シュガーコートという言葉があります。
ちょっと聞きなれない言葉かもしれません。
本来の意味は、薬とかお菓子を糖衣することです。
食べやすくするために、表面を甘ーくするんですね。
また別の意味で、難しい話をやさしくしたり、具体例を使って分かりやすくすることをいう場合もあります。
僕はブログを書くときは、基本的にシュガーコートを意識しています。
甘ーく食べやすくしないと、誰も手を付けてくれませんからね。
この意味から派生して、どぎつい表現をやんわりとぼかして表現する、という意味もあります。
たとえば、トイレをお手洗いというのは、ある意味シュガーコートですね。
別にトイレに手を洗いにいくわけではありませんから。
表現というものは、過激であればあるほど、人の目を引くものです。
しかし、過激な表現というものは、人に不快感を与えるときがあります。
だから、そのバランスが重要です。
逆にシュガーコートを外して、あえてどぎつくして成功した例もあります。
少年漫画の永井豪さんです。
それまでは手塚治虫さんとかが、やんわりとエロを表現していたのに対し、
永井豪さんは、エロい女性を過激に描き始めました。
ハレンチ学園とか、けっこう仮面とか。
けっこう仮面はかなり過激です。
子供ながらやばかったです。おっぴろげジャンプですよ。必殺技が。
まあ、砂糖のまぶされた甘いお菓子だけではなく、
たまにはカラムーチョが食べたいときもあるので、過激さが成功するのもうなずけますね。
程度問題ですが。