フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

危機的状況に対応するために覚えておくべき「3の法則」

2013年07月10日 08時58分24秒 | 身体・健康・筋トレ

  体の危機に対して、覚えておくべき法則がある。「3の法則」というものだ。
 
 まず、人間は酸素がなくなると3分で死んでしまう。それ故、仲間の呼吸が止まったら3分以内に何らかの処置をしなければならない。
 
 次に、人間は風、雪、砂漠の太陽などの厳しい気象条件に、3時間以上さらされていると、深刻な状態に陥る。だから、早めにシェルターなどに逃げ込まなくてはならない。
 
 また、人間は発汗、呼吸、排尿、排便などによって失われた水分を補給するために、3日以内に水を必要とする。
 
 さらに、疲労によって体が衰弱するのを防ぐために、3日以内に睡眠をとらなくてはならない。
 
 最後に、体の栄養を補給するために、3週間以内に食事をとらなくてはならない。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熱中症を予防する水分補給

2013年07月08日 08時47分44秒 | 身体・健康・筋トレ

 今日も熱い。外に長くいると熱中症になってしまう。
 長時間にわたって大量に汗をかいたときに真水を飲むと、電解質のバランスが崩れて、低ナトリウム血症を引き起こす。症状は、めまい、吐き気、けいれんなどである。
 対処法は、休息と真水ではない水分補給だ。
 この症状を改善するために、世界保健機構(WHO)が薦める飲み物を紹介しよう。
 ・1リットルの水 ・砂糖、小さじ二杯 ・塩、小さじ二分の一 、以上をよく混ぜて飲む。
 簡単な飲み物だが、効果は抜群だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「何かにハマる」ことの必要性と危険性

2013年05月15日 08時59分21秒 | 身体・健康・筋トレ

 英語に「addictive」(アディクティブ)という言葉がある。日本語にすると常習癖、中毒性、病みつきになる、ハマるなどの意味だろうか。
 アディクティブがひどくなると「dependence」(依存症)になる。
 タバコ、アルコールなどの嗜好品だけではなく、よく売れる優れた商品には必ず中毒性がある。リピーターはその商品にハマッてしまった常習者である。
 この中毒性はドーパミンに関係している。ドーパミンは神経伝達物質である。その役割は人を心地良い気持ちにさせ、行動をうながすことである。気持ちがいいからある行為を繰り返す。
 老化するとこのドーパミンが不足する。すると新しいことに挑戦し、新たなことを習慣化することが無くなる。周囲に対する興味を失い、行動範囲が狭くなる。そして運動量も減って体が動かなくなる。だから、老化したくなかったら何かにハマることが大事になる。
 ただ、思いつくだけでも2つ問題がある。
 1つは、病みつきになるものには何かしら不健全なものが付きまとうことである。人は健全なものにはあまりハマらない。
 もう1つは、ドーパミンはある行動を繰り返し、かつより強いものを求めることである。だから、ハマればハマるほどどんどん強い快楽を求め、依存症になりやすくなる。
 人にものを売り込もうとする人間は、常にこの中毒性の有用性と怖さを自覚しておく必要がある。例えば、麻薬である。麻薬が儲かることは、言うまでもないが、依存症になれば社会問題になる。パチンコなんかもそうだろう。
 人を惹きつけるものは、楽しいが危険なものなのである。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴールデンウィーク中の登山

2013年04月30日 08時40分36秒 | 身体・健康・筋トレ

 4月27日に雲取山、4月29日に両神山に行ってきた。両日とも天気が良くて、気持ちが良かった。どちらの山も何回も登っているので、写真は撮らなかった。だから、写真はアップしない。
 今年に入って、新しいパソコンをいじりまわすのが忙しくて登山に行く回数が減ってしまった。少し脂肪がついてきて体重は増えたが、トレーニング自体は毎日欠かさずやっているので、体力は落ちていないと思っていた。しかし、トレーニングと実際に山に登るのは全然違う。日帰り登山にもかかわらずかなり疲れてしまった。
 ゴールデンウィーク後半は、縦走登山に行くつもりだが、大丈夫だろうか。すこし心配。

 かなり節制して同年代の人間より丈夫で健康だと思うが、それでも少しづつ体が衰えてきているのがわかる。自分の体の変化を敏感に意識しているからこそ、それがよく分かる。ただ、衰え自体はそれほど悲しいことではない。アンチエイジングという戦いは、どんな者も必ず負ける。単に遅らせることに成功するだけだ。しかし、負けることがわかっていても戦い続ける姿勢が大事なのだと思う。
 やっぱりきつい状況に自分をもっていくと、辛いが楽しい。性格的にそういうのが好きなんだなぁと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変性意識について

2013年04月23日 23時47分11秒 | 身体・健康・筋トレ

 オウム真理教の信者の洗脳を解いたことで有名な苫米地氏によれば、変性意識とは、臨場感を感じている世界が物理的な現実の世界ではなく、映画や小説といった仮想世界にある状態である、という。
 ちょっと難しい言い回しだが、簡単にいえば、意識が妄想の世界にいっている状態をいう。脳機能学者の苫米地氏らしい言い回しである。脳の内部で起こっていることを基準に定義している。

 私が問題にしている「変性意識」はもう少し限定的だ。
 すなわち、変性意識とは、自己保存本能が低下した状態をいう。もう少し簡単にいうと、死ぬのが怖くない状態である。頭がぶっ飛んだ状態だ。
 
 私たちは、状況が整えば、思ったより簡単にこの変性意識状態になる。
 例えば、記憶に新しいのは、東日本大震災で、自分の命が危ないにもかかわらず、高台への避難を呼びかけた防災放送担当の女性職員である。この女性職員は、完全に自己保存本能が低下している。このような危機的状況では、変性意識状態になりやすい。
 また、飲酒、麻薬摂取、瞑想、音楽、映画、小説、洗脳などでも変性意識に陥る。
 男は戦争の時に変性意識になりやすく(特攻隊など)、女性は育児をしているときに変性意識になりやすい(自分の命より子供を優先)。
 
 この変性意識は、宗教とも密接に関連している。宗教は個人をこの状態にもっていくための装置になっている。宗教は命の大切さを説きながら戦争を否定しない。むしろ、戦争を増長する。キリスト教とイスラム教の争いを考えれば明白だろう。
 
 もし、人間が自己保存本能を優先する遺伝子しか持っていなければ、子供を育てることはできず、簡単に滅びてしまうだろう。また、戦争で自分の命を投げ出し仲間を守る人がいなければ、敵からの侵略を防ぐことはできない。
 この世には自分の命より大切な価値がある。私たちは、その価値を守る本能が備わっている。その本能を呼び起こすのが、「変性意識」である。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サッチャー元英国首相の死去、認知症と体の糖化、そして足の衰えとの関係

2013年04月09日 09時01分25秒 | 身体・健康・筋トレ

 サッチャー元英国首相が亡くなられたそうだ。87歳だから大往生といえるだろう。ただ、晩年は夫の死も忘れるほど認知症が進行していたそうだ。
 老年期の衰えは、まず足の衰えとして現れる。足が衰えて行動範囲が限定されてくると、内臓機能や血管が衰え、認知症となる。
 最近の研究によると、認知症の原因は体の糖化にあるといわれている。本来、脳の老廃物を取り除く機能が、体の糖分を取り除くことに使われ、脳に老廃物がたまり、認知症になる。このように糖尿病と認知症は深い関係がある。
 糖尿病は、食事と運動不足が原因である。
 だから、糖尿病の予防は食事制限と運動で行う。基本的に認知症の予防も同じである。
 しかし、その時、足が衰えていては、運動ができない。というか、順序が逆かもしれない。足が衰えて運動ができず、体の糖分が処理できないことで認知症が進むという流れである。
 
 老化を防止するためには、足を鍛えろというのが私の持論であるが、言うは易く実行は難しい。
 というのも、私たちは足の衰えを気づきにくいからだ。今度、自分の歩いている時の筋肉の使い方をよく観察してみるといい。いろんな部位を使ってバランスを上手とって歩いている。私たちの体は本当に機能的にできている。
 同じ筋肉だけ使っていると、すぐヘタってしまい、長く歩くことができない。だから、いろんなところに力を分散させて歩く。それゆえ、筋力がかなり衰えても十分歩くことができる。だから、衰えに気づきにくい。あっと思ったら、ふらふらトボトボし始める。そうなったら、もう手遅れに近いわけである。
 
 走るという動きの中には、飛んで両足を地面から離す瞬間がある。
 歩く動きには、片足で立つ動作がある。
 立つという行為は、両足で体を支えることである。
 飛べなければ、走れない。片足立ちができなければ歩けない。両足立ちができなければ、寝たきりである。このように衰えには順序がある。
 歩くことについていえば、片足で安定した状態が保てなければ、歩幅が短くなり、とぼとぼとした歩きになる。しかし、片足で体を支えられる筋力が十分にあれば、歩くことは簡単だ。だから、きちんと歩くためには片足で体を支えるだけの筋力をつけることが必要となる。それには単にウォーキングだけするのではなく、筋力を衰えないようにするための工夫が必要である。たとえば、スクワットや腿上げなどである。
 認知症になりたくなかったら、体を動かすことである。べつに特別なことではない。しかし、続けることは難しい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小さくはじめ習慣づける

2013年04月02日 08時45分03秒 | 身体・健康・筋トレ

 誰でも自分を変えたいと思うことがあるだろう。ただ、自分を変えるということはどういうことなんだろうか。
 人間は自分一人で存在することはできない。自分という人間は他人との関係の中で生まれる。つまり、一人で頭のなかで考えていてもだめである。私たちの性格というものは、人との関係の中での行動によって評価されるわけである。とすると、自分を変えるというのは行動を変えるということである。
 しかし、依存症のような癖になった行動を変えるのはなかなか難しい。また、本来おとなしく人見知りする人が一瞬だけ騒ぎ立てて自分を変えたとしても、長続きしない。だから、自分を急に変えるやり方はやめたほうがいい。
 では、どうすればいいか。
 自分を変えるには、まず小さくはじめることが大切である。理由はいくつかある。小さくはじめたら成功しやすいということである。成功体験を積み重ねる事ができる。もちろん、簡単なことだから、すぐには自信につながらないが、失敗した時の挫折感を味わうことはない。
 また、そのことにかけるエネルギー量が少ないから、持続して行うことができる。それ故、習慣化しやすい。
 そして、ゆっくりとした変化は、長続きする。例えば、ダイエットについて考えれば、急にしたダイエットはリバウンドしやすいが、三年かけて行ったダイエットにリバウンドはない。
 自分を変えようと思ったら、小さくはじめ習慣づけることが、結局、近道となる。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏こそ肉を食べよう

2012年07月18日 08時40分43秒 | 身体・健康・筋トレ

 連休に北岳に行ってきた。それについては、後でブログで書こうと思っている。

 北岳は日差しが無くて寒いくらいだっだが、東京は、嫌になるほど暑い。
 暑くなると食欲が減ってくる。それで麺類ばかり食べる。しかし、肉や魚などのタンパク質もきちんととらなくてはいけない。
 
 まず、肉や魚を食べると、免疫力が低下しない。免疫力は自然治癒力だが、免疫力の中心として働いているのは抗体である、抗体はタンパク質でできているので、タンパク質をとらないとだんだん免疫力が低下してくる。
 意外と、夏は病気になりやすい。それは、暑くて食欲がなくなり、タンパク質の摂取量が減ってくることが、1つの原因である。


 また、肉や魚にはトリプトファンという必須アミノ酸が豊富に含まれている。トリプトファンはセロトニンの材料である。セロトニンは神経伝達物質で、精神を安定させる効果がある。だから、憂鬱な気分を吹き飛ばすためにも、肉と魚をきちん取らなくてはならない。


 そして、赤身の魚や肉には、カルチニンというアミノ酸が含まれている。カルチニンには体脂肪を燃焼させる効果がある。体脂肪を燃やすためにも、肉や魚をとった方がいい。勘違いしやすいのは、夏は冬に比べ代謝が悪い。なぜなら、冬は寒くて体の熱をたくさん作らなくてはならないからである。
 だから、夏に食べ過ぎると太ってしまうことになる。
 それゆえ、アイスクリームやジュースなどの過剰な糖分を控えて、肉や魚をとるほうがいい。


 
 暑かったり歳をとったりすると、運動量が減ってきて筋肉を使わなくなる。それで、魚や肉の摂取量が減ってくる。だから、意識して運動しなければならない。運動して体がタンパク質を欲するようにすることが、若さを保つ秘訣である。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

依存的体質を直そう

2012年07月04日 08時15分35秒 | 身体・健康・筋トレ

 消費税増税は、今までの借金を返すということより、これから増大する社会保障費をまかなうためである。 
 もし、高い保険料を払っているのだからちょっとした病気でも医者にいかなければ損だと考える人ばかりだったら、医療制度は早晩破綻するだろう。 
 北欧では、寝たきり老人という人がいないらしい。なぜなら、歳をとって寝たきりになったらそのまま死んでしまうからである。動かなくなったら死ぬだけで、過度の治療はしない。
 日本は自殺が多いが、自殺の7割くらいは40から50の中年の男性である。そのほとんどが健康問題に関係している。
 何回もいうが、医者に行っても健康は絶対維持できない。医者は悪くなった体を事後的に緩和するだけである。健康な体を維持するには運動をして食事を制限をしなければならない。できるだけ刺激物は取らない。酒を飲んで、タバコを吸って、運動もしなければ、40,50になれば必ず体を壊す。
 私は、酒をほとんど飲まないが、酒を飲んだつぎの日は、信じられないくらい体の調子が悪くなる。毎日その状態で仕事をしていたら、ハンディキャップを負わされて仕事をしているようなものだ。
 なんでもかんでも保障、保障、保障ではなく、現代人の依存的体質を根本から変えなくてはならない。どうしてそんな単純なことが分からないのかなぁと思ってしまう。
 今日はちょっとイライラ感が全面に出たブログだった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシアの格闘技 システマ 

2012年06月15日 00時28分36秒 | 身体・健康・筋トレ

 システマは、ロシアの軍隊で使われている格闘技である。最強という人もいる。ただ、どちらかというと、相手を殺傷するのではなく、争いを終わらせるための格闘技だ。
 破壊の否定、衝突せず、相手の力を使う。その意味で、日本の合気道に似ている。
 
 システマは、呼吸法により恐怖心を克服する点が特徴的である。呼吸法により痛みも克服する。打撃をあえて受けているのも、痛みを無くするための練習である。
 
 型がないので、日本の空手などとは明らかに違う。
 
 ダンスの必修化も悪くはないが、このシステマを体育の授業で必修化したらどうかと思ってしまう。そうすれば、ナイフによる通り魔がやってきても、簡単に対処できる人間が街にあふれるだろう。
  

Russian Systema hand to hand fighting masters.



ストレス、パニックを消す!最強の呼吸法 システマ・ブリージングストレス、パニックを消す!最強の呼吸法 システマ・ブリージング
北川 貴英
マガジンハウス
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする