかなか厄介である。

 歳を重ね経験が豊富になってくると、物事に対する予測が容易になってくるが、その反面、先入観が強くなり物事を固定的に捉える。
 
 小さい子供は経験が無い分、物事をありのままにとらえ、それを容易に受け入れる。

 

 

 

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本仁田山

2009年12月19日 22時21分15秒 | 登山

 今年最後の登山は川乗山にしようかと思っていたが、今の時期は日が短いし、暗くなると足元が怖いので、川乗山コースを短くした本仁田山にする。本仁田山は登りがきつく、いいトレーニングになる。

 

 

  

 

 奥多摩駅前を右に進み、北氷川橋を渡ると、一番左の写真の案内がある。案内にしたがって、道なりに舗装された道路を40分くらい歩く。坂が思ったよりきつい。

 

  

 

 安寺沢のワサビ田の隣に民家があってそのわき道を通って登山道に向かう(左の写真)。登山道に入るとすぐ乳房観音がある(右の写真)。

 

  

 

 急登りの大休場屋根を登る。自分のペースで登らなければすぐにばててしまう。薄着でたいした荷物を持っていない若者が、ヒョイヒョイと登っていったが、すぐに疲れてしまったらしく、結局私たちが追い抜く。自分のペースで着実に登るのが一番はやい。真ん中の写真は霜である。霜はシャキシャキして意外と歩くのに邪魔にならない。

  

 

 本仁田山の頂上。女の子が霜をいじくっている。よっぽど珍しいのか。右の写真は、何だろう、ちょっと小高いところに置いてあった丸い石である。もしかしたら何かの墓かなぁとも思ったが、よく分からない。

 

  

 

 コブタカ山付近の写真。霜がすごいし、すごく寒い。昼に豚汁を飲んで温まったと思ったが、寒くて体の芯から冷える。このままじっとしていたら奥歯がガクガクするくらい冷えてしまう。

 

  

 

 くだりの風景。下りはすいすいで楽だ。しかし、事故が多いのは下りらしい。注意を要する。

  

 

 同じく、下りの風景。下を見ると足がすくむ。視覚は恐怖を呼び起こす。恐怖に打ち勝つためには想像しないこと。それしかない。


 

 

 熊野神社でお湯を沸かしてコーヒーを飲む。おいしかった。
 今年最後の登山。本当に楽しかった。体も丈夫になった。来年もまた登ろう。

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川沿いをジョギング

2009年12月18日 23時11分54秒 | 日々の出来事・雑記

 

 ジョギング中、雲が不思議な感じになっていたので、写真を撮った。

 夕日が雲に反射して下の部分だけ黄金色になって、雲の上の部分はよどんだ感じになっている。
 

 

 

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陣馬山

2009年12月13日 21時57分57秒 | 登山

 今年、二回目の陣馬山登山。前回は初雪の陣馬山だったが、今回はどうか。
 この山は登りやすく、景色もきれい。
好きな山だ。

 

 

 今回は藤野駅からの順路で登る。

 

 

 さざんか。この時期、唯一咲いているといってもいい花。
 
 さざんか、さざんか、咲いた道 
 焚き火だ、焚き火だ、落ち葉焚き
 あーたろうか、あたろうよ
 霜焼けお手々がもう痒い

 と思わず歌ってしまう。

 

 ブナの落ち葉である。今回は、図書館から「身近な樹木ウォッチング」という本を借りてきて、木の名前を覚えようと頑張ったが、歩きながらなので、多くの木を確認することはできなかった。何とかブナ、ミズナラ、カシワの木を覚えてきた。

 

 

 陣馬山の頂上。曇りで富士山は見えなかった。別に富士山くらい見れなくても問題はない。携帯コンロでお湯を沸かしカップラーメンを食べた。すごくうまかった。ただ、あんまり寒くて食べているうちにだんだんラーメンが冷めてくる。それでも暖かい食べ物はうれしい。

 

 陣馬山の頂上付近の登山道はなぜか泥でグチャグチャしている。前回もそうだったし今回もそうだった。前回は雪のせいだと思っていたが、どうも違うみたいだ。
 どうやら、トレイルランニングのせいらしい。トレイルランニングは、山岳路をランニングで駆け抜ける競技である。
 高尾山~陣馬山のコースがある。よくやるね。

 

 

 登山者がそこを通るとき、石を積んでいくということだ。理由はよく分からない。書いてあるのもよく読まなかった。ただ、気分的に石を置いて通り過ぎる。

 

 

 いつも下りは調子がいい。もうすぐふもとだ。相模湖が見える。

 

 

 

 与瀬神社からの急な階段を私が慎重に下っている。足を滑らせたら死にそう。すごい階段。

 

 

 さざんか、さざんか、咲いた道。

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高田さんっていつも顔がふざけていますよね

2009年12月12日 23時13分40秒 | 日々の出来事・雑記

 中居正弘が高田延彦に「高田さんっていつも顔がふざけてますよね」と言ったらしい。思わず笑ってしまった。
 中居君もおもろいことをいうなぁと思う。

 
 いつも高田延彦を見るたびに、少しだけ違和感があったがそれをうまく表現してくれた感じである。
 高田本人は、いたって真面目である。真面目すぎるくらいである(と思う)。だが、たしかにふざけている感じがある。あれは何なのだろうか。彼が一生懸命やればやるほどふざけた感じの顔になる。
 正確にいうとふざけているというより、すこし芝居がかっている。その感じが滑稽さを生み出している。

 

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御前山登山

2009年12月06日 23時00分00秒 | 登山

 御前山(ごぜんやま)は、東京都西多摩郡奥多摩町、檜原村の境界、奥多摩山域にある標高1405mの山。大岳山、、三頭山と共に奥多摩三山に数えられている。
 遠くから見た山容・姿が美しく、カタクリの自生地として有名である。
 奥多摩駅からバスで奥多摩湖へ行く。

 

 

 

 朝の奥多摩湖。小河内ダムの堤体の上から撮影する。そこを渡って御前山の登山口に向かう。

 

 

 
登山口を登り始めてすぐに展望台がある。そこからの景色。

 

 登り始めて早々に急な上り坂になる。昨日の雨のせいでよくすべる。落ちたら確実に死ぬんじゃないかというくらいの急坂だ。すこし怖い。手を使わないと登れない。だから10分くらいすると軍手が真っ黒になる。
 「山と渓谷社」の解説によれば、ここは一気に高度差200メートルまでになる急坂らしい。ところどころロープが張ってある。非常にありがたい。

 

 

 急坂を登りきったところで少し休憩する。このコースは奥多摩湖を見ながら登っていくようだ。

 

 

 霧の中を歩いていく。幻想的。

 

 

 登り始めて1時間半くらいでサス沢山に到着する。サス沢山からの景色はなかなかのものだ。

 

 

 サス沢山から1時間半くらい登ると、惣岳山の頂上に到着する。惣岳山の手前はかなりの急坂で気をつけなければならない。
 しかし、ここまでくれば、もう少しで御前山の頂上である。

 

 
 
 御前山の頂上である。ここで昼飯を食べる。早速、先日購入した小型のガスバーナーコンロを使う。お湯が沸くのがすごくはやい。

 

 

 御前山の頂上から少し下ると、避難小屋がある。中はさっぱりしてとてもきれいだ。ここで泊まれるらしい。
 それにしても、ぜひ泊まりたいと思うくらいきれいな避難小屋だった。

 

 

 

 くだりの途中の景色。なかなかのものである。ただ、山のところどころにハゲているところがある。

 

  

 

 地元の人になぜこのように禿山にしているのかと尋ねたら、スギ花粉対策で、杉木を伐採しているとのことだった。
 

 

 
境橋のバス停。これで帰る。ちょうどタイミングよくバスが来る。

 

 

 

 夕方の奥多摩湖。朝よりもきれいに見える。
 右の写真は伐採した杉を運んでいるヘリコプター。

 

 多分、この御前山登山は今年最後の山登りだが、12月の山登りは意外と快適である。来年は正月早々を予定している。冬山も日の落ちる時間を注意して、余裕をもって登ればなかなか楽しい。

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